燧ケ岳&会津駒ケ岳山スキー登山
2006年5月2〜6日     同行者:,OM、IS,ST,SY,NC,HT,,MK,SK,、
訪問先  その1−燧ケ岳
5月2日:出発

22:20大阪出発ー5:00米山SA−
9名の参加者(1名は急遽不参加)を得て、2台の車は進む。
5月3日:休養日

5:00米山SA−堀の内IC−R252ー通行止めにて引き返しー堀之内IC−磐越道新鶴IC-桧枝岐ー御池(幕営)
予定のルートは除雪できておらず不通!さて如何する?
国道252号線は、浅草岳登山口の大白川の先で思いがけない通行止め(除雪)。ここからは只見町に抜けられず。
例年この時期なら除雪は問題ないのだが、如何せん!
今年は雪が多すぎる。
仕方が無いので新潟まで関越道を戻り、磐越道から会津若松を目指す。

会津田島から289号線を経て伊南、そして待ちかねた桧枝岐まで達したのは、12:00になっていた。
何処で幕営するか悩んだが、結局、登山口の御池(みいけ)まで到着した。

尾瀬の荷揚げのヘリが止まっている。
今日で(荷揚げは)終了したという。
天候も良いので何処かへ出かけてもいいのだが、中途半端な時間で皆さんもお疲れなので、止む無く宴会に突入。
長旅を労いあう。何と出発後15時間である。
御池で宴会モード,HT料理長。
5月4日:燧ケ岳

4:00起床 6:00出発(登山口)…9:10燧ケ岳山頂11:00…12:30御池
-15:00キリンテ(山菜取り、幕営)

いよいよ待ちに待った燧ケ岳登山です。
予想通り天候も素晴らしく、大勢の人でにぎわいます。 
燧ケ岳概念図:赤線/登山路、青線/滑降路
 
 昨夜の宴会も例により長引く筈だったが、流石お疲れモードには勝てない(?)今朝は定刻に起床。

今回の登山はスキー隊と登山隊の混成隊であるが、5月の雪なので、
スキー隊も迷うことなくザックにスキーをつけて登る。

御池の駐車場の直ぐ裏手から取り付く。
ほとんどもぐらないので快適である。
最初は樹林帯であるが、殆ど傾斜が無い。
天気は良いが心も軽いので、ついつい先を急ぐ。

途中から結構な傾斜面になる。
やがて上がったところが広沢田代の広大な湿原帯であるが、
勿論一面の雪原である。
樹林帯をスキーを担いで登る 

ここから再度、急斜面を登る。さっきよりはかなり急である。

「下りは大丈夫かな?」

と、思わず考えてしまう。

やがて木々も疎林となり、ドーム状のピークに到達した。
ここも本来は一面の湿原である。
それにつけても、素晴らしい天候です。
山の神さまに感謝です。

先に広大なコルが見えており、この辺り一帯が
「熊沢田代」でしょう。
振り返ると会津駒ケ岳が大きな山容を見せている。
明日はあそこだと思うと、期待と不安で満たされる。
 
手前のピークから山頂を望む

  熊沢田代のコルまではスキーで下れるが、めんどくさいので敢えて歩いて下った。(しかしOM,SKの両氏とも、きっちりとスキーを活用していた。)

 「頂上までなかなか遠いですね!」

途中に傾斜が緩くなった樹林帯があるのだが、基本的には無樹林の急斜面の広大な一枚バーンである。

 「これを滑ると思うと、わくわくしますね!」

途中、以外にも休憩することなく、最後のは急斜面を登りきり頂上まで到着。周囲の山々の眺めが素晴らしい。

 「まことに360度の遮ることのない大眺望です!」

眼下には尾瀬ヶ原と尾瀬沼の広大な平面が広がっている!
山頂で集合写真

 風もなく穏やかな天気です。
何時もと違い、この眺望と天気では長居する必要があります。

後ろのピークが「柴安ー」です。
標高2356mで、ここ「俎ー」より10m程高いので、大勢の人が登っていますが、かなりの急傾斜の雪壁です。

滑降に移ります。
此処からの眺望は素晴らしいです。
途中、熊沢田代で山登り隊を待ちましたが、あっという間に御池に到着しました。

今日はキリンテまで移動して、川の流れを聞きながら幕営です。
 
背後に燧ケ岳最高峰「柴安ー」と至仏山(左)
尾瀬ヶ原から日光白根岳(左) 肩で休憩、思わず寝てしまう。
山頂に群がる人々 中岳(左)と越後駒ケ岳(右)
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