浦添城

所 在 地  沖縄県浦添市仲間2丁目 別 名  
遺 構  石垣 曲輪 形 式  山城
築 城 者  英祖王 築 城 年  13世紀
歴 史 浦添城は、13世紀に英祖王によって築城されたのが始まりと伝わる。
浦添城は英祖王統から察度王統へと受け継がれ、14世紀には中山王の居城として最大のグスクとなる。
1406年、尚巴志に攻められて浦添城は落城し、尚巴志の父の尚思紹が中山王として浦添城を居城とする。
1429年、尚巴志は南山を倒して全島を倒し、居城を浦添城から首里城に移して琉球王朝を樹立する。これにより浦添城は荒れ果てる。
1524年、尚維衡は浦添城に居住し、以後浦添按司の居城となる。
1609年、琉球に侵入した薩摩軍により浦添城は落城し、廃城となる。
歴 代 城 主 英祖王統 察度王統 尚氏


浦添城の城壁(復元)


城壁は琉球石灰岩の切石の石積みで形成されている。 浦添城に隣接して、中山王の陵墓である「浦添ようどれが」ある。


現地案内図


<アクセス>
国道330号線の浦添市大平の「大平IC」から県道38号線へと東行きに入る。県道38号線の「安波茶」交差点を北へ左折し、350mの地点(7筋目、仲間バス停の次の筋)で右折する。300m進むと左側に「浦添グスクようどれ館」があり、そのまま通り過ぎると、突き当りに浦添大公園の広い駐車場にでる。城跡はこの公園内にある。(2011.12.14)

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