上杉氏<山内家> (??)本拠:??? Update 09/01/04
 勧修寺流藤原氏後裔。鎌倉末期、頼重の時、丹波・上杉荘を領して上杉氏を称する。縁戚の足利氏による室町幕府設立に尽力。その後、足利尊氏の子基氏に始まる鎌倉公方の補佐として鎌倉に下向し、扇谷、犬懸、山内、託間の4家を立てた。山内家上杉氏は頼重の曽孫憲方の時、鎌倉山内に居館を構えたことに始まる。山内家当主は、多数が関東管領並びに武蔵守護の重職を兼任して、一族中最も威勢を振るうと共に、庶流として深谷家、越後守護家等派生して勢力を拡大する。しかし、室町末期にかけて、鎌倉公方との対立、一族の内紛、家宰長尾氏の台頭等から弱体化していった。
<山内家>… ─顕定┬顕実
            └憲房┰憲寛┌政虎
                 ┗憲政┷憲重
<深谷家>… ━憲賢┳憲盛
            ┗氏憲━憲国━憲景
< 越  後 … ┳定昌
 守護家>   ┣(顕定)
        ┗房能─定実
<上条家>… ┳(定実)
        ┗定明┳定憲
            ┣定兼
            ┗頼房┯景義
                 └政繁━義真
長尾氏 大石綱資 長野業正 上泉信綱 岩松昌純 由良成繁
赤井照景 藤田康邦 藤田信吉 高田憲頼 安中重繁 小幡憲重
小幡信貞 和田業繁

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