☆自転車各部考察 ボトムブランケット

自転車各部の考察をしてみます 対象はママチャリです

☆ボトムブランケット
↑画像でクランク・チェーンリング・BBと書かれている「BB」です
ママチャリのBBは68mmのハンガーわんと呼ばれるカップアンドコーン型です
ロックリング-左わん-球(リテーナ)-玉押し-シャフト-玉押し-球(リテーナ)-右わん-ロックリングで構成されます
シャフトはクランクと繋がりクランクはペダルへと接合されます

ママチャリの場合左わんがスパナで回せるようになっています
右わんは☆型のくぼみになっていますので専用工具か16mmボルト用ナットで回せます

ママチャリのほとんどがチェーンカバーで覆われていて右わん側のロックリングを外さないと
チェーンカバーが外れません この右側のロックリングはクランク周りのチェーンカバーにある
メンテナンス窓からしか作業できませんのでロックリングを外す工具は差し込んで回すタイプでないと
非常に苦労することになると思います

もともとママチャリの場合は右わんを外すという概念が無い箇所で
全てのメンテナンスが左わんを取り外して行う想定の元に作られています
ですので 選択の基準は右わんを取り外して作業を行うか否かで決まります

激安ママチャリの場合グリスが足りていない グリスが無い 玉押しの精度が悪い
ベアリング球を保持しているリテーナーが壊れるなどの理由でメンテナンスを行う場合があって
メンテナンスをするだけならクランクを外し左わんを外せばできます
この時せっかくなので安物でもカセット式BBに交換する誘惑にかられるはずなので
そうなると右わんの撤去をしないといけません
ハンガーわん回しは3000円から4000円ほどします
私は16mmボルトのナットと200mmに切った16mmボルトを組み合わせて回しました
この16mmボルト用ナットも鉄やステン等があり鉄ナットでも外周部形が数種類あって
右わんの☆型にキッチリはまるのを探すと少し苦労するかもしれません
カセット式BBへ換装してしまえばハンガーわんのメンテナンスや組み立ての苦労から開放されます
そのうえ自転車を漕ぐ感じがとてもスムースでカッチリした感がわかると思います
ハンガーわんのメンテナンスを行ってた後 組み立て時に必ず迷うのはリテーナの向きだと思います
この迷いに直面した時は「玉側がわん側」と覚えておくと自転車いじりに役に立つはずです

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↑↑↑↑↑私のママチャリに装着したBBです↑↑↑↑↑
Firstcomponents F-2001E WIDTH:68mm LEFT:37.5mm CENTER:38mm RIGHT:35mm LENGTH:110.5mm A1:20.5 C1:22
Bearing size: 16(D)x 31(O.D.)x 10Tmm