PostgreSQL:列の作成
列の作成方法
前項で作ったテーブルに、列を定義していきます。 テーブル users には、 id, username, password の3つの列がありますが、 説明の都合上、id は次項に回して、 ここでは、username と password を作成します。
[Databases]、[sql_sample]、[Schemas]、[public]、[Tables]、[users]、 [Columns] までたどり着いてください。 では、実際に列を作成してみましょう。 ・[Columns] を右クリック ・[Create]、[Column...] ・「General」タブで、 Name:username ・「Definition」タブで、 Data type:text ・「Constraints」タブで、 Not NULL?:On にします # 初期の値の欄には何も書かないでおきます。 # NULL と書いても構わないようですが、 # 'NULL' という文字列と解釈されても困るので、一応。 ・[Save] これで、列 username ができました。 同様に、 Name:password Data type:text Not NULL?:On にします で、列 password も作成します。
制約
データベース・テーブルの列には、 いくつかの「制約」を付けることができます。 この項に出てきた「NOT NULL」は、 「データを追加する際、必ず、何らかの値を入れなければならない」 という制約です。 制約を守らない (= この場合は文字列を入れない) と、SQL エラーで失敗します。 実際、 テーブル users の、 ログイン名 (username) は、名前を入れてもらわないとログイン時に個人が特定できませんし、 パスワード (password) も用意するからには、 何らかの文字入力を強制しないと、セキュリティ的に意味を成しません。 これらの制御は、当然、プログラム側でチェックするわけですが、 データベースレベルで砦を作っておく事で、 たとえプログラムがバグっていても、不正なデータを排除できます。 制約は、他にもあります。 できる限り、用いるようにしましょう。
"C:\Program Files\PostgreSQL\17\pgAdmin 4\runtime\pgAdmin4.exe"
で起動します。
[PostgreSQL 17] を右クリック。
「Properties...」、「Connection]タブの「Username」が、sql_sample であることを確認しておきます。
違えば、sql_sample に書き換えてください。