PostgreSQL:概要
一般に WEB アプリでは、
ユーザーの入力したデータを保存し、加工したり、出力したりするので、
データベースは必須といえます。
# テキストファイルや、
# 独自フォーマットのデータを使ってもいいですが、
# データベースを使うほうが圧倒的に管理が楽です。
PostgreSQL を操作するには、
・データを入れる場所を用意する (データ定義といいます)
・データの出し入れを行う (データ操作といいます)
方法を覚える必要があります。
どちらも、SQL という言語を用います。
# 一般に "エスキューエル" と、そのまま読みます。
SQL は、
・コマンドプロンプトで手入力する
・専用ツール (PostgreSQL なら PgAdmin3.exe) 上で実行する
・PHP の専用ライブラリでプログラムから実行する
といった方法が取れます。
SQL は、ISO で標準化されているので、
基本的な文法は、どの RDB でもだいたい同じです。
が、
細かい部分では、RDB 毎に仕様が違うので、
本稿では、PostgreSQL のみを前提に説明します。
# RDB による細かな違いについては、
# WEB や、SQL 辞典といった書籍を参照してください。
なお、本稿では、
・データを入れる場所を用意するのは、PgAdmin で、
・データの出し入れは PHP のライブラリで、
行う事としています。