夫婦仲良しの秘訣の第1は、
誰でも、一つや二つ良い所があるものです。そこで、妻の良い所を探して、照れないで、思い切って誉めてみましょう。日本人は誉め下手な民族ですので、抵抗はあるでしょうが、褒めちぎるのです。嫌味でなく、心から誉めるのです。うまく誉めることに成功すれば、きっと豚が木に登りますよ。すると、連れあいが生き生きとしてきますよ。案外、すてきになった相手を発見して、惚れ直すということが起こるかもしれません。人は誉められることによって、心を開いて相手の言うことを聞き始めるものです。本当の夫婦の会話は誉め始めた時から、始まるのですよ。

秘訣の第2は、
月に1回くらい、思い切り妻を甘やかしてください。日頃の感謝の気持ちを、照れずにはっきりと告げて、この日限定だけど、俺、何でもやるぜと提案してみてください。太っ腹を見せてください。きっと、やってもらっている自分より、やってあげている自分の方が頼もしく、とても心温まることに気がつくはずです。そんなやさしさが、長丁場の夫婦生活をリフレッシュします。長続きさせますよ。とても良い雰囲気を醸し出しますよ。すると、夫婦の会話が今までとは一味違って楽しめます。

秘訣の第3は、
夫達よ、「愛してる」と言ってみましょう。少し照れくさいが、思い切って言った後は、双方が心身ともに、とても落ち着くものです。妻はきっとそんな言葉を待っていますよ。或いは突然で、びっくりするかもしれませんが、その日はとても妻のサービスが良くなるはずです。妻がある日、突然、離婚を切り出して毎日の生活が悩み多くなる事を考えれば、その時の修復の努力に比べれば、はるかに僅かな努力です。そんな現実的な問題ばかりでなく、夫婦の会話がとても深い絆に裏付けられたものになります。二人の人生が深みの帯びたものになってきます。

なーんだ仲良くする秘訣、簡単な事と思われましたか?でも、この3つは、恐らく日本男性が一番苦手とする所ではないでしょうか。本当は簡単な、手軽なことが、あほらしい、面倒くさいと考えられて、なかなか出来ていないのが大部分じゃないですか?育ちも、生活習慣も違う二人が、黙っていればずるずると誤解の奈落に落ちていくのは当然の結末だし、そうならないように理解しあおうとすれば、それなりの努力が必要なのです。この3つが夫婦円満の勘所、落とし所なのです。最初から本当の夫婦なんてのはありえないのです。

新婚時代は、物珍しさや性欲が二人の心を占めて、相手を必要としているために、ちょっとしたことは我慢できるものです。結婚生活も長くなってくると、夫婦仲良くなる秘訣が必要になっていくのです。。

前頁でも述べましたように、夫婦仲良しが社会の世直しになるのです。夫婦だけのためと考えず、世のため、人のためと考えて仲良くしましょうよ。男達よ照れずに、俺達は良い事しているのだと胸をはって奥様を大切にしてください。

そうして、仲良くなって、子どもがもう一人できれば、これこそ、少子化に歯止めをかけるもう一つの社会貢献です。さあ、帰ったら、今晩から仲良くなるよう心掛けましょう。応援しています

日本男性 照れるな! 2