第23話「闇の裁判」(2002/10/20 放送)
Judgment

今回から第2シーズン開始です。
オープニング画像でのメンバー紹介にガンが加わりました。どうやら彼はレギュラー決定のようですね。
エンジェル、コーデリア、ウェスリー、ガン、フェイス、ダーラ、リンゼー、ライラ登場。

カラオケバー「カリタス」(NIGHT、以下N)
番組開始と同時に現れる緑色の悪魔。赤い目に赤い口。額には2本の短い赤い角。マイク片手にいきなりカラオケ(笑)。ちなみに歌は「恋のサバイバル」。
「エンジェル」第2シーズンは彼が主役!? ←そんなバカな(笑)

劇場(N)
彼氏との別れ話に泣いて縋るコーデリア!? と思いきやいきなり平手。驚いたところで実は舞台の稽古でした、とタネ明かし(笑)。
「泣いて縋るなんて情けないわ!」と勝手に平手打ちを追加してしまう辺りがいかにもコーデリアという感じですが、意外なことに演出家の受けは良いようです。それなのに、エンジェルからの呼び出しに稽古を放り投げてしまっていいのでしょうか…?

バー(N)
特技はダーツ?のウェスリー登場。
カッコ良く決めていましたが、結局最後はボケ・キャラに…(^^;)。

スポーツジム(N)
ようやく真打エンジェル御登場。上記の3人に比べ、実にあっさり現れます。主役なのに(苦笑)。
ヴァンパイアであるエンジェルは鏡に姿が映りません。なのに「鏡のせいかなぁ?」なんて相変わらずお茶目さんです(笑)。しかし、そう言って叩き割った鏡の向うに潜んでいた悪魔を倒すエンジェルはとってもカッコ良かったです(^^)。助太刀していたウェスリーもなかなか素敵でした。

コーデリアの部屋(DAY、以下D)
第1シーズンの最終回でヴォッカに事務所を爆破されて以来、エンジェルたちはどうやらコーデリアの部屋を仮の探偵事務所として使っているようです。
W:「あれはスロースって悪魔だったんじゃないか?」
C:「スロースは若者を生け贄になんかしないはずよ。あれはカーニス。そう言ったじゃない」
W:「いや、昨夜殺した悪魔じゃない。私が言ってるのは…」
A:「良いジムだった」
W:「先月灰にしたヤツだ。ヴォッカと闘ってる間にW&Hが呼び出したのはアレかもしれない」
A:「ジムは一人ぼっちじゃないだろ? 仲間がいればトレーニングにもハリが出る」
C:「不死身のあなたがジムなんて…」
A:「人間になったら?」
C:「あれはバータイト・モンスター。殺すのに2日も掛かったのよ。W&Hの手先に決まってる」
A:「運動してサウナに入ってタオルで身体を拭くののどこが悪い?」
C:「人前でシャワー浴びるのよ」
A:「一人で浴びる」
エンジェルとウェスリーは各々好き勝手なことを話し、それに対してコーデリアが返事をするという何とも不思議な光景でした。
ここでのシーンでは、クリスタル細工の動物を手に取って、1個1個しげしげと見るエンジェルが可愛かったです(^^)。
今回のヴィジョンには正体不明の悪魔が登場。
「悪そうな悪魔がいた。名前は知らない」というコーデリアの発言を受けたウェスリーは、ホワイトボードに“N.D.U.O.”と書き込みます。
.訳して「ーモンわべはっかなそう」
うん。なるほどね。ってもしもし…(^^;)。

ウルフラム&ハート(D)
「何とも陰気くさい部屋」というライラの意見には同感です(苦笑)。
昼間なのに何とも薄暗いリンゼーのオフィス…。
髪が伸びましたね。そういえばライラの髪も伸びたかも。
部屋の雰囲気に相応しく陰気な(^^;)…いえ、憂いを帯びた表情が素敵です。
今回のツボはCDをケースから取り出そうと悪戦苦闘して息を吐くリンゼー(^^)。できることなら私がケースを開けてあげたい!(笑)。
どこか壊れ気味のダーラ。記憶も曖昧なようです。
D:「…プレリュードね」 L:「ハ短調だ」
これには思わず吹き出してしまいました(笑)。何もそんなにもったい付けて言わなくても…(^^;)。
脈絡のないダーラの話にしっかりついていっているリンゼー。どうもダーラにハマッているのか、リンゼー的には二人の世界を作り上げていましたが、ダーラの心が求めているのはエンジェルだけ。

コーデリアの部屋(D)
コーデリアの部屋には今もオバケのデニスが同居している模様。
ウェスリーが取ろうとした本をヒュッと飛ばして渡してあげたり、相変わらず親切です(^^)。ただ、ちょっと勢いが付き過ぎて、本を手渡すというよりはウェスリーにぶつけている感じでしたが(^^;)。
マールという名の悪魔から情報を仕入れようという話になって
C:「口を開きたくなるまで痛めつけましょう!」
と握りこぶしを作るコーデリア。ヤル気です(笑)。

カリタス(N)
緑色のホストは白いスーツに紫のシャツ。…凄いセンス(^^;)
「カリタス」の意味はラテン語で「慈悲」だそう。
ホストはエンジェルの黒いコートを狙っているような(笑)
A:「やらないと決めたことがある。日焼け。デート。人前で歌うこと」
もしかして…歌は苦手?

地下鉄の坑内(N)
コーデリアのビジョンに現れた悪魔プリオ・モトゥと遭遇したエンジェルは彼を倒しますが、直後に実はそのプリオ・モトゥはある運命を背負った妊婦の護衛をしていたことが判明します。
妊婦は怒って立ち去り、残されたエンジェルはどっぷり後悔の嵐…。

コーデリアの部屋(N)
殺戮を好む種族であるはずのプリオ・モトゥが妊婦を守っていたと聞かされて驚くウェスリー。
W:「まさか気高い庇護者となって人を…守るとは…」
考えられないと言い掛けて口篭もるウェスリー。それはそうですよねぇ。いい見本が目の前にいるわけですから。

路上(N)
偽の情報を掴ませ、プリオ・モトゥを倒すように仕組んだ情報屋マールを締め上げるエンジェル。真実を聞き出したエンジェルが向った場所では仲間と一緒にヴァンパイアを倒すガンの姿が。…随分カッコ良い登場では?(笑)
エンジェルは最初からガンに対して対等な協力者っぽい扱いをしていましたが、ガンの方は最初と違って、エンジェルに対して随分フレンドリーになった気がします。

水道電力局の地下、プリオ・モトゥの住処(N)
水道局の地下に設けられた秘密の入口を目ざとく見つけたりして、切れ者ぶりを発揮するガン。一方のエンジェルはカラクリ箱をあっさり開けたりしてなかなか器用なところを見せていました。
妊婦を守っていたプリオ・モトゥの部屋は、「バフィー」で魂を失う前にエンジェルが住んでいた部屋を思い起こさせました。

コーデリアの部屋(N)
人の悪い(笑)ガンは「ベッドにいるあんたたちと会ったことがある」みたいなことを言ってコーデリアたちを驚かていましたが、そういえばウェスリーとコーデリアは今までガンに会ったことがなかったのですねぇ。ちょっと意外。
第1シーズンの最終回で、エンジェルに頼まれたガンは病院に入院していたウェスリーとコーデリアを警護していましたが、そのときは意識のある二人とは会わなかったのですね。

廃虚(N)
何となく意味ありげ〜に登場したこの場所が、新たなエンジェル探偵事務所となるハイぺリオン・ホテルなのでしょう。

コーデリアの部屋(N)
助けようとしているジョーが、自分を信じてくれなかったことに苛立ちと悲しみを覚えるエンジェル。

「全部背負い込むのは無理よ。あなたもただのヴァンパイアに過ぎないんだから。間違いはするわ」
「…トンネルを抜けたかと」
「抜けたわよ。だってトンネルって誰もが経験する、ほら…。ところでトンネルって実物のこと? それとも何かのたとえ?」
「俺はトンネルの先に光を見つけて、人間になれると思った」
寂しそうに微笑むエンジェル。
「本当に眩しかった。だからもう抜けたかと…」
「そうね。私達ちょっと浮かれてたかも。試練を潜り抜けるのに時間が掛かってもあなたなら絶対やり遂げる。それまで私がついてるわ」
「でもスターになる夢は?」
「それは昼間で叶えるわ」

コーデリアに励まされて少し気分を持ち直すエンジェル。
ジョーの命が危ないことを知り、彼女の居場所を知るためにはホストの超能力を頼るしかないと一大決心します。

カリタス(N)
ウェスリーとコーデリアが茫然と見守る中、たどたどしくカラオケを歌うエンジェル。曲はバリー・マニロウの「マンディ」。
これは演技なのでしょうか? それとも本当に歌が下手なのでしょうか? 教えて、デーヴィッド・ボレアナズ(笑)。
まだまだ歌おうとしているエンジェルから微妙な間でマイクを取り上げるホストが笑えました。

4番街とスプリング通りの角(N)
今回のエピソードのイチ押しはコレです! 馬に乗るエンジェル!
もうカッコ良いの何のって…っ(><)。
黒い馬に跨り、颯爽と夜の町を駆けるエンジェルがここまでカッコ良いとは予想だにしませんでした。
その後の騎士との一騎打ちも凄くカッコ良くて、うっとりしてしまいました。
剣が深々と胸に突き刺さったときはドキッとしましたが、そこは剣では死なないというヴァンパイアの特性をいかして立ち上がり、見事逆転勝利に成功。やっぱりエンジェルはカッコ良い…(しみじみ)。

コーデリアの部屋(N)
一仕事終えた後の充実感に浸るエンジェル・チーム。

刑務所(N)
刑務所でガラス越しにフェイスと話をするエンジェル。いつもは大人びた雰囲気のあるフェイスですが、エンジェルと素直に話をしているときの彼女には年相応らしい子供っぽさがありました。
「辛いけど自分で決めたことだから頑張る」というのはフェイスの気持ちであり、エンジェルの気持ち。お互いに頑張ろうね、という気持ちが伝わってきました。
毎日同じ物を食べてると飽きてくるというフェイスが最後に放った
「そっちだって毎日同じ物飲んでるんじゃないの?」
という台詞が笑えました。確かに(笑)。

今回のエンディングはエンジェルのマンディ歌唱シーンが登場(笑)。これはリハーサルでしょうか? 照れながらマンディを歌うデーヴィッドの姿が披露されていました。


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