「こちらブルームーン探偵社」

第1話「殺し屋から依頼が」

GUNFIGHT AT THE SO-SO CORAL

ビデオ版タイトル「So-So牧場の決闘」(第4巻第1話・CICビクタービデオ)

[今回の依頼者] ファーリー・ライ(男性)
[ 今回の依頼 ] 長年音信不通の息子を捜してほしい
[ 今回の報酬 ] 10000ドル
   
[ あらすじ ]

マディの出社第1日目。
渋滞に巻き込まれ、出社時刻を大幅に回ってオフィスに辿り着いたマディは、11時になるというのに仕事もせずに暇潰しをしている社員や、依頼人の影もないオフィスにガッカリする。
探偵社をやるなんて間違った選択だったと嘆くマディを安心させる為、11時半に依頼人が来ると嘘をついたデーヴィッドは、やおらオフィスの外に走り出し、リージェンシー探偵事務所の待合室にいたライ氏を強引な手口でブルームーン探偵社へ案内することに成功する。
ライ氏の依頼は長年音信不通になっている息子を探し出して欲しいというものだった。但し、息子・マイケルは悪の道に染まっているという。
早速、捜索に取り掛かったマディとデーヴィッドは、程なくしてマイケルが bPの殺し屋だと知る。
更に、マイケルの父ファーリー・ライは14年前に死亡していることが判明。
ブルームーン探偵社へ現れたライ氏はフランクリン・テートという有名な殺し屋だった!

 

[ 結末まで分かるストーリー紹介 ]

息子探しのはずが、殺し屋の標的探しに利用されたのだと気付いたマディは、ファーリー・ライことフランクリン・テートに人間的な魅力を感じていただけに、激しくショックを受ける。
しかし、テートの目的は現在のbPを倒して自分がまだまだやれると証明することではなかった。
互いに銃を撃ち合っての攻防の末、軍配はテートに上がる。
テートに銃口を突き付けられたマイケルは涙ながらに命乞いをする。
かつて「bP」と呼ばれた殺し屋フランクリン・テートは、病気で自分がもう長くないことを自覚していた。
独り身の自分にもし息子がいるとしたらマイケル・ライのような殺し屋になっていただろうと考えたテートは、長年「1」の看板を背負ってきた者として、その苛酷な生き様を話し、息子のようなマイケルに足を洗えと言うために彼を探していたのだ。
事が済み、1人去って行く「男」の後ろ姿を、マディは笑顔で見送るのだった。





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