北之庄城

 所 在 地   滋賀県近江八幡市北之庄町  別 名   岩崎山城
 遺 構   石垣、堀切、土橋  形 式   山城(標高251m)
 築 城 者   佐々木六角氏  築 城 年   16世紀前半
 歴  史  城に関する文献資料は殆ど見つかっていないため、詳しい歴史は不明。
江戸時代の八幡山の絵図に佐々木六角氏の付城という説明が付けられているものがあるという。
歴 代 城 主 佐々木六角氏


城域の南端にある土橋 この土橋から、上段曲輪の虎口に入る道が続いている。 上段曲輪の土塁 高さは5mを越える


下段曲輪の、内枡型となった大手曲輪 下段曲輪の七つ池 円形の窪みに水が枯れることなく溜まっている。現状では窪みは六つであるが、七つ池と称する。


北之庄城は、八幡城のある八幡山の中央尾根続きにある。上段曲輪と、その北側に連なる下段曲輪から、南北に長い縄張りに形成されており、全体が土塁で囲まれている。上段曲輪は50m×50mの大きさであり、土塁で囲まれた全体は、南北の長さ約300m、東西の幅の広い部分で約100m、面積は1.5haある。
遺構は曲輪、土塁の他に、切岸、堀切、土橋、櫓台、狼煙台などがあり、樹木や下草がある程度伐採されているので、上段曲輪と下段曲輪内をほぼ見て回ることができる。


北之庄城がある岩崎山。
八幡山と峰続きである。


<アクセス>
北之庄神社から山に入る。神社の本殿の右手の脇をすり抜けると(向かって右手、左ではないのでくれぐれも)、すぐに山道が始まる。約15分程で、城の案内板のある地点に達する。城はそこからすぐ。北之庄神社の前の広場に駐車することができる。(2007.11.18)


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