秘密クラブ(N)
エンジェルに魂があると知っているライラ。W&H社で聞いたのでしょうか?
どうもライラはエンジェルに興味があるような…。
ダリンは手持ち無沙汰なのか、先刻持ち主をなくした腕輪を弄んでいます。
闘技場ではエンジェルのデビュー戦がスタート。闘う気のないエンジェルは観客からブーイングを浴びます。それにしても太い腕…。秘密クラブ・表(N)
FBIの捜査官を装って、入場者からチケットを没収するウェスリーとコーデリア。
C:「あの二人がいいわ」
W:「バッジ持ってきた?」
C:「ううん」
W:「(君が)持ってくるって…!」
C:「失礼!
お二人とも。私はアンドリュース刑事。彼は部下の…イエルス。…バッジを見せて」
W:「……!?」
ウェスリーは驚いたでしょうねぇ…(笑)。
それっぽい対応でまんまと相手を騙したりして、なかなかやります(笑)。特にコーデリアが堂に入っていました。
秘密クラブ(N)
エンジェルの左腕に光る銀色の腕輪を見て、一目でその正体を見抜くウェスリー。流石です。
W:「あれを付けたままあの赤い線を越えると体が分解される」
相変わらず腕輪を弄んでいたダリンは、部下に指示を与えるときに、無意識に腕輪を手摺りに置いてしまいます。物凄く大事な物なのに…。
試合中にナイフで腕を切られたエンジェルはカッとしてヴァンパイア・フェイスに豹変。あっという間に相手を殺してしまいます。これまで幾度も守るべきもののために生死を賭けて闘ってきたエンジェルは、命の危険に晒されると本能的に身体が反応するようです。
秘密クラブ・表(N)
C:「早くエンジェルを助けなきゃ」
W:「分かってる。それにはあの腕輪を外してやらないと。あれは古代の魔術師が作ったものなんだ」
C:「じゃあ鍵を手に入れればいい」
W:「作れるかもしれないが…。それに腕輪を手に入れればの話だ。簡単にはいくまい」
腕輪を取り出すコーデリア。
W:「私の知らない内に君が手に入れていれば別だが」
コーデリアから腕輪を受け取るウェスリー。
W:「お見事!」
C:「ありがと」
にやりと笑うコーデリアが頼もしかったです(^^)。
さぁ、勝負はこれから。物語はいよいよ佳境へ。
秘密クラブ(N)
ジャックの挑発に乗る振りをして逆にジャックを挑発するエンジェル。
A:「今日できることは今日やろうじゃないか」
ジャックの首を掴み、ぎりぎりと締め上げます。が、背後からジャックを羽交い締めにして腕輪を外せと脅すエンジェルにダリンが発砲。ジャックは死亡し、その体を貫通した弾がエンジェルの肩口に命中します。兄弟なのに…。ダリンには血も涙もないという感じでした。
エンジェルは再び電気ショックで気絶。
ウルフラム&ハート(N)
目覚めると目の前にはライラ。
「悪魔同士の格闘技を賭け賭博の売り物にしている未公認の秘密クラブで賭けに参加していた」「彼女は弁護士」この2点から、ライラの職場をウルフラム&ハートと断定するエンジェル。何故?(笑)
ライラはエンジェルを秘密クラブから解放する代わりに、彼が探偵社を辞め、W&H社の邪魔をしないよう要求しますが、会社のため…というより、どうも個人的にエンジェルに興味があって…という気がします。
ヒールを履いたライラとエンジェルは背丈のバランスが良く、なかなかお似合いです。
しかし、「強引だったけどあなたとの契約をうちに売るようにダリンを説得したの」ってエンジェルとダリンの間に契約があったとは思えませんが(^^;)。
エンジェルの部屋、秘密クラブ(D)
魔術と中世の技術が融合された、例の腕輪に関する資料を翻訳したウェスリーは、腕輪の接合部分に少量の電流を流せばロックが外れるはず…と実験に勤しみます。
伝導率が高いと衝撃が強くて弾き飛ばされるため、伝導率が低く、かつ腕輪の接合部分に入り込むほど細い物はないかと考え四苦八苦するウェスリーに、コーデリアが「馬の毛」を提案します。「馬の毛ねぇ…」と半信半疑で試したウェスリーでしたが、これが見事的中!
ロックが外れた瞬間、「おおっ」と軽い感動が(笑)。
一方、ライラの申し出を断り、秘密クラブに戻ったエンジェル。
自由になるチャンスを棒に振って戻ってきたエンジェルに驚く悪魔たち。かなり動揺が走った模様。
自ら腕を差し出し、腕輪をロックされるシーンはとってもカッコ良かったです(^^)。
秘密クラブ(N)
チケット売り場では今夜のエンジェルの対戦相手トレプコスに1万ドル(クリブ戦の倍!)を賭けるライラの姿が。可愛さ余って…というところでしょうか(^^;)。
21人目の相手、エンジェルを倒せば自由になれるトレプコス。一方的に責め続けますが、杭で留めを刺そうとしたところで形勢逆転。一気にエンジェルに追いつめられてしまいます。
その頃、こっそり悪魔たちの控え場所に忍び込んだウェスリーは、クリブに手助けを持ち掛けますが、腕輪を外すキーを見せて説明した途端、長い舌でキーを奪われてしまいます。手の届く距離ではなかったため、ウェスリーにも油断があったのでしょう。まさかあーんなに舌が長く伸びてくるとはねぇ…。
ウェスリーから奪ったキーで腕輪を外したクリブ。そのまま一人だけ逃亡しそうな雰囲気でしたが、トレプコスの喉元に杭を突き付けたエンジェルが、留めを刺さずに杭を投げ捨てる姿を見て心が動いたようです。
一方、九死に一生を得たトレプコスはエンジェルに攻撃を再開。これが最後の一撃になろうかという拳を振り上げたところで、真正面からエンジェルと視線を合わせたトレプコスは、静かに拳を下ろします。
遂にエンジェルと心を通わせたトレプコス。しかし、時既に遅し!?
戦意を無くしたトレプコスとエンジェルを始末しようと彼らを囲む警備員たち。ところが、そこへクリブによって腕輪を外された悪魔たちが一斉に乱入。事態は一転して悪魔有利に傾きます。
このシーン、人間が悪魔にボコボコ殴られるわけですが、どう見ても人間の方が悪者に見えます(笑)。
その頃、観覧席では銃を取り合ってもみ合うウェスリーとダリンの姿が。結局、銃を手にしたのはダリンでしたが、直後にコーデリアに突き飛ばされ、闘技場に落下します。コーデリア強し(笑)。
ダリンに腕輪を嵌めたクリブはダリンの体をトレプコスにパス。受け取ったトレプコスはすかさずダリンを赤い線の外側に向って放り投げ、ダリンの体は分解して塵と消えます。
なかなか見応えのあるシーンでした。
秘密クラブ・表(N)
体力を使い果たしボロボロになったエンジェルを両脇から支えるウェスリーとコーデリア。お互いに褒め称えますが、確かに今回はエンジェルも含め三人三様の大活躍でした(^^)。
「今夜は良いことをした気がしてるんだ」と充実感に浸るエンジェルでしたが、「…これって悪魔たちを自由にしたってことよね?」とコーデリアに指摘され、複雑な表情に。
まぁ、悪魔といっても皆が皆悪いことをしているわけではないでしょうし…。ねぇ?(^^;)
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