第47話「旧き仲間たち」(2003/9/14
放送) THAT OLD GANG OF MINE 今回は、昔の仲間とエンジェル・チームとの間で悩むガンのお話です。 カリタス(NIGHT、以下N) 路上(N) マールの部屋(N) ガンの部屋(DAY、以下D) マールの部屋(D) 自警団の隠れ家(D) エンジェル探偵事務所(D) 自警団の隠れ家周辺(D) サミュエルの部屋(N) 下水道(N) サミュエルの部屋(D) 自警団の隠れ家(D) |
「俺はお前に警告しに来たんだぞ!
手下を野放しにし過ぎだ。あのジオってガキは動くものを片っ端から殺してるようだが、もっと大人しくするように言うんだ。あんなの俺達のやり方じゃねぇだろ?」 「アパートの壁から(証拠の矢尻を)お前が抜いて来たのか?」 「ああ、そうだ」 「あの白いビルか? そりゃ、おかしいぜ。ジオだけじゃない。撃ったのは奴だが、皆で行った。全員でな」 「お前も?」 「ガン、あのアパートに住んでた奴は人間じゃない。だから始末した」 「けど…っ、誰かを攻撃したか?」 「いや。もう死んだって」 「違う。お前らが踏み込む前だ」 「まさか。そんな隙与えなかった。なぁ、どうした?」 「…別に」 |
変わり果てた自警団の姿に愕然とするガン。自警団に裏切られたショック、そして自分がずっと自警団に付いていればこんなことにはならなかったのでは?と後悔に苛まれているような気がしました。 エンジェル探偵事務所(D) 路上(N) エンジェル探偵事務所(N) カリタス(N) エンジェル探偵事務所() カリタス(N) |
「気は確かか?
魂があるんだぞ?」 「ただのヴァンパイアだ」 「魂がある」 「それが? だからって俺達と同等なのか?」 「いいや。上だよ。君よりずっと上だ。エンジェルは楽しむために狩りをやったりしない。君らに裁く権利はない」 |
ウェスリー、カッコ良い!(^^) ロンデルから杭を渡されたガンに「なぁ、ガン。そう悩むことはない。これが俺だ」とヴァンパイア・フェイスに変わるエンジェルもカッコ良かったです。顔自体はヘンだけど(苦笑)。なーんか笑ってしまうんですよね、エンジェルのヴァンパイア・フェイスって。 女神の部屋(N) カリタス(N) 女神の部屋(N) カリタス(N) カリタス・表(N) |
「さっきの俺の発言について言いたいことがあるんじゃねぇか?」 「いや」 「奴等を納得させたくて、ああ言うしかなかった」 「ああ。分かってる」 「深い意味はないんだ」 「いいんだ。俺は気にしてない」 「気持ちは変えられないだろ。あれが本心でも、あんたが嫌いなわけでも、組むのが嫌なわけでもない。きっといつかは…分からないけど」 「どうだろうか? 別にいいって」 背を向けて歩き出すエンジェル。 「なぁ」 呼び止めるガン。振り向くエンジェル。 「どっちにしても、俺のことは信用してくれるだろ? あんたを殺せたのにやらなかった」 「だな。けど、いつか殺さなきゃならない時が来たとしたら…俺を殺せ」 |
いくらエンジェルに魂があってもヴァンパイアはヴァンパイア。いつの日か戦わなければならない日がくるかもしれない。そんな悲しい宿命を感じさせるラストシーンでした。 |