第46話「幻覚」(2003/9/7
放送) THAT VISION THING 第3シーズン第2回目にしてウルフラム&ハートがシーズン初登場。 エンジェル探偵事務所(NIGHT、以下N) チャイナタウン(N) 萬和堂(N) ウルフラム&ハート(N) コーデリアの部屋(N) 鍵屋(N) エンジェル探偵事務所(N) コーデリアの部屋(N) |
「もしビジョンを見なくなったら、もうあなたの手伝いができなくなっちゃう。必要とされないわ」 「ビジョンなんて関係ない。君が必要だ」 「……」 「ビジョンなんて俺の車のトランクに入ってるスパナみたいなもんさ」 「あなたの車に例えないで」 「あれだってイイ車だぜ?」 「ええ。犬よりはマシかな」 「コーデリア。君を助けたいんだ。いいね?」 |
フレッドには「エンジェルのラッシー」と言われ、エンジェルには「車に積んでるスパナ」と言われてしまったわけですが、まぁ…どっちもどっち?(苦笑)。 ホストの助けを借りて“ある力”に接触を試みることに拒絶反応を示すコーデリア。どうしてかなぁ、と思ったら健気な理由でした。多分、エンジェルにとってコーデリアの存在は彼女が思う以上に大切なものになっているのではないでしょうか。 ウルフラム&ハート(N) コーデリアの部屋、ウルフラム&ハート(N) コーデリアの部屋(N) ウルフラム&ハート(N) エンジェル探偵事務所(N) 別世界の牢獄 |
「やあ」 「やあ。君はここの者ではないな」 「ああ。あの男は?」 「彼か? 彼はここの者だ。でなきゃ好き好んであんな姿になる者などどこにいる。ここは牢獄なんだぞ」 「彼の監視役かい?」 「ああ。スキップだ」 「エンジェルだ」 握手を交わすエンジェルとスキップ。 「で、ここに住んでるのか?」 「いや。通いだよ。通勤時間は20分」 「ふぅん」 炎の牢獄で苦しむ男を見つめるエンジェル。 「何が彼を繋ぎ止める?」 「私の意思だ」 「どうして声も上げないんだ?」 「上げてるさ。私が声を消してるんだ。いつもこう叫んでるよ。「熱い! 誰か助けてくれ!」ってね。耳障りだから声を消したんだ」 「なるほどね」 「君はヴァンパイアだね」 黙って頷くエンジェル。 「何故“ある力”の匂いがするんだ?」 「選ばれたんだ」 「でも、ここに来た。彼のために? 我々は同士じゃないか。なのに彼を助けるのか?」 「分かってる。事情があってね。女絡みだ。俺だってこんなことしたくない」 「話し合いの余地もないのか?」 「悪いな。そうしたいが…」 |
分かってくれと言い掛けた所で突然スキップに襲われるエンジェル。監視役としては当然の行動ですよねぇ。 ここまでにこやかに談笑できていたことの方が意外な展開だったのですから。 「同士」というからにはスキップも“ある力”のために働いているのでしょうか。 戦いの最中に炎の牢獄へ吸い込まれそうになったスキップを助けるエンジェル。そうそう。スキップは悪者ではないのだから助けないとね! 一瞬、ライラの依頼を断るのかな? とも思ったのですが、スキップの身を案じた後で、容赦無く彼を殴って気絶させてしまいます。スキップの意識が無くなり、炎は消滅。 現われたのはウェスリーをぐっと精悍にしたような野生味溢れるお兄さんでした。 ロサンゼルス水路(N) エンジェル探偵事務所(D) ホンジュラス(D) |