院長は平が使え

あなたは、院長を上手に使っていますか?
外来患者が訪れた時、、また入院患者が急変した時、
医師がうまくつかまらないで院長助けてと使うのもその一つです。
色々と病院内でのっぴきならぬ問題が起きた時に相談に呼ぶのも
院長の使い方です。でもそればかりではなさそうです。

院長は職員を使って、病院を本来あるべき姿に変えていく作業をやっています。院長が1人でやれればよいのですが、組織(病院)が大きくなれば、職員の力を借りなければこの作業は不可能です。
そうしたら、職員は院長に使われるばかりなのでしょうか?職員は院長の命を受けてその仕事のパーツを受け持っているのですが、あなたのその仕事では院長の仕事をしているのです。俺は、私はこの仕事では院長なのだと豪語してもいいのではないでしょうか?

もし、あなたがその気になって院長の仕事をしていくとすると、それは面白くて仕方がないという境地に到達するとすると、どうしても、院長というポジッションでないと動かない面が出てきます。そんな時には院長を担ぎ出さなければなりません。院長これをやって欲しいと要望するのです。これを平が院長を使うというのです。自分が院長になったような気持ちで、明確な責任感を持ってやった仕事なら院長だってノーとは言えないはずです。そんな使い方を院長は待っているのです。

でも、院長を使うのはそんなことばかりではありません。人間は自己実現のために生れてきていると言われています。自己実現は仕事だろうが、趣味だろうが、家庭生活だろうが、ボランティアだろうが何でもよいのですが、もし、仕事を自己実現の場として選んだなら、仕事に習熟して自分のものになったなら、組織を利用してこんなことをやってやろうという企画を出してもよいのではないでしょうか。そのためにはウーンと院長を唸らせなければなりません。かなり難しいですよ。院長自身が企画のプロフェッショナルをやってきたからです。ちょっとどこかの講習会で勉強してきたくらい、本を2〜3冊読んだ位ではウーンとは唸らないからです。勿論やるのはあなたです。ウーンとうなったからには、組織をあげて協力します。院長は立場を利用してバックアップします。やりたいようにやって、リスクは院長が背負うということです。これは要するに院長を使うということです。

あなたも院長を思い切り使ってみませんか?