☆サウスブリッジのヒートシンクを交換する


結局のところサウスブリッジのヒートシンクを交換しました
M3A78-EMに搭載されているサウスのヒートシンクではサウスチップの熱を賄えないからです

ノース用ヒートシンクは結構売られているのですがサウス用はほとんど見かけません
交換する場合の選択肢は2つしかありません プッシュピンを流用する方法と
熱伝導性両面テープで貼り付ける方法の2つです

プッシュピンを流用する場合にはプッシュピンの穴にあったヒートシンクを取り付けなければならず
そういうヒートシンクを手に入れる方法は製品を購入するか自作するか同じ物を使った
別のマザーボードから剥がして取り付ける方法しかありません

熱伝導性両面テープを使用する場合はプッシュピンを使う事を考慮せずにすみますが
重みに対しての接着力は非常に低く、元々付いていた小さなヒートシンク程度しか保持できません
熱量を十分に引き取ってくれる大きさのヒートシンクは話になりません

重要な注意点としては、サウスチップはスプレッダが無くむき出しなので
ヒートシンクを傾けると昔のAthlonのようにコア欠けします
コア欠けすると正常に動く保障はありませんので、十分に注意が必要になります
また、プッシュピンを流用する場合にも装着時等に傾けてしまう可能性もあります
大きなヒートシンクが元々取り付けられている場合でもグラボの取り外し時に傾けてしまう場合があります


M3A78-EMのサウスブリッジヒートシンク
寸法詳細 ○シンク部 幅 26mm 縦 26mm ○取り付け穴ピッチ 幅32mm 縦 18mm ○穴サイズ 3mm
画像見た目は5gっぽいですが生の眼でみた感じは3.5g程度です


ECSのSocketAマザーボードに搭載されていたチップセット用ヒートシンク
オンボードグラフィック搭載の板でした 12g~13gはあります
最低限これくらいの大きさはほしいです


AOpen s661FXm-USに搭載されていたチップセット用ヒートシンク
30gは優に超える これくらいあればとても安心


15mm幅のアルミ板が手元にあったので穴位置を合わせて切断しました
画像では5gみえますが実際には6g~7Gあります
これを装着後に熱伝導性両面テープを使用してAOpenのヒートシンクをくっつけました