第71話「物理学へのいざない」(2004/8/3 放送)
Supersymmetry

今回のお話はフレッド特集(笑)。物理を愛する学者魂が炸裂。純真な乙女心を踏みにじられ怒り大爆発。
エンジェル、コーデリア、ウェスリー、ガン、フレッド、ローン、コナー、ライラ登場。

フレッドの部屋(NIGHT、以下N)
自分の書いた論文が科学雑誌に載って大はしゃぎのフレッド。地に足がついていません(笑)。
そんなフレッドに話を合わせようと一応彼女の論文に目を通そうとするものの、全く理解不可能なガン。
あるある、そういうこと(苦笑)。
「超対称性とP‐次元部分空間」〜ウィニフレッド・バークル著〜

ローンの部屋(N)
いつもローンに素っ気無いエンジェルにしてはやけに親切だな〜と感心していたら、下心があったわけですね。
A:「ちょっと弱気になってるだけだ。例のベツレヘムへ身をかがめって話で…」
L:「(エンジェルをじっと見つめてからおもむろに)ノー」
A:「ノー? 良かった。実は…」
L:「また先走った。今のは「またコーディーを読め」と言われてからする返事だ」
あっさりローンに見破られてしまいます(笑)。

基本設定:ヴァンパイアは恐ろしく耳がいい
ということで、ローンには聞こえない何かの物音を聞きつけてコナーの侵入を感知するエンジェル。
さすがです。
ベッドに入ったまま斧を構えて「後ろは任せろ」というローンが笑えました(笑)。

コーデリアの荷物部屋(N)
コナーがコーデリアの着替えを取りにきたということは、彼女は当分戻ってくる気はないのでしょうねぇ。
何となく言いたいことを言えないエンジェルは見ていてとてももどかしいです。
私はこのコナーくんが嫌いなのですが(苦笑)、それはコナーだけでなく、コナーに対するエンジェルの態度も含めて嫌いなのだと思います。
A:「このスリッパを持ってけ。冷え性だから」
…冷え性。いつからそういう設定に? 本当にスリッパは必要なのでしょうか。

エンジェル探偵事務所(DAY、以下D)
ローンを相手にスピーチの練習を積むフレッド(笑)。
ほんの少し姿を消して再び戻ってきたフレッドへのローンの返事。
L:「あー…お帰り」
疲労感ありあり(^^;)。
どうやらローンの前はガンを相手にまくし立てていた模様。
そして今度はエンジェルが犠牲に…と思いきや、イスに座ったエンジェルは心ここにあらずでフレッドの話をろくに聞いていない様子。
幸せの絶頂のようなフレッドは自身のパイリア時代を引き合いに出してエンジェルを慰める余裕があります。
パイリアでの5年間…想像を絶する体験ですよね。

ウェスリーの部屋(D)
大きな箱を抱えてやって来たライラ。
「プレゼント」なんて言って全然別の物が入っているのでは?と思って見ていると…
現れたのは鋼鉄製の冑! 何コレ?嫌がらせ!?
W:「相当高かったんだろう?」
…純粋にプレゼントだった模様(^^;)。

コナーの隠れ家(D)
コナーに持ってきてもらった荷物を我が物顔に広げるコーデリア。
記憶がなくても性格は元のまま(笑)。
C:「コナー、何でエンジェルの写真がないの?」
これってエンジェルとコナー(赤ん坊時代)とコーデリアの3人で写っている写真のことかな〜と思いました。
C:「無かった」
C:「まぁいいや。大事な物は来たからね(スリッパを履いた足を上げる)」
どうやらスリッパは本当に必要だった模様(笑)。

物理学研究所(N)
以前師事していたサイデル教授と再会して喜ぶフレッド。
2人の話に入っていけないエンジェルは要領良く逃げ出しますが、ガンは思いっきり疎外感を味わいつつもその場に居残ります。気の毒なガン。
助手の女性が何気に嫌な感じです(苦笑)。

物理学研究所:講堂(N)
会場の後ろの方に1人で座っているウェスリーを発見するエンジェル。
エンジェルはウェスリーが気になるようです。
そんなに気になるなら話し掛けてあげればいいのに。
そして現れるライラ。彼女もウェスリーが気になる様子。
ウェスリーが好きそうなプレゼントを用意して2人で甘い時間を過ごそうと思ったのに、肝心のウェスリーは壇上でスピーチをするフレッドに暖かい視線を向けていたりして、かなり面白くないという感じでした。
ライラが退出した後、フレッドの頭上で開くポータル。
それだけでも驚きなのに、更にポータルから現れる何本もの触手(蛇の頭のような物)がフレッドに襲い掛かり、聴衆は大パニック。
フレッドの講演には2度と人が集まらないのでは…。
一方、触手に捕まり首を絞められるエンジェル。
A:「ヴェンパイアは窒息はしないんだよ!」
息してませんからね。

駐車場(N)
ライラの車を破壊するエンジェル(笑)。
私もエンジェルと同じく、フレッドに嫉妬したライラがポータルを開かせたのかと思いました。
しかし、どうやら今回の件にライラは無関係だった模様。
ライラはウェスリーに本気なのかもしれませんねぇ。

フレッドの部屋(N)
出た!(^^;) ブツブツ独り言を言いながら壁に文字を書き綴るフレッド!
ショックを受けるとこうなってしまうようですね。
またポータルに飲み込まれそうになってパイリアでの5年間がまざまざと蘇ってしまったのだから無理もありません。
そんなフレッドを優しく慰めるガン。良い彼氏ですよね〜(^^)。

エンジェル探偵事務所(D)
イスを並べて記憶の再現を図るエンジェル。
鮮明に思い出せるようですね。凄い。
凄いといえば、手掛かりを握るマニアな青年の居場所が分かるというガンも凄いです。
何故?

コミックブック店(D)
G:「デアデビル181話。ブルズアイとエレクトラ 生きるか死ぬかだ」
もしかしてガンったらデアデビルお気に入り? 来店履歴あり?

サイデル教授の実験室(D)
教授に理解を示され喜ぶフレッド。

コミックブック店(D)
マニアな店員は何故彼がエンジェルだと分かったのでしょう?
自分のことが噂になっていると知っていささか嬉しそうなエンジェル。そうじゃないでしょー!(苦笑)

サイデル教授の実験室(D)
喜んだのも束の間。
助手のローリーに呼ばれて教授が部屋から出て行った後、一人になったフレッドがふと気になって書棚から取り出した1冊の本。開いてみれば、そこには先日自分を襲ったポータルから伸びる触手の絵が…。
これをどう解釈するか。フレッドは素直にポータルを開いたのは教授だったと考えたようです。

エンジェル探偵事務所(D)
尊敬していた教授に裏切られたショックは相当なものだったよう。
まるでエンジェルのように(笑)怒りのあまり過激な行動に出ようとするフレッド。

「殺人犯が目の前に座ってニコニコして「君は天才だ。教育したい」だなんて抜かして。そうよ。そんなら教育してあげましょう!」
「分かったから落ち着けって」
「尊敬してたのに。地獄に送り込まれた。戻って来れなかった人はどれだけいたんだろう。いいわよ。落ち着く。落ち着くわ! あいつが死んだら!」
「フレッド。何年か前だったら俺もそうした。でもこれは、すべきことじゃない」
「毎日モンスターを殺してる」
「人を助けるためだ。フレッド、それをやったらこの先付き纏うのは角や牙のあるデーモンじゃねぇ。絶対追っ払えねぇ」
「それは違う」
「ガンは正しい。今、何をやろうが結果の苦しみは思う以上だ」

エンジェルとガンに説得され、とりあえず復讐は諦めたかに思えましたが…。

ウェスリーの部屋(N)
諦めていなかったわけですね、結局。
W:「復讐は高くつく。それに、踏み出したら戻れない。結果は永久に付き纏う」
やけに実感のこもった言い方でした。
それにしても携帯電話にどうやってあんなものを送信するのでしょうか?
携帯に出たらポータルに吸い込まれるなんて、恐ろし過ぎる(^^;)。
もうこれからフレッドは迂闊に携帯にも出られません。

倉庫(N)
ヴァンパイアと戦うコナーとコーデリア。

フレッドの部屋(N)
フレッドがいないことに気付くエンジェルとガン。

ウェスリーの車(N)
W:「ガンが正しいと思うならやめろ」
F:「正しいか、じゃないの」
ウェスリーに軽くたしなめられますが、フレッドに聞く耳はありません。
でも、これ以上ウェスリーを巻き込んではいけない、という理性は働いているようです。

サイデル教授の実験室(N)
カッコ良く教授を止めにきたエンジェル。
これでフレッドの復讐劇も阻止できるのねと思いきや、教授が呼び出した悪魔に足止めされてしまいます(^^;)。

コナーの隠れ家(N)
コナーはコーデリアに気があるのですね。この設定、すっごく嫌……。

サイデル教授の実験室(N)
殺されても死なない悪魔。首を切り落としても倒せない相手を一体どうやって退治するのでしょうか。
一方、教授と対峙するフレッドは、教授の現助手に対して何気に失礼なことを言っています(苦笑)。
どうやらフレッドの復讐はポータルを開いて教授を別の世界へ送り込むことのようですね。
フレッドを止めようとするガン。
G:「こいつを殺せばお前を失っちまう!」
熱い台詞(^^)。
ポータルに吸い込まれそうな教授を助けるのかと思ったら…殺してしまいました。
い、いいんですか? そういう展開で。
2人で罪を背負って生きていくということで。
冒頭の甘く明るい2人はもう見られないということで。
殺された教授がポータルに吸い込まれた後、漸く悪魔を倒したエンジェルがひょこっと姿を現します。
大変だったのは分かるのですが、お間抜けさんな感じです(^^;)

エンジェル探偵事務所(N)
暗い顔のフレッドとガン。
真実は伏せて、エンジェルには教授が自ら開いたポータルに飲み込まれたと話した模様。
ガンにしてみればフレッドが教授を殺す、もしくはポータルに突き落として罪の意識に苛まれるよりは、自分が全ての罪を引き受けてフレッドの心を守るつもりだったのでしょうが、フレッドにしてみれば自分のために罪を犯したガンを見て平静でいられるはずがありません。
この事件はラブラブだった2人のターニングポイントになりそうですね。

エンジェル探偵事務所:庭(N)
暗すぎるフレッドとガンを見て何か様子がおかしいと感じるエンジェルですが、不意に現れたコーデリアに気を取られてしまいます(苦笑)。
A:「ボイノクデーモンのやつ、命が9つもあった」
首を切り落としても死なない敵と闘いながら数えていたのでしょうか(笑)。
C:「私たちのこと知りたいの。…愛し合ってた?」
嘘はナシ。どう答えましょう。
お互いの気持ちを確かめようとした直前に離れ離れになりましたからねぇ。
コーデリアをじっと見つめるエンジェルの白い顔がとても綺麗でした。
久しぶりに“エンジェル”を見た! という気がしました(笑)。
やはり私はエンジェル・ファンなので、こういう素敵な彼を見ると次回も見ようという気になります。


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