TIサーキット’初’体験記
その１
98/7/23発行
７月１９日、待ちに待ったレイブロス＆リボルバーＴＩサーキット走行会に初めて参加してきました。
前日までにサーキット走行に備えて準備したこと
・Ｓタイヤ（もらいもの）中古
Ｆ／ＡＤＶＡＮ０３２Ｒ
１９５／６０−１４（空気圧２．０ｋ）３分山くらい半年ベランダで熟成
Ｒ／ＰＯＴＥＮＺＡ５２０Ｓ
１９５／６０−１４（空気圧１．８ｋ）２分山くらい半年ベランダで熟成
・奮発してＮＧＫレーシングプラグ１０番を購入（た、高い！）
・リボルバーデフ下ストレートマフラーヘ交換（めっちゃ爆音！抜け最高！）
・エンジンオイル＆フィルター交換
ダッカムスＮＡスポーツ（これが結構お気に入り）
・ブレーキフルードエア抜き
・４点シートベルト取り付け
・洗車（やっぱり綺麗な姿でデビューしないと！）
・ヘルメット（持ってないので、今回仕事のため泣く泣く参加を諦めた’つくに’に借りた。ありがとう）
・スロットルポジションセンサー調整（自分で触ったら変になったのできちんと直してもらった）
・ロールバーボディ取り付け部増し締め（付けてからちょっとの間は緩むので、たまに締めたほうがいい）
お金がなかったので半分ほど残っていたブレーキパット（Ｆ／ＷＩＮＭＡＸ３１
Ｒ／ＷＩＮＭＡＸ２０）は交換せずにそのまま参加。まさか、あんな風になろうとは・・・
当日の午前２時半、結婚式の二次会から帰ってきたしにょにょめと共に、ＴＩサーキットへ向かって出発です。きゃぷてんとは、加西のＳＡで待ち合わすことになっています。
デフ下ストレートマフラーが奏でるサウンドは、最新ヒットチャートを鳴らすカセットデッキの音を見事に掻き消し、ただひたすら走ることのみを要求してきます。吹田を過ぎたころ、しにょにょめは力尽きて私の助手席で長い長い眠りについてしまいました。
加西ＳＡに予定より３０分早く着くと、しにょにょめの寝ぼけた「おつかれ」の言葉を合図に、私も力尽き深い眠りに落ちていきました。
朝の５時半、きゃぷてんが「雨ふってるで」と電話をしてきてくれましたが、眠気の勝っている私はそれどころではなく、
「まあええんちゃう、とりあえず行かなしゃあないし。どこにおん？」と聞くと「後ろ」と答えが帰ってきたので、また深い眠りに落ちていきました。
朝７時、やっと眼が覚めるとしにょにょめはまだ寝ています。辺りを見渡すと家族連れが「海へ行くぜ」とばかりにうじゃうじゃしていますが、空はどよ〜んとしてまたいつ雨が降り出すか分からない状態です。
とりあえず皆を起こし食べるものを買うと、元気良くＴＩサーキットへ出発しました。
美作のインターで高速を降り、最初の日石へ入ると、にいちゃんが「今日ＴＩでなんかあるの？？」と聞いてきました。どうやら朝からあやしげな車がたくさん来ているようです。「走行会があるんですよぉ」と嬉しげに答えておきました。
８時半にはＴＩに入っている予定でしたが、国道からどこで曲がったらいいかさっぱりわからん。だいぶ通り過ぎた頃にやっと行き過ぎたことに気が付き、Ｕターンしてたどり着くことができたときには、もう９時になろうとしていました。ＴＩに行くのは３回目ですが毎回通り過ぎてしまいます。はっきりいって分かり難いです。なんとかしてください。パシフィックグランプリの看板もいいかげんはずしたほうがいいのでは・・・
ＴＩサーキットに入ると、まだピットは埋まっていません。いそいそと知り合いのいるピットに車を入れ、準備にとりかかりました。
当日、現地での準備
・ライト類、バッテリー端子のテーピング
・タイヤ交換
・プラグ交換
・おっとキャンバーをつけとこう（ネガキャンスぺーサーが入っているので適当にピロアッパーで１度の位置）
・４点シートベルトをするのでリアシートの下側のみ取り外し
・いらない荷物の取り出し
・フロントナンバープレートの取り外し
走行した際のその他のセッティング
・車高
フェンダーつらいちくらい（街乗りのまま）
・スプリングＦ８Ｋ／Ｒ５．２Ｋ（街乗りのまま）
・ショックＦ固定なのでそのまま／Ｒ３段目（街乗りのまま）
・コンピュータ（リボルバー製。ＴＶＩ−Ｓ４０００ｒｐｍでオープンのおためし品使用。ＭＡＰは過去に販売していたものを使用しスイッチで５％増量。現在街乗り等でおためし中）
・ＡＰＥＸスーパーＡＦＣで低回転の燃料を少し絞り、高回転を少し増量（はっきりいっていいかげん）
サーキットを走るにはかなりいいかげんな準備です。まあ壊れはしないだろう、飛んでいきさえしなければ・・・
そうこうしているうちに、リボルバーのにいちゃんが積車にハチロクを載せてやってきました。ハチロクにナンバーは付いているのですが不動車が出たとき用です。
実は今回の私の参加を誰よりも楽しみにしていたのがこの人でした。ずいぶん前から「勝負や！楽しみやなあ」と店に行くたびに言われ続けていました。この人のハチロクは私と同じ後期ＡＰＥＸのフル装備軽量化なし、しかもサンルーフ付きです。
今回参加のハチロクの中では、私と共に最重量級でしょう。エンジンは基本的にＮ１なのですが妙に速く、今までのベストラップは無理をしないで２分フラットだそうです。
勝負もなにも最初から勝てる訳がないのですが、まあ無理をしない程度に頑張ってみましょう。
１０時になり、受付とドライバーズミーティングが始まりました。３０分３回の走行で、３回目はタイムアタックです。本格的にみんなにタイム計測用の発信機が渡されました。こりゃ、絶対に３回目まで走らないと！
外ではシトシトと雨が降ったり止んだりしています。やばいなあ。これ以上降るなよ。
つづく