ブラザーフッド
見る価値 ★★★
韓国映画のブラザーフッドです。「brotherhood」とは兄弟とか、盟友とかを表す単語のようです。この物語はそのタイトルにふさわしい兄と弟の物語でした。
幸せに暮らしていたイ兄弟、兄のジンテは弟を大学に行かせるために靴磨きになり、弟のジンヨクは家族の期待を受けて高校に通う好青年でした。
しかしそこで朝鮮戦争が勃発します。否応なく徴兵されてしまう二人、彼らは厳しい戦場の中で運命に翻弄されます。
と、まあそういうわけです。今時の流行なのでしょうか、戦争はよりリアルにより残酷に、を演出した作品だと思います。軍隊の非常さを表現しながらもやっぱりどうしても韓国軍よりになっているのは仕方のないことなのでしょうか?北朝鮮軍がかなり悪役に扱われているように思います。
私のスタンスでは政府の善し悪しはあるものの兵士達自信は善悪の垣根を越えた存在と認識しています。そういった意味で以前のJSAなどは北朝鮮人も一人の人間であると表現していて好感を持てました。悪の組織の構成員ではないのです、同じ人間なのですから戦争映画で一方を悪者にするのは感心できません。
でもこの映画はそれでも良い映画だと思います。みんなが感動したというのも頷けますね。
ロード・オブ・ザ・リング3
見る価値 ★★★
今回は最終章「王の帰還」です。このロード・オブ・ザ・リングという物語のストーリーのあらましをしましょう。大スペクタクル過ぎるので簡単に。
ホビット族という人間とは違った種族がいて、その若者フロドが叔父から力の指輪という物を受け継ぎます。しかしその指輪が大変な物でその指輪の所有者は世界を征服する力を持つというような代物だったわけです。
この話はフロドが忌まわしい力を持つ指輪を滅びの山へ処分しに行くというお話です。(えらい簡単だな)
ま、その間に魔族達と人間の戦争があったり、フロド達の冒険があったり、巨大な化け物が出てきたり、魔法使いがいたり、象が四本牙で巨大だったりするわけです。(ワケわかんないよ〜)
とにかく今回は最終章と言うことで戦争のシーンが派手ですごいです。一見の価値はあり。長いけどね。
気になったのはフロド君がえらく深爪してるってこと。この子爪ないやん。しかも指輪の力でどんどん心が荒んでいって・・・。サム君えらい!
そんなわけで今回の見所はけなげに主人に仕えるサム君の受難に決定!
ロード・オブ・ザ・リング2
見る価値 ★★☆
今回はロード・オブ・ザ・リングの続き、「二つの塔」です。前回仲間が散り散りになってしまった所まで行きました。
ストーリーは面倒くさいのでなし。綺麗な景色を眺めてください。次回はいよいよ王の帰還です。
キル・ビルVol.1
見る価値 ★☆☆
設定、ストーリーその他諸々、もう滅茶苦茶です。ご都合主義も良いところ、ストーリーなんてあってなきがごとし。色々なことをやりたいがために全ての設定があるみたいな。つながり無視みたいな。
まあ、そういうわけでこの映画は物語としては最低であります。だけどこの映画はたくさんの効果や演出を見せてくれます。本当に突発的に、何の脈絡もなく始まります。
それらを見るとしたらこの映画は見る価値があります。ストーリー度外視で、設定などの細かいことはごちゃごちゃ言わないで。「はあ?何でそうなるワケ?」「そんなことあるワケないやろ!」みたいなことを言わなければ全然OKです。
ただ、こだわりなのか日本語をやたら話したがります。片言日本語同士の会話とか、外人同士なら英語で喋れよ。とか思うんですが・・・。
28日後...
見る価値 ★☆☆
この話はイギリスの話で、ある若い男が事故にあって昏睡状態に陥り、28日後に目が覚めたら街に自分しかいなかった。という物語です。
実はその28日間でイギリスにはある恐ろしいウイルスが蔓延し、感染した人間は感染していない人間を襲うモンスターになってしまうということになっていたのでした。彼は仮死状態にあったために、ウイルスにも感染せず、モンスターにも襲われずに済んでいたのでした。
モンスターから逃げながら街をさまよう彼に二人組の男女が助けをさしのべます。彼らはうまくモンスターから身を守りながら生き残った未感染者だったのでした。
まあこの話まあまあ面白い方です。モンスターも良くできてるし、緊迫感の出し方も一応合格ラインです。でも最後がな・・・。ダメだろやっぱ、軍人が素人に翻弄されちゃ・・・。銃を持った軍人達より強い主人公(アルバイト)・・・。というわけで最後が結構アレなんですが、暇つぶしで見てください。
