2003/11/16(日)TIサーキット走行会
名もなき男改め「イエロ〜くん」のレポート
(写真撮影:きゃぷてん)
ハチロクだらけの走行会、夏のイベントに近い走行会であるにもかかわらず個人的なテンションはいまいち盛り上がっていない。
掲示板で中国のエース 春チャンプたぼちんから揺さぶり?をかけられても全くアウトオブ眼中。
その訳は・・・
ナニを血迷ったか最近原付バイクを購入してしまい 休日はほとんどバイクをイジっていたから・・・。
メットインのイカしたマシンだ。
黄色に塗ればイエローキャブ2号の誕生だ、うふ♪
このイカしたマシンについてはまだまだ未完成だが後日気が向けば番外編として書いてみようかと考え中。
そんなこんなで結局 前日までバイクをイジり続け、今回の走行会の事前準備といえばオイル交換とリヤのブレーキパットの交換ぐらい。
バネレートもF8K、リヤ7K&前後TRDスタビで変更なし。
若干フロントショックの底ヅキ感が気になるが。
タイヤは真夏に2枠、9月に4枠使っただけなのでまだまだ逝けると判断。
本当は予備として2本だけでも新品を用意したかったのだが、その資金はすべてバイクとその部品へと姿を変えていた・・・。
当日、現地に7時半ごろ到着。
すでにピットには結構な台数が入っていた。
知り合いの方々に軽く挨拶を交わして準備にとかかる。
荷物下ろしてタイヤ替えただけなので30分ほどで準備終了。
あとは午後までひたすら待ち続けるのであった。
さて1枠目のお時間。
ビデオは決勝枠しか撮ってなかったので時間がたちすぎてあんまり覚えてない・・・
が、すり鉢で知り合いの前でタコ踊りを披露した記憶がわずかながら残っている。
タイムは借り物のP-LAPでは51病前半だったような気がする。
1本目はこんなもんでしょ。
2枠目のお時間。
基本的に下手くそなもんでアンダーオーバーが激しい。
さらにブレーキングのグリップ感も乏しい。
明らかに縦方向のグリップも低下しているようだ。
ギャップでハネると大きく姿勢を崩す。
最近はタイヤに頼り切った こじる走りが身についてしまっていたのでグリップが怪しくなると対処できない。
う〜んかなりヤバイです。
なんとかクリアがとれてもP-LAPの表示は50病前半で一杯一杯だ。
このまま走り続けてもタイヤを消耗するだけなんであきらめて決勝に備えて早々に切り上げる。
予選タイム50病2。
4番グリッドに撃沈される・・・。
爺様にタイムで負けて更に凹む・・・。
真後ろには たぼちん・・・
絶望的な展開だ。
決勝を前に目で語り合う師弟
決勝のお時間。
タイヤは 見た目はまだまだグリップしそうな感じがするのだが ミゾがないのでどう判断していいかイマイチわかんない。
とりあえず空気圧を下げてみた。
前にはカーケア号とウイニング号、そして爺様。
後ろにはたぼちんとSUE44号。
とりあえず作戦を練る。
たぼちんとのこの距離は直線の長いTIではかなり危険。
というか 絶対に抑えきれないと判断。
ムリせず前半は先に逝かして後半クルマも人間もタレ出してペースが落ちる、もしくは自爆するころにスキをみて頂きま〜すというネガティブプロジェクトに決定。
フォーメーションラップに入ると何かのトラブルによりたぼちんはピートロードへ。
何の苦労もなく勝利を確信。
作戦変更。
とりあえず早い段階で爺様をパスしてトップ2台に喰らいていくことを決意。
速くて上手い2台についていこうとがんばれば何かが見えるかなと。
グリーンシグナル。
いつものように出遅れ。
後続車がぐんぐん迫る。
1コーナでアウトからS2000がかぶせてくる。
気合でインをキープ。
スタートで抜かれなかったのは初めてだ。
そのまま4番手をキープしたまますり鉢をのぼって裏ストレートへ。
すり鉢でミスったのか爺様の加速が鈍い。
頂きま〜す。
インにほりこんでフルブレーキ。
と同時に5→4→3→2とシフトダウン・・・
理想的な展開で酔いしれるボクちん。
作戦通〜〜〜り。
あら、止まんねぇ〜〜。
大きく大回りしてあっけなく抜き返される。
とりあえず爺様を追いかけてチャンスをうかがう。
がしかし、またしてもすり鉢で痛恨のプチタコ踊りを披露。
当然ストレートの伸びがなく爺様はぐんぐん前へ、そしてあっけなく後方のS2000にぶち抜かれる・・・
やっても〜たぁ〜。
このS2000もなかなかアツイ方のようで何度かインに飛び込むもきっちり締めてくる。
おまけに直線はV-TECパワー炸裂。
厄介なのを前にだしてしまった。
しか〜し、すり鉢の進入で2速に落としているのか やたら飛込みが遅い。
ここしかない。
次の周までムリせず適度にプレッシャーをかける。
2台とも牽制しあってペースが落ちる。
いつのまにかバックミラーにはSUE44号が大きく写っていた。
もう一台強敵がいるのをすっかり忘れていた。
すり鉢、案の定S2000は2速までシフトダウンし大きく減速。
頂きま〜す。
SUE44号もついてきた。
裏ストレートに出ると爺様ははるか前方、点になっていた・・・。
はっきりいってこの差は絶望的・・・回ってくれない限り追いつけない。
爺様お願い、いつものようにクルクル回ってプリ〜〜ズ。
後ろには相変わらずSUE44号がぴったり張り付いてきている。
う〜ん、とりあえずSタイヤのSUE44号に抜かれるわけにはいきません。
タイヤがかなりキツイ状態になってきたのでなるべく丁寧なアクセルワークを心がけながら走ったつもりだった。
が、後でビデオをみるも相変わらず下手くそでフラフラだ。
後ろのSUE44号をかなり意識して走行しているといつの間にか点のように小さかった爺様が大きくなっていた。
いきなりテンションア〜ップ。
7、8周目?周回遅れが出だしたころに完全にロックオン。
裏ストレートエンドでインに飛び込み今度はしっかり減速。
そしてパァ〜〜ス♪
しかし周回遅れにはばまれ ラインが取れない。
パワーバンドを維持できない。
爺様にベタ付けされる。
なんとかこらえる。
が、思ったようにクルマが動いてくれない。
というか動かせない。
高速コーナーが怖い。
すり鉢・・・またしてもベタ踏みスピンモードのタコ踊り。
踊りっぱなしのボクちん。
あっけなく差しかえされる・・・・。
そのまま追撃するも周回遅れのパスのタイミングとクルマをコントロールできず無念のチェッカーフラッグが・・・。
ぐやし〜い(ToT)
アタマをかかえるボクちん。(車載見たらほんとにかかえてます(笑))
結局目標のトップ2台に絡むことができず同士バトルに終わり、爺様に競り負け。
さらにたぼちんには50病超えを先超されてしまった。
完敗だ。
その夜は涙でパンツを濡らした。
すぐさまリベンジ!と 心に誓うも
翌日にはナイスな笑顔でバイクを一生懸命イジるボクちんがいた。
以上、バイクのイメージトレーニングは欠かさない初心者ライダーのイエロ〜くんのレポートでした!
しっかし、アホやね!爆笑しちまいました。
涙でパンツは濡れません(笑)