六甲、日帰りハイキング
寒天山道からケーブル山頂駅を経て、石切道を下る)

2008年5月23日()     単独行

11:00出発…(寒天山道)…12:50六甲ケーブル山頂駅……14:00石切道入り口(下山開始)…住吉台住宅地…16:15帰宅
 
今朝は長らく続く好天の最後の日のようです。
パソコンを買い換えて処理スピードがずいぶんと速くなりました。
Hpの更新も、楽になりました。
パソコンの再構成も一段落したので、思いついて昼前に出発します。
またまた、家から六甲の新緑、花々を見に登りに行きました。

御影の白鶴美術館の脇から、住吉山手5丁目の住宅地を通って渦森台に抜ける。
正面に寒天山が聳えている。

此処からは急な登りである。
「自然林と人工林の混ざった登山道ですね」
程なく傾斜が緩くなり、平坦な道を暫く進むと、ケーブルの山頂駅は目の前だった。

「(何はともあれ)天覧台にいかずばなるまい」
やはり六甲といえば、ここからの1000万ドルの夜景です。
今日はあいにくと煙っています。
昼食を摂り、藤の花をスケッチします。

「これは中々難しいで」
天覧台の藤棚。
丁度昼なので、昼食とビールを摂りながら描きます。
今日は耐水性の細いサインペンで描いてみました。
家に帰って彩色しましたが、色が滲まなかったので満足です。

「これからはこの画材もよろしいですね」
同上のスケッチ
今日の予定は、住吉川に下山だ。
昼食を済ませたら、サンライズドライブウエイを延々と歩く。

前を見ると、閉鎖された「六甲オリエンタルホテル」も見えるではないか!
「懐かしいですね。阪急と阪神の統合で廃止されたのですね」

世の中には、確実なことは何も無い!
そんな象徴でした。
今は閉鎖された「六甲オリエンタルホテル」を望む。
  やがて道路を渡り、「みよし観音」前に出ます。
此処は、飛行機事故で死亡したスチュワーデス(既述)を慰霊する、観音さんです。
そこから直ぐに、石切道の下降路です。

降りる予定の石切道や天狗岩南尾根、それに油コブシや寒天山道も良く見えます。
これから行く先の登山道は、一旦急な下降の後、また急な登りが待っているようです。

「やれやれ、なかなか大変な下りの尾根ですね」

途中で巨石が積み重なっています。
昔は沢山の御影石が切り出されたのでした。
石切道の名残の御影石
その後は住吉川まで下ります。
対岸に数本の巨大な桐の花が見えています。
「昔の寒天小屋の名残の桐の花ですね」

六甲の山の新緑と花々を見直したBergenでした。
「漸くゆっくりと休憩して、もう一枚スケッチを描きます」
住吉川の奥の住宅地を書いてみました。
住吉川沿いの寒天小屋跡の桐の花
最近までゴルフ練習場だったのが、今では住宅地になりました。それも、鉄筋建築の、広大な敷地の一戸建てです。遠くからはマンションかと思っていたのですが、近くで確認すると、そうではありませんでした。
その一角に、小さな公園がありました。

この御影石に座って描きます。
建物は中々難しい。
「もう少し生き生きとした絵であればいいのに」
まあ、次第に慣れてゆきましょう。
住吉川から岡本山手

今まで何回か行った尾根を、再度登り下りしてみました。
予想通り、沢山の新緑の芽生え(少し遅いが)見られました。
平日なので登山道でお出会いしたのは、わずか5名でした。
何時も季節の移り変わりに敏感に反応し、風化せずに人生の開拓を進めて行きたいものです。