<アトガキ>
三話構成のわりに、意外と時間がかかりました。
本編の年表とか色々と無視した感じになってしまいましたが、個人的には書き切れて満足です。
『少年は剣を…』は「カオスウォーズ」というゲームのサントラ(?)なんですが、聞いた話『終端の王』がOPになってただけらしいです。
アルバムの収録順番は『終端』→『風車』→『楽園』の順なんですが、アルバム内での時間軸や、今回の小説で必要だったので、入れ換えました。
歌詞も歌詞カード通りではなく、見やすくなり、かつ語りと歌の部分がわかりやすくなるように変えてあります。
まぁ単に、発語しない記号を抜いてあるだけですが。
…ていうか、歌詞での()内の単語。 アレ、直前の単語の読み方だってわかった人…いるかどうか不安になってきた(汗)。
解り辛くてごめんなさ〜〜〜い!!
『Sound Horizon』の曲は一曲一曲、引いてはアルバム全体がひとつの物語になっているから好きです。
しかも歌劇みたいになってるから余計ハマります。
と言っても、私は兄の影響ですが(笑)。
CDだって元々は兄の物だし。
まぁとりあえず、各話の後書きをば。
『緋色の風車 〜Moulin Rouge〜』
アルベルが別人(汗)。
グラオさんもアレだし(ヲイ)。
最後の光はあれです。 アペリスの聖女の高過ぎる施力の暴走です。
あまりに強過ぎたもんだから、竜さん即死です。
跡形も残さず消滅しちゃいました。 ある意味スゴ。
フェイトの覚醒時並に威力ありますからね。
で、たまたまアリアスにいたアドレーが、その時の光の柱を目撃。
後で部下に調べさせて事態を知った、ってな事で。
ここから次に繋がるわけです。
ちなみにこの曲、歌詞に2パターンあるんですが、こっちにしました。
…これじゃ「後書き」じゃなくて「補足」ですね(爆)。
『神々が愛した楽園 〜Belle Isle〜』
レイリアさんの正体発覚(笑)。
アドレーさんは一応、この時は上にも服着てます。
ムキムキではありますが。
あの時アルベルの血筋を知ったアドレーさんは、即行で陛下にお伺い立ててます。
姪の息子は私の甥じゃあ! ってな感じで、すぐに迎えに行かせたロメリア母。
ある意味最強です。
ていうかレイリアさん死んだ時(アルベル三歳)も来たんですけどね。
その時はグラオパパが親馬鹿炸裂して、「うちの子は渡さーん!」て追い返しましたが。
パパさん死んで、「よっしゃ邪魔者はいなくなったぁ!」
て、喜び勇んで行ったら返事は「ごめんなさい」。
まぁ15歳になろうが24歳になろうが、アルゼイとウォルターが「息子もどき(孫)はやらん!」て言いますが。
…これが現在まで続いてる状況なんですよね。
ロメリア即位して最初にやったのが甥(ハトコの子供って何て言うんだろう…)の所在確認だったら最高(笑)。
『終端の王と異世界の騎士 〜The Endia &
The Knights〜』
曲としては三曲の中で、これが一番好きです。
さて、小説について。
アルベル視点です。 というか、ラスボス戦の実況中継です。
普段「阿呆」とか「クソ虫」とか言ってたせいで、名前覚えれてないアルベルに萌。
でも少しは丸くなってる感じにはしてみました。
EDでフェイトの事名前で呼ばせてみたり、「雑魚」って漢字で言いそうな所を「ザコ」ってしてみたり。
そして何より、レイリアさん初登場! 多分最初で最後になるんでしょうが(爆)。
イメージ的には黒髪で、顔はアルベル中身はグラオ(てかむしろアドレー?)な感じ。
要は豪快な人。 「宗教国家の王族だとか、体弱いなんて絶対嘘!」とか言いたくなるような人です。
グラオさんも「そのギャップに惚れたぜ☆」みたいな。
いつか夫婦の馴れ初めみたいな話が書きたいです。
反転したら出てくる、レイリアさんが最期に言った暗号みたいな言葉。
あれは『Sound Horizon』の別のアルバムの『Roman』から取りました。
『11文字の伝言』です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
2007年 3月 29日
橘 葵 拝
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