第90話「報酬」(2005/3/1 放送)
Just Rewards

今回の主役はエンジェルとスパイク。スパイクに引っかき回されてエンジェルはイライラ。でも、イラついてる姿もカッコ良い(笑)。
エンジェル、ウェスリー、ガン、フレッド、ローン、ハーモニー、スパイク登場。

W&H(エンジェルのオフィス)(DAY、以下D)
一体スパイクに何が起こったのか?
「19日前のサニーデール」とありますが、スパイク的にはタイムラグはないはずです。サニーデールで消滅していく感覚を味わったと思ったら、次の瞬間、見知らぬ場所に立っていたという感じ。

19日前のサニーデール
「バフィー」第144話(第7シーズン最終回)「選ばれし者」の一場面

スパイクの胸のアミュレット(お守り)が眩い光を放ち、圧倒的なパワーで敵を滅ぼす光景が映し出されていますが…これだけで分かるのでしょうか?(^^;)

実はこの不思議なアミュレットは「エンジェル」第88話(第4シーズン最終回)「家族」でエンジェルがW&Hのライラから手渡された物でした。
「魂を持った、人間より強い戦士だけが使える」というアミュレットを携えバフィーの元を訪れたエンジェルは、「バフィー」第144話「選ばれし者」でバフィーに協力を申し出ますが、断られてしまいます。結局、アミュレットをバフィーに託してエンジェルがロスに戻った後、バフィーはそのアミュレットをスパイクに渡します。やがて、時が来て突然光を放ったアミュレットはスパイクもろとも悪を滅ぼします。
結果的に世界はスパイクによって救われたのでした。


W&H(エンジェルのオフィス)(D)
エンジェルの姿を認め、突如襲い掛かるスパイク。
サニーデールで自分が消滅する感覚に襲われた直後に高層ビルの一室で見知らぬ面々に囲まれたらパニックに陥るのも当然ですよねぇ。
それなのに、エンジェルのことだけは目にした途端に認識して、しかも襲い掛かろうとする辺り、相当根深い恨みつらみが…(^^;)。
物体をすり抜けてしまい、「ありゃ?」という感じのスパイクが笑えます。
どうやら彼の実体は滅んでいるようですね。
スパイクとバフィーは恋人という甘い関係ではなかったように思いますが、お互いに惹かれ合う部分があったことは否めません。
エンジェルは認めたくないでしょうが(笑)。
だって…ねぇ。ヴァンパイアが恋人ではバフィーが幸せになれないと思って身を引いたのに、別のヴァンパイアがちゃっかり彼女の隣にいるなんて面白いはずないですよねぇ。
私だって面白くないです。
バフィーのお相手が誰であれ、ヴァンパイアだけは選んでほしくなかった。
サニーデール滅亡後、バフィーはヨーロッパに居たことが判明。
「最後に話したときは」ということは、エンジェルはバフィーに会いにヨーロッパへ行ったのですね! やっぱり彼女が心配だった、と。しかし、そこでもすげなく追い返されていそうです(苦笑)。
移動にはW&H社専用機を使ってたりして(笑)。
エンジェルはスパイクが以前からバフィーに手を貸していたことも知っていたようですし…ロスでの仕事の合間にバフィーチェックをしていたのでしょうか。
私の中では今でもエンジェルとバフィーこそが“運命の恋人”です。
エンジェルにとってはバフィーが、バフィーにとってはエンジェルが、たった一人の運命の相手だと思っています。
たとえこの先、二人が一生結ばれることはないとしても、です。

スパイクとバフィーのことを知ったハーモニーのリアクションが面白かったです(笑)。
「やけにあの子にこだわってるとは思ってたけど…。もう…。そんなのって…。もう…っ。(部屋から出て行こうとするハーモニー)(突然、立ち止まって振り返る)私…っ。…もうっ!(結局そのまま部屋から出て行く)」
そんなハーモニーを側で見ていたローンのリアクションも面白かったです(^^)。
(スパイクはドゥルーシラと別れた後、一時期ハーモニーと一緒に暮らしていました)

W&H(研究室)(D)
フレッドによって、スパイクは幽霊ではないと定義付けられます。
つまり、正体不明。
スパイクに魂があることをバフィーから告げられたときのエンジェルは…

B:「前とは違う。彼は変わったのよ。魂があるの」
A:「ああ。…そう」
B:「何よ」
A:「そりゃいい。今や皆魂を持ってる」
B:「彼は変わった」
A:「けど、俺が1番に魂を手に入れたんだ。それこそ…流行り出す前からね」

…と、子供っぽい反応を示していましたが、どうやら相当気に食わないようですね(苦笑)。

W&H(ロビー)(D)
派手な覆面を着用した郵便係とすれ違うエンジェル。
よく目立つのですが、あの覆面には何かイミがあるのでしょうか…。

エンジェルにまとわりつくスパイク。エンジェルは心底鬱陶しそうです(笑)。
時々「スパイクって本当はエンジェルのこと好きなんじゃないの?」と思うことがあります。
ずっとくっついて嫌がらせしているわけですが、構ってほしくて仕方がないという感じもします。

ロビーを平然と歩くグロックスラーを発見して驚くエンジェル。
いい加減、事務所内にいる悪魔はクライアントだと気付いても良さそうなものですが、悪魔退治が長いため、「グロックスラー=敵」という図式が出来上がっているエンジェルは闘って倒してしまいます。

H:「エンジェル。こちらが3時の方」
A:「こいつが!? グロックスラーが客だってのか!? 赤ん坊を食うんだぞ!?」
H:「頭だけね。一族と交渉することになってたの」
A:「何を交渉するんだ?」
G:「赤ん坊を食わないように」
A:「…ああ。そりゃあ、いい」

誤解から(笑)「3時の方」をやっつけてしまって交渉決裂かと思いきや、強いものに従うグロックスラーの習性を利用すれば大丈夫だ、これで交渉はうまくいくだろうと颯爽と言ってのけるガン。
今までだとここでこういうことを言うのはウェスリーの役目だったでしょうに。
ガンがW&Hによって詰め込まれた知識は人間の法律だけでなく、あらゆる次元のフォームなのだとか。
便利な設定(苦笑)。

そういえば、ハーモニーのキャラクターは「エンジェル」初期の頃のコーデリアをイメージしているのでしょうか。何となく彼女とダブります。

W&H(ガンのオフィス)(D)
エンジェルに呪いの人形を見せるガン。結構可愛いのですが…(笑)。
A:「よく似てるな」
何て適当な返事(^^;)。
単に黒い人形がスーツを着ているだけですが、スーツの柄がガンと同じなので似てるといえば似てるかも(笑)。
そこへ現れる不満分子1。
古株で大口の顧客であるヘインズリーに死体を提供するために、取得物保管課(=墓荒らし)の存在は必要だと訴えます。
彼にしてみれば、「やれやれ。今度のボスは何も分かってないな。取得物保管課をなくすとどんなに大変なことになるのか教えてやらないと」ぐらいの気持ちでいたと思うのですよ。
ところが、逆にエンジェルから「お前がヘインズリーに取引停止を言ってこい」と言われて顔色を変えます。ヤブヘビどころの騒ぎじゃありません。
このとき彼の運命は決まってしまったといっても過言ではないでしょう。
余計なこと言うから…。

W&H(エンジェルのオフィス)(NIGHT、以下N)
窓辺に座って月を見上げるエンジェル。話をしようと部屋へやってきたウェスリーは、そんなエンジェルの様子を見て、黙って部屋から出て行こうとします。その気配を察知して、背後のウェスリーに声を掛けるエンジェル。
二人がお互いを気遣っているこのシーンがとても好きです。
アミュレットがスパイクに渡されたことで、「魂を持ったヴァンパイア」の宿命までもがエンジェルからスパイクに移行したのではないかと考えるエンジェル。
W:「王国への鍵を渡すと思うか?」
所詮、アミュレットの出所はW&Hですからね。裏があってもおかしくありません。
純粋に世界を救うためにアイテムを貸してくれた…とは考えにくいです。
それにしても、宿命について静かに語り合うエンジェルとウェスリーの姿にしみじみしてしまいました。コナー誘拐事件以来、久しくこういう場面がなかったですから。
そこへ不満分子1:ノヴァック帰還。案の定、ヘインズリーに殺されてしまいました。
ハーモニーは結構平気そうです。ここで大騒ぎするキャラではないのですね。なるほど。ある意味クール。
社員が殺されて初めてエンジェルはこうなる可能性に気付いたようでしたが、自分が命令を下した時点で気付くべきでした。遅すぎです、ボス。

W&H(ロビー)(N)
G:「マグナス・ヘインズリーのファイルを持ってきたぜ。どうやらかなり大物の魔術師だ。巨万の富と魔力を持っていて、うちの株を相当所有してる。それと、方々にコネがあって、各界の著名人に幅をきかせてる。ショービジネス界やら政界…」
A:「降霊術師じゃないか!」
W:「死体を操れる。だからうちは彼に死体を提供してたんだな」

ガンから渡されたファイルを熱心に見ていたエンジェル。エンジェル的に最大のポイントは「大物魔術師」でも「大株主」でもなく、「降霊術師」だったようです。
うんざりした顔で吐き捨てるように「降霊術師じゃないか!」と言っていましたが、降霊術師と過去に何かあったのでしょうか。…あったのでしょうね(^^;)。

W&H(エンジェルのオフィス)(N)
部屋に戻るとスパイクが椅子に座っています。…座れるんですね。机はすり抜けるのに。
A:「そこをどきやがれ!」
スパイクと話すときはアンジェラス口調ですよね(笑)。

W:「君じゃ降霊術師を相手にできない」
つまり、死体であるヴァンパイアは操られ放題だと。

部屋に備え付けの専用エレベーターは開閉ボタンがないようですね。
ボタンを探すエンジェルが可愛かったです(^^)。

G:「いい方法を思いついたぜ。仕留められる。マジで」
口調は以前のガンと変わっていませんが、態度は変わったかも。食えない男って感じです。これはこれで似合ってますけどね〜。

エンジェル・チームはエンジェルを中心にしてよくまとまっているようですね。
いうなれば、皆がエンジェルに忠誠を誓っているような感じ。
今後、どうなることやら…。

W&H(駐車場)(N)
S:「これを選ぶと思ったよ」
さすがに長い付き合いです(笑)。
「W&Hから出られない」というスパイクですが、エンジェルと一緒ならOKなのでしょうか?
エンジェルと一緒に車に乗ってヘインズリー邸へ向かいます。

ヘインズリー邸(N)
衣服を着てポーズを取っている、まるで人形のような幾つもの死体を見て、エンジェルはすぐにこの部屋がショールームであることに気付きます。さすがというか何というか…。敏感に察知するときと鈍感なときの差が激しいですよね、エンジェルって。

ヘインズリー邸(儀式部屋)(N)
今回の敵のヘインズリーは自分の体を媒介に使って悪魔の体を人間の体に移し変える商売を行っているようです。
でも、新しい器は死体なんですけど…いいのでしょうか(^^;)。
悪魔が乗り移ったときに息を吹き返すとか?
…あまり深く追求しない方がいいのかも(苦笑)。

ヘインズリー邸(N)
ノヴァック殺害の実行犯は執事その人だったようですね。
ヘインズリーが執事に命じて、執事が別の誰かに命じたのかと思っていました。
執事が巨大な肉切り包丁を振り回して恐怖を煽りますが、エンジェルは全く動じません。
ちょうど手元にあったスプーンを執事目掛けて…。
S:「スプーンだと!? それはちょっと…」
スパイクが驚く気持ちも分かります(笑)。
執事の見かけは人間ですが、彼もまたヘインズリーによって人間の体を得た悪魔なのでしょうね。額にスプーンをつき立てたまま動く執事を見て、「へぇ…。そうか、こいつは(正体は悪魔だから)…」と納得しかけるスパイクでしたが、次の瞬間執事はバッタリ倒れ、「しょべぇヤツだ…」と悪態をつきます。
この一連のシーンが面白かったです。
残酷といえば残酷なシーンですが、流れが良くてユーモアのあるシーンになっていました。

「協力できないのはいいが、俺たちは敵じゃないだろう?」
「俺はおめぇの鼻っ柱をへし折りてぇんだよ!」
「何に腹を立ててるんだ」
「おめぇだ! 分かれよ、このブタ野郎! いい思いしやがって。俺が世界を救ってる間に30階建の城の王様になって高級車と快適さと権力を手に入れた。俺は愛と誇りと真っ当な理由のために身を投げ出したんだ。で、手に入れたのは? スケスケの幽霊になっただけじゃねぇか。不公平だよ」
「不公平!? 魂を望んだろう? 俺は違う。どれだけ苦しんだか。俺はこの100年、自責の念と闘いながら生きてきた。なのにたった3週間地下にいただけで済まされるなんて、不公平なのはどっちだ!!」

私はスパイクが魂を得た後の「バフィー」を殆ど見ていないのでよく分からないのですが、スパイクは魂を得たことでこれまでの悪行に対する罪の意識に苛まれたりはしていないのでしょうか。もしそうだとしたら、それはちょっと都合が良すぎると思います。

ヘインズリー邸(儀式部屋)(N)
口論の途中でスパイクがふっと消えてしまったこともあって、エンジェルの機嫌はサイアク。
乱暴にドアを蹴破り、部屋の中に入ってきます。
カッコ良い…(笑)。
この降霊術師は死体を自由に操ることができる…というわけで、エンジェルの体に触れずして彼の体を痛めつけることができます。
なるほど。これはかなり苦戦しそうです。
しかし、今夜のエンジェルも一味違います。
サッと携帯電話を取り出し、ガンの言っていた「いい方法」を実行に移します。
ヘインズリーの口座を凍結!
全くいつものエンジェルらしくありません(笑)。カッコ良いけど(笑)。
A:「うちは法律のプロだ」
まぁね。確かにそうなんですが。
ヘインズリー的にはスパイクは幽霊ということで、彼のことも自在に操れるのですね。
スパイクをエンジェルから引き離し、こっそり取引を持ちかけます。
ところで、スパイクはエンジェルにくっついていないとW&Hに強制送還される…わけでもないようですねぇ。

W&H(エンジェルのオフィス)(N)
スパイクの処遇について頭を悩ますエンジェル・チーム。
アミュレットを破壊してスパイクに永遠の眠りを与える結論に傾きますが、エンジェルには若干迷いがあるようです。
スパイクとは因縁浅からぬ仲だけに、自らの手でスパイクを完全に消滅させることに、多少思うところもあるのかもしれません。

W&H(ロビー)(N)

「OK。話しかけないで」
「何?」
「付き合ってた頃、あなたは私を子供扱いしてた。変わったとは思えない。たとえパトリック・スウェイジになったとしても」
「何のことだ?」
「いいえ。別に。何でもない。魂を手に入れたって聞いたから、ちょっと思ったの。もしかして心を開くことを学んだかなって。だから話せるかなって」

ハーモニーは本当にスパイクのことを心配している感じです。

W&H(エンジェルの部屋)(N)
上半身裸でベッドに入るエンジェル。ゴツイ。ゴツすぎる…。服を着ているときの方がまだ細く見えます。
「バフィー」第1シーズンではあんなに痩せてたのに(泣)。
でも、このシーン。顔は素敵。
薄暗い方がカッコ良く見えるのでしょうか(笑)。
ベッドに入った途端にスパイクに声を掛けられ、「全く…。全くっ。ああっ、くそ!」と体を起こすエンジェルもカッコ良かったです。
所詮私はエンジェル・ファン(笑)。
カッコ良いエンジェルを見られればそれで満足です(おいおい…)。
そういえば、肩の後ろにあるはずの鳥の刺青を確認できませんでした。

S:「俺はもう悪にはつかねぇ。そう言っただろう。それに、おめぇが俺を信用しねぇように、俺はあのおっさんを信用してねぇ」
A:「望みは何なんだ」
S:「こんなふうには生きたくねぇ。役に立てねぇし。何の価値もねぇ。終わらせてぇんだよ」

「役に立てない」というスパイクがやけにしおらしかったです。そういえばエンジェルがグロックスラーと闘っていたときに一応加勢しようとしていましたね。パンチを繰り出した腕はグロックスラーの身体をすり抜けてましたけど(苦笑)。

墓場(N)
ヘインズリーにエンジェルを裏切るように持ち掛けられたことをエンジェル本人に話していたスパイクですが、結局ヘインズリーと手を組むことにしたのでしょうか。
アミュレットを壊そうと振り上げた腕で自分を殴ってしまうエンジェル。ギャグのようにも思えるシーンですが…何故でしょう、笑えませんでした。
そして現れるヘインズリー。エンジェルの身体を壁に叩きつけ、気絶させてしまいます。
地面に倒れこんでいるエンジェルが…エンジェルが…凄く素敵でドキドキしました(笑)。

H:「権力…結局、皆それが欲しいんだ。そうだろう?」
そんなことはありません。

ヘインズリー邸(儀式部屋)(N)
ムチムチしたエンジェルの身体がイヤ(泣)。
ヘインズリーの作戦は、エンジェルの体にスパイクを入れ、自分に友好的なW&Hのボスを作ることでした。
しかし、間一髪というところでスパイクがヘインズリーの体に留まり、ヘインズリーとエンジェルの立場が逆転します。
スパイクの作戦は、ヘインズリーの話に乗ったと見せかけてスパイクがヘインズリーの体に入り、彼の体を操るというものでした。

寝台から派手に転がり降り、ヘインズリーの腹に一発蹴りをお見舞い。「これでお前と闘えるな」と言ったエンジェルのカッコ良いことといったら…!

エンジェルとヘインズリーの一騎打ちは呆気なく勝負がつきますが、ヘインズリーの意識がなくなったところで、エンジェルとスパイクの勝負が始まります。
最後はエンジェルが銀のお盆を投げて、ヘインズリーの首を切り落として勝負がつきます…。
残酷なシーンなのですが、ヘインズリーの体からスパイクの頭がにょっきり生えているのが笑いを誘います(苦笑)。
A:「俺を殴ったのはお前か!?」
S:「最後のは俺だ」
というやり取りも面白かったです(笑)。

W&H(ロビー)(D)
とりあえず、アミュレットを破壊するプランはお預けになったようですね。
エンジェルに書類やカップを渡すハーモニーが何だか可愛かったです。初々しくて(笑)。
W:「スパイクが留まるなら、これからは我々にも計画を話してもらわないと」
A:「ああ。だがヤツには協調性ってものがないからな」
H:「馬の口に念仏よ」
馬の口って…(^^;)。

W&H(研究室)(D)
スパイクは完全に消滅したいのかと思っていましたが…。
フレッドの同情を誘って自分に協力させようとするスパイク。いささか卑怯者(苦笑)。


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