第54話「父」(2003/11/2
放送) DAD 案の定、親バカぶりを発揮するエンジェル(笑)。 エンジェル探偵事務所(NIGHT、以下N) 地下寺院(N) エンジェル探偵事務所(N) ウルフラム&ハート(N) エンジェルの部屋(N) |
「酷い父親だ。子供をあやすこともできない」 「あんたが張り詰めてるから。子供にも伝わる」 「俺が、張り詰めてる?」 「生まれたときから父親が心配の余りピリピリし通しなのが分かるんだ。親子は深く繋がってる。父親が張り詰めてたらどう感じる?」 「この子には生まれた瞬間からリストいっぱいの敵がいるんだ。ピリピリもするさ」 「確かに。畏怖すらを感じる。(でも…という調子で)ほら見て。その子は使命なんか超えている。ほら見て。よく見るんだ」 黙ったまま赤ん坊をじっと見つめるエンジェル。 エンジェルと赤ん坊を残し、部屋からそっと出て行くローン。 |
案の定、エンジェルはヴァンパイア・フェイスに変身。 そんな顔を見せたって泣き止むわけないじゃないかと思ったのに、予想に反して赤ん坊がぴたっと泣き止んだので驚きました(^^;)。 人間の男の子とはいえ、ヴァンパイアの子供だということでしょうか。 ウルフラム&ハート(N) 裏通り(DAY、以下D) エンジェル探偵事務所(D) |
「いつか外で遊ぶって言い出すわ。昼間に具合が悪くなって病院へ連れて行かなきゃならないかも。でも、あなたは昼間、他の親と同じようには外へは出られない。だって…ヴァンパイアだから。ヴァンパイアでなくったって全部一人で出来るわけない」 日の当たる場所に腕を差し出すエンジェル。 「真っ昼間でも息子を病院へ連れて行かねばならないなら、俺が連れて行く。塵と化そうとも」 覚悟を決めたような真剣な眼差しでコーデリアを見るエンジェル。 「エンジェル…」 腕が焼け、煙が立ち昇る。 「やめて、エンジェル!」 エンジェルの腕を掴み、日陰に戻すコーデリア。 |
まぁ、多分エンジェルも心の底では分かっていると思うのですが…。 そんなエンジェルとコーデリアの深刻なシーンの後、のん気な様子で階段を降りてくるローン(笑)。 「いい匂い。ベーコン? 誰かさんが焦げちゃった? あんたみたいな体質だと安全な所は掃除用具用のスペースしかないねぇ」 後半は意味不明です(笑)。 でも、この台詞も、台詞を言いながらエンジェルのポケットに入れていたメモも、この後の伏線だったのですねぇ。「あれ? 何だろう?」とは思ったのですが、直後のシーンに登場する資料記録係の女性が強烈だったので、彼女に気を取られてメモのことはすっかり忘れてしまいました(汗)。 ウルフラム&ハート(D) 墓地(N) エンジェル探偵事務所(N) ウルフラム&ハート(N) 下水道、エンジェル探偵事務所(N) L.A.→モハーベ砂漠(N) 廃坑(N) 病院(N) ウルフラム&ハート(N) |
突如、部屋に押し入りナイフでリンウッドの左頬を切り裂くエンジェル。 叫び声を上げたリンウッドの頭を机に押し付ける。 「俺の息子の頬に切り傷を作った。奇遇だな。貴様の頬にも切り傷が。貴様の指図であろうとなかろうと、息子に起こる災いは全て貴様の責任だ。風邪、日焼け、膝の擦り傷。息子に何かあれば貴様も無事では済まさない」 乱暴にリンウッドの体を引き起こすエンジェル。 「息子を追い回すのは止めて、代わりに健康を祈れ。分かったか。…俺の息子の後見人になるんだ」 「ああ。そうしよう」 「それとあと1つ。進学資金を積み立てろ。名門大学に行かせる」 |
どこまで本気なんだか(^^;) 病院(N) |