フィアー・ドット・コム
見る価値 ★★☆
ホラー映画です。刑事のマイクはインターネットで拷問殺人の様子を中継しているドクターという通り名の殺人鬼を追っていました。そこへ変死体が出たという連絡が来ます。
死体は目から血を流しているという異常な状態でした。そして同じ状態で急死するという事件が立て続けに起こります。検査の結果彼らの死因は不明。感染症ではないというのです。しかも彼らに共通点はありません。
しかし捜査が進むに連れて、犠牲者があるインターネットサイトを見ていたという共通点が浮かび上がってきました。その謎とは?
今回は本当にさわりだけの紹介です。感想を言えばこの映画はある邦画のパクリです。ただやはり結末は違います。内容としてはショッキングな映像を多用して怖がらせるというものです。結構怖いと思います。えげつない表現が嫌いな人は敬遠した方が良いかも知れません。
まあ、ストーリーはパクリそのものなので目新しさはありません。
ゴーストシップ
見る価値 ★★☆
米国のホラー映画です。50年前、アントニオ・グラーザ号という豪華客船で凄惨な大量殺人が起きました。船はその後連絡を絶ち、今も尚その行方は知れていません。
さて、現在に戻り、海ではマーフィーをリーダーとするタグボートのチームが活躍していました。彼らは自分たちの救命艇を使って遭難している船や、漂流している船を港まで引っ張ってきてお金を稼いでいるチームです。
ある日、そのチームにフェリマンという青年が近付いてきました。彼は南氷洋を飛行中、漂流している船を見つけたのでその船の回収をして欲しいと依頼してきたのでした。
早速現地へ向かうマーフィー達、そして彼らの前に現れたのは50年前行方をくらませたままになっているアントニオ・グラーザ号でした。彼らは船に乗り込んで調査を始めます。
エップスはチームの紅一点です。彼女は調査の際に船内で見知らぬ少女を見かけます。誰もいないはずの漂流船、彼女はこの世に存在するはずのない少女に恐怖を抱きます。更に次々と船内では不可思議な出来事が起こります。
その内、メンバーの一人が「この船は呪われている!仕事を降りるべきだ!」と言い出します。しかし、マーフィー達は船倉で金塊を見つけてしまいます。金塊をどうしても手に入れたいメンバーと降りるべきだと言ったメンバーに諍いが起こります。
結局、どうにかして金塊だけは手に入れようと決着を見ますが、彼らは船内に留まることでさらなる恐怖に導かれていきます。
この船はどうして呪われた幽霊船になってしまったのか?彼らの運命はどうなるのか?謎の少女の正体は?それらの謎を解明しながら物語は進んでいきます。
うん、今回はうまく内容を紹介できたのではないだろうか。ところで感想を言いますとホラーとしてはやはり二流です。やはりというのは、米国のホラーはさほど怖くないということです。
本当に遭遇したら怖いんでしょうけど日本のホラー映画ほどは恐怖を感じませんでした。結局「あった〜ら、こわい、セレナーデ〜」なんですね。少し古いか・・・。
まあ、映画としては面白いのではないか、と思ったので2つ星付けてみました。そう言えば日本人と米国人では怖いと思うツボが違うらしいですね。ということはこの映画もあちらではそれなりに怖かったということでしょうか?別にお勧めはしません。それでは。
猫の恩返し
見る価値 ★★★
今回は宮崎アニメです。もう一本おまけに着いていたギブリーズは何だか今ひとつでしたが、猫の恩返しの方は良かったです。
なんと言っても登場人物が魅力的ですね。主人公のハルちゃんもいいです。ハルちゃんは今時の女子高生という感じなのですがすごく素直でとにかく良い子です。それとバロン。普段は猫の人形なのに困っている人が訪ねてくると動き出すのです。
そのバロンは今時どうかと思うほどキザでフェミニストで、何でも出来て、とちょっといけ好かない奴に見えますが、どういう訳か見ている側は素直に格好良いと思ってしまうんですね。
たぶん、どんな登場人物でも好感を持てるように作ってしまうのがジブリのジブリたる由縁なんでしょうね。
物語も面白いです。1時間少しと、短い作品でしたが見終わったあとすがすがしくなります。それではまた。
レッドドラゴン
見る価値 ★★☆
羊たちの沈黙、ハンニバルに続くハンニバル・レクターシリーズの第3弾です。ハンニバルではあまりの出来映えに腹が立つほどでしたが、今回は大幅に改善されています。
まず、今回は羊たちの沈黙の前という設定です。まあよくある過去編です。ハンニバルは主人公ではなくて羊たちの沈黙と同じようなアドバイザーの役割をしています。
やはり彼は刑務所の中で、刑事にアドバイスをする天才肌の犯罪者という立場がよく似合ってます。
ストーリーは羊たちの沈黙と同じような感じで、連続殺人が起きてそれを追うFBIの捜査官がレクターのアドバイスを受けながら犯人を追いつめていくというモノです。もちろんあのレクターのアドバイスですからたまに罠が仕掛けてあったりして主人公はピンチに陥ったりもします。
レクター博士は魅力的ですね。他の作品がこのキャラをパクるのは当然でしょうか。それではまた。