環境の構築:Smarty のセットアップ
Smarty は、PHP のライブラリの1つです。
詳細はずっと後で説明する事になりますが、
このライブラリによって、
WEB アプリの作成がとてもラクになります。
インストーラは、ココで入手できます。
本稿では、3.x 系の最新版を使用します。
# 本稿を書いている時点では、3.1.14 です。
.zip を落として、解凍します。
Smarty-3.1.14 のディレクトリ名を Smarty に変更し、
C:\php\includes にコピーします。
# C:\php\includes\Smarty\libs\Smarty.class.php
# になるような場所に置きます。
コピーしたファイル群のうち、
必要なのは libs ディレクトリ以下だけなので、
それ以外のファイルは削除して構いません。
Smarty の最新のソースコードは、
SVN で公開されています。
http://smarty-php.googlecode.com/svn/trunk
で閲覧できます。
TortoiseSVN でチェックアウトしてみてください。
正式リリースは頻繁には出ませんが、
SVN 上では、適宜バグ修正が行われています。
期待した動作にならない場合、
まずは、SVN で最新版をチェックしてみましょう。
それでもダメなら、
ホームページの Forum で投稿するのが有効です。
ただ、
こちらはタダで使っているわけなので、
ネチケットを守り、
開発者が確実に再現できる情報を挙げる必要があります。
そでもなお、確実に対応される保障はありませんので、
その辺りは、十分認識した上でお願いします。
# これは、
# Smarty に限らず、オープンソース全般に言えることですが。
Smarty には、
大きく分けて、
・2.6.x
・3.0.x
・3.1.x
の3系統があります。
全く初めて使用する場合は、
3.1.x を使うといいと思います。
2.6.x の最新版 2.6.27 は、
非常に安定したバージョンですが、
テンプレート管理機能が 3.x.x より弱いです。
# 古いので。
3.0.x は、2.6.x に対して便利な機能がいくつも追加されていますが、
バグもあって、お勧めできません。
3.1.x は、更に便利な機能を追加したものの、
2.6.x の互換性を考慮していない部分が多いので、
2.6.x から乗り換える際には苦労するかもしれません。
特に、compiler plugin を使う際は、注意が必要です。