第50話「ビリー」(2003/10/5
放送) BILLY 「ビリー」って誰?
と思ったら、第46話「幻覚」でコーデリアを助けるためにエンジェルが炎の牢獄から救い出した青年のことでした。ちなみにビリーがJ事務所の秋山純くんに似ていると思ったのは私だけでしょうか?(^^;) エンジェル探偵事務所(DAY、以下D) ウルフラム&ハート(D) ウェスリーの部屋(NIGHT、以下N) エンジェル探偵事務所(D) ライラの部屋(N) ブリム邸(N) パトカー(N) エンジェル探偵事務所(N) 通り(N) エンジェル探偵事務所(N) ライラの部屋(N) |
「ふてぶてしい嫌な女ね」 「やめて。知ったかぶりは」 「昔の私みたい。靴はダサイけど」 「ヴェラーチよ」 「秋の新作?」 「来年の春」 「ヒールが太くなった?」 「爪先は丸い」 「ピンクと合わないわね」 「ピンクはもう流行らない」 「ビリーは人の心を操ってるんでしょ?」 「…誰でもってわけじゃない。男だけ。心の中にある女性不信を引き出して殺人鬼に変えてしまう」 「エンジェルは操られなかった」 一瞬、驚いた表情を見せるライラ。 「ビリーに会ったの?」 「ええ。警察がビリーを逮捕する前にね」 小さく笑うライラ。 「何で笑うの?」 「ビリーのパワーが掛かる時間は人によって違う。すぐに効果が現われる人もいるし、そうじゃなければ何時間も掛かる。まぁ、せいぜいエンジェルが切れないよう祈るのね」 「困るのはそっちよ」 「もう見たわ。彼の凶悪な面は」 「もっと凄いわよ。…ビリーは今どこにいるの?」 「教える義理なんてある?」 「男を雇って私のビジョンに侵入したでしょう? あの時の私がどういう気持ちだったか分かる? 酷い苦しみと絶望感。顔は醜く焼け爛れ、刺すような痛みが襲ってくる。治まるのか死ぬまで続くのか分からない」 「だからお詫びをしろってこと?」 「問題は痛みじゃない。無力だってこと。止めたくても自分の力じゃどうすることもできない。一瞬で他人に支配され、自分の命を弄ばれるのよ。…ビリーは止めない。黙ってればまた痛めつけられるわ。あなたは欲望の捌け口に過ぎないんだから。もうこれ以上、他の女性を犠牲にしないで。皆が皆あなたみたいにふてぶてしく男の暴力に耐えられるほど強くはないの。ビリーの居場所を教えて」 |
ライラはこれまでエンジェルの凶悪な面を数々目撃しているはずですが、ここでいう「エンジェルの凶悪な面」とは、前回喉に噛み付かれたことを言っているのですよね? でも、コーデリアは知らないんですよね…。 ところで、ここでもライラの口からリンゼーの名前が登場。名前が出て来ただけでこんなに嬉しいなんて、私は相当リンゼーが好きなんですねぇ…(しみじみ)。 通り(N) ディランの部屋(N) エンジェル探偵事務所(N) ディランの部屋(N) エンジェル探偵事務所、サンタモニカの空港(N) エンジェル探偵事務所(N) サンタモニカの空港(N) エンジェル探偵事務所、サンタモニカの空港(N) エンジェル探偵事務所、サンタモニカの空港(N) エンジェル探偵事務所(N) エンジェル探偵事務所(D) |
「ビリーが魔力で人から引き出そうとしたのは怒りと憎しみだ。俺はとっくの昔に捨ててる」 「邪悪だったときも?」 「犠牲者を憎んでたわけじゃないし、怒りもなかった。俺の動機は…いつも苦痛と…快楽」 「じゃあこういう見方もできるわね。あなたの悪魔性は人間ほど卑劣じゃないって。気高いかも。といっても病的に異常で思いっきり歪んでるけど」 エンジェルはコーデリアを無視してトレーニングを再開しようとするが、いつまでも自分を見つめるコーデリアを無視しきれず、苦笑混じりに短く答えを返す。 「…どうも」 トレーニングを再開するエンジェルとコーデリア。 「変な感じ」 「何が?」 「何となく恐怖と安心感を同時に抱くのに慣れてきたって気がするの」 「そりゃ良かった」 微笑み合うエンジェルとコーデリア。 |
コーデリアの言い草に「どうも」と答えたエンジェルが可愛かったです(笑)。 ウェスリーの部屋(D) |