2003/11/16(日)TIサーキット走行会

てつのレポート


(写真撮影:きゃぷてん)


待ちに待った11/16 TIACバトルカップがやってきました。
「春のチキチキ瑞浪最速王決定戦」出場車や夏の「AE86フェスティバル 全日本AE86王者決定戦」出場車も多数。
こりゃ燃えますな!

前回(春のTIACバトルカップ・1分58秒後半のタイム)からの変更点

・いけてないフロントショックをO/Hがてら仕様変更(初期をやわらかく)
・前回失敗したフロントスプリングを12K→10Kに戻す
・リアショックをエナペタルからカーケアオフォスさんのF+サスペンションシステムへ。
・フロントを更にがっちり固めるためにがっちりサポート装着
・なんとなく付けてみたかったのでエンジンメンバーダウンアダプター装着
・フロントショックのストロークが不足気味なのでフロント車高5mmアップ
・トーは0に(前回若干アウト気味だった模様)
・キャンバーはほぼめいっぱいネガ方向へ。

と主にかなり不満のあった足回りを変更。
走行会前の2ヶ月ほどはほとんどウマに乗ったままでした(^^ゞ
ブレーキについても、リアのジャダーがひどかったのですが、これはバランスを後ろに振りすぎていたのではないかとの推測から、今回はほとんどノーマル状態のバランスでいくことに。
エンジンについてはフリーダムのセッティングでA/F値を適正化したくらいです。

目標を56秒台、あわよくば55秒台において挑むことに。
当日は我が家に泊まったっぽっぽさんと撮影部隊きゃぷてんと一緒に朝6時すぎに出発。
神戸手前の料金所で黒銀のレビンを発見!!よーく見るとTaka8親ビンじゃん(笑)
つるんで集合場所 別所PAへ。
別所PAではぽんそさん、見学組のあきとさんいけろくくんと合流予定。
とそこに一本の電話が。「お!中野っスさんだ!」
気合で夜中に仕事を終わらせた中野っスさんが10分ほど遅れて到着!
「んがっ!!でっかいハネ付いてるんすけど」
フロントキャンバー8怒にでっかいハネ。曲がるんかいこの車(笑)
あきとさんが来ない・・・と思ったら間違って通り過ぎたそうな(~_~;)
というわけで出発!
途中であきとさんに追いつきTIには10時前に到着。
なんかめちゃめちゃ台数多いんですけど・・・
続々と知り合いの車も到着。
とりあえずB組は昼から走行なので、なんかのんびりした気分♪
みんなとうだうだ話をしながらだらだらと準備を進める。
午前中はフェラーリのイベントがあり、甲高い音が響き渡ってる。
みんなに「悪あがきや!!」とか散々けなされながらも黙々とバンパーに飛び石対策のガムテープを貼る・・・(笑)
だって貼ってても悲しいくらいボロボロになるんだもの・・・


走行前のひとこま


だんだんと走行の時間が近づいてきた。
あードキドキしてきた♪


いざ出撃♪

一枠目

ブレーキのバランサーは8回転ほどするのだけど1回転ほどだけリア寄りに設定。
リアショック30段中5段目で出てみることにした。
徐々にペースを上げていくと「あ、あかん。リアやらかすぎた・・・」急いでピットに戻り一気に10段目へ設定。
今度はいいかんじ♪とりあえずこのままいってみよう。
そしてそろそろ全開走行開始♪バックストレートエンドでフルブレーキ!!・・・ごん!!
「!!!???・・・フロントから変な音したんですけど・・・」
冷静に考えてみるとどうやらフロントショックが底づきしたっぽい。
やっぱストローク不足のようだ(T_T)やわらかめに減衰変更したからなぁ。
ブレーキ的にはかなりいいかんじで効いてたんだけど仕方がないので更に1回転ほどリアに振る。
若干リアが流れやすいセッティングだけど前回の課題だったジャダーは皆無になった!
底づきもなくなった。
ひゃほー♪こりゃええ感じやわ。めっちゃよう効くぞ!!
コントロールもしやすい
し、やっと4ポットの本領発揮だ。
更に以前のコーナーへのアプローチでの不安な挙動もなくなった。
足まわりの変更が功を奏したようだ。
ウハウハ状態で走っていたんだけど、なんか変。
どんどんリアが流れやすくなってきてどうにもこうにもならんようになってきた!
「なんで?????」
またもや冷静に考えてみる。
「あ!!タイヤの空気圧調整するの忘れた(笑)」
冷間2.1キロ
のままでてきてしまった!
もう時間もそんなにないので、だましだまし走行を続けることにする。
ふと気が付くと後ろからmarushibuさんSUE44さんがランデブー走行で迫ってくる!!
ぐあー、一瞬でもいいところを見せたい!
バックストレートでmarushibuさんに並ばれるも俺頑張る(笑)
直線は完璧に互角ですね。ヘアピンへのブレーキもほぼ同時まで頑張った(笑)
でも勝てるはずもないので引くことにする。結構まだブレーキは余裕が残ってた。
すごいぞ!

その後ダブルヘアピンでは2回ほど回りそうに。
ダブルヘアピン手前でクールダウンしているmarushibuさんを発見しいいところを見せようと「どうだ!俺の突っ込み!」とばかりに頑張り気味に進入したら回りかけた(爆)
そんな状況の中、P−LAP上で1分57秒台に突入♪早くもベスト更新。
「これはいけるかも・・・」と思いながらフリー走行終了。
戻ってエア圧計ったらリアは2.6キロになってた(笑)

2枠目(予選)

プロレーサーmarushibuさんの話では冷間1.6KくらいでOKとのこと。
とりあえずそのあたりまで(冷え切らなかったので適当)空気圧を落とし走行に挑む。
中野っス番長殿なかじ〜SUE44さんの後ろでコースインし、必死についていこうと試みる。
SUE44さんは一周目のバックストレートあたりで「さよ〜なら〜(@_@)」すぐに見えなくなりました。
さて前はなかじ〜。遅れまいとタイヤも温まっていない早い段階から、ハイペースで追いかける。
後ろからはぽんそさんも付いて来ようとしているが、徐々に小さくなっていく。
「む!今日の敵はぽんそさんではないな!!」
なかじ〜
とは開いたり縮んだりと似たようなペース。前にいたはずの中野っス番長殿はあっちゅうまに見えなくなった(T_T)
と数週ランデブー状態で走るも、突然ヘアピンでなかじ〜が不可思議な状態で砂の上へ・・・どうやら突然エンジンが止まっちゃった模様。
その瞬間一度は抜いたねーさんが抜いてった!!・・・がダブルヘアピンでミスったところを楽々パス♪(笑)
目標がいなくなったので黙々と一人で走りつづける。
ブレーキングでのアプローチでリアが若干流れるような感じで、かなりいいんでないかい?
猿のようにうきゃうきゃ言いながら(言ってはないけど(笑))走っているんだけどなかなか57秒を切れない・・・
どうも1コーナーの走り方がよく分からん。多分どのコーナーでも言えるんだろうけど、まだインに付くのが早すぎるのでしょう。
2コーナーもいまいち。
すり鉢だけは自分的に目いっぱい頑張ってるつもりで踏み続けていると立ち上がりで勝手にギリギリまでいっちゃう。
ヘアピンは昔に比べると随分ましになってきたような気がする。
リボルバーは進入でリアが流れやすくなりちょっと怖いが自分なりに頑張れるようになってきた。
パイパーはどうしても若干失速気味になってしまう。ここもラインがまずいんでしょう。
そういえば一度完全にダートまででちゃいました(~_~;)
ダブルヘアピン一個目は進入は結構いい感じになってきたんだけど、向きが変わりきらないうちにアクセル開けちゃうからアンダーアンダー
もうちょっと進入でがんばって向きを変えれたらいいんだろうけどなかなかいい状態ではいっていけない。
2個目は進入スピード上げだしたらクリップにつけなくなってきた・・・
しかも立ち上がりでリアがどうしても流れる。
最終手前はアクセルオフで進入しクリップから全開。もう少し踏んでいきたいところ。
最終コーナーはまだビビリ入ってますね。随分ましにはなってきましたが。
とまあ、延々と学習が進まないまま周回を続ける。
途中バックストレートで猛然とKoUくんが迫ってきた!!
ぐあ!!すんげえ速いんすけど・・・ヘアピン進入で並ぼうとしてきたが、走行前にビビらせておいたのが効いたのか並んでこない(笑)
しかしその後あっさりと抜かれ引き離されていく・・・そういえばKoUくんのタイヤ、フェンダーと擦って煙でてたよ。

そろそろ終わりに近づいた頃、ダブルヘアピン2個目で追いついた車を抜きに行った瞬間ケツがずるずる〜。フルカウンターを当てたままオーバーテイク♪
(後からこの映像をみたイエロ〜くん「かっこええ〜!!」とお褒めの言葉を頂く(笑))
今回の一番の見せ場だった模様(笑)
それでも最後の周にクリアラップがとれ「これはいけるんじゃないか??」とP−LAPを凝視してたら「出た♪1分56秒台!」
とりあえず車載カメラに写るように小さくガッツポーズしながらコントロールラインを通過(笑)

ピットに戻ってスターティンググリッドが発表になった。
そこで衝撃の事実が!!
Taka8師匠
「55秒でてる」とかなんとか喜んでいる姿が目に入った!
「ま、まぢっすか??」
思いもかけぬ展開にめちゃめちゃ凹む私・・・
走りこみの少ないTaka8師匠のほうが更にタイムが伸びる可能性大。
あー、今日は負けだな(T_T)

ベストタイム 1分56秒746

レース枠

セッティングは基本的に予選と同じ。
試してみる意味でリアショックを一段だけやわらかくしてみる。
22番グリッドからのスタート。
前回と同じく順位はあまり気にしてないのでグリッド上でも全然落ち着いてる。
斜め前のほうにTaka8師匠の車が見えるなぁ。追いつきたいぞ。
スタート前にピットレーン側から明らかにターボ車と思われるすさまじいエキゾーストサウンドが!
「あれ??たぼちんピットからなの?」
シグナルが青に変わりクラッチミート!!
うまくもないけどそれなりのスタートが切れた。
前ではTaka8師匠が踊ってる(笑)
前回1コーナーでインから入って失敗したのでアウトに振ろうかどうか悩んだ末、やはり行き場がないのでインに入ろうと・・・・思った瞬間ミラーにすごい勢いで更にイン側に飛んでくるピンクのマシンが!!
「ぎゃああああああ!!!!あたるううぅぅぅ!!!」
必死でマシンをコントロールしながら逃げる!
ピンクのマシーンはフルロックの状態でギリギリてつ号の前を横切り、大暴れしながらもグリップを取り戻した!
「ぐあ!!追突するぅ!!」(笑)
なんとか当たらずに1コーナーをクリア。
マジ1コーナーで星屑になるかと思いました。
その後、飛んできたのは借り物マシンで走ってた黒銀ハチさんだったことが判明(笑)
ビビらせていただいたので、「流星号」と命名してあげました(笑)
すっかりビビリモードのままアウトから2コーナーをクリア。
モスSで並ばれ引く私。
すり鉢でインにマシンが見えて引く私。
バックストレートで前が詰まりアクセルを緩めてしまい、ヘアピン飛込みでインに入られ引く私・・・
元角刈りにーやんさんにかわされる。
「ぐあ!!ぽんそさんに並ばれた!!」
リボルバーに向け直線的に立ち上がりイン側で頑張ろうとするもリボルバーで元角刈りにーやんさんはアウトから前へ。
ぽんそさんはアウト側で踏ん張ってる!
インに飛び込んでやろうかと伺ってみるが、強気のぽんそさんが引くはずがないと思っていると案の定パイパーでアウトから理想的なラインをとってきた(笑)
「ぎゃあああ!!!当たるぅ!」目の前をマシンが横切り仕方なく引く私。
むううう、さすが熱い漢ぽんそさん

このころからやっと位置が落ち着いてきた。
しかしリズムが戻っていないのか、ぽんそさんにジリジリ離される(@_@)
2周目、後ろに知り合いのU田氏のマシンがずっとついていたのですり鉢で譲る。
バックストレートで並びそうになるが一度前に行ってもらったので引くことにする。
そうこうしていると、ダブルヘアピン進入で鬼のような勢いで迫ってくるマシンがミラーに映った!!
「た、たぼちんや!!やっぱりピットスタートだったのね」
まだ少し距離があったんだけど、ここはスゴスゴと譲ることにする!
「ぐあ!!違う車にまで抜かれた!!」
ああもう、どうでもいいや
なんて気分になってきた。
更に次々とかわされていく。カプチーノにまで・・・
3周目、とりあえず団子に揉まれるのを嫌いすり鉢にてまたもや譲ることにする。
あー、落ちるところまで落ちたらぁ!!
と思った矢先アウト側に見覚えのあるマシンが!!!
「ね、ねーさんにまで抜かれた!!!!(@_@)」
予選グリッドにして10台以上後ろのねーさんに抜かれた!!
ここで初めて冷静さを取り戻す(笑)
しかしすぐにリズムを取り戻せるはずもなく、ヘアピン進入でバトルしながら抜きに来た3台がかなり熱くなってそうだったので前に行かせる。
ここでやっと落ち着いて走れる状態になり本格的にスイッチがはいった!
「ねーさんはずいぶん前に行っちゃったなぁ。でもがんばる!!」
前の3台が少しバラけたので一台ずつ抜いていく。
2〜3周で3台をかわし、前を見るがPINGAねーさんはまだ遥か彼方状態。
必死こいて追いかける。
数周後、すり鉢立ち上がりをこれ以上頑張れません!!ってくらいまでアクセル踏み続け、ヘアピンの進入でもブレーキをかなり頑張ったらなんか知らんけどめちゃめちゃ間隔が詰まった!
気分はイケイケ状態♪
自分ではインフィールドが苦手なつもりだったんだけど、どうやらねーさんはもっと苦手のようだ(笑)
ダブルヘアピンではほぼ真後ろまで接近できた。
しかし度胸たっぷりのねーさんは最終手前から2コーナーの高速区間はめっぽう速い。
並ぶことができないまま1コーナーでインを伺うそぶりを見せてみるも全然引く気なし(笑)
2コーナーでは少し離される始末(@_@)
仕方がないのでバックストレートで抜くことにする。
すり鉢を頑張りながらも失速しないように丁寧に立ち上がるとねーさんが立ち上がりで一瞬ミスった!!
一気に並び抜き去る!!
よし!インフィールドで一気に突き放す!!!・・・・はずがついてくるよこの人(笑)
そのまま周回を続けるも、ついてくるんだよねぇ〜
P−LAPではコンスタントに57秒前半のタイムがでてるから、こりゃねーさんも2分は余裕で切ってるね。
そうこうしているうちに1コーナーで青いレビンに追いつきなんとかパス!(たぼちんのお友達かっちゃんだってこと後から知りました(汗))
おっ!かなり距離はあるけど2台前にはバトルを繰り広げているぽんそさんが!!!
いけー!!ぽんそさんも食っちまえ〜!!!
いっぱい抜かれたのを抜き返しているだけなのだけど、なぜかいけいけの私。
またもやヘアピンの突っ込みで一気に前との差が詰まった!
もしかしたらこの区間はそれなりに速いのか??
ジワジワと差が詰まり、最終コーナー立ち上がりでかなり追いついた!
よし次の周で一気に2台前のぽんそさんまで食えるぞ!!
・・・と思ったのも時すでに遅し。チェッカーフラッグがパタパタしてました(@_@)
最後の周のラップタイムは1分56秒後半。しかし予選でのベストは更新できず・・・
バトルを楽しむって意味ではとっても楽しかったのですが、10台下がって5台抜くなんて走りじゃ駄目っすね(汗)
もうちょっとレース慣れしないといけません。
3周目のラップタイムなんて2分10秒っすよ(爆)

それでもコンスタントにラスト6周は57秒台前半〜56秒台がでたので、今後のタイムアップに期待が持てるかな?
しかし、3枠走って全てタイヤがたれたラストラップベストタイムってどういうことでしょ??
一応の目標56秒台クリアしましたが55秒には届かずTaka8師匠完敗し,イエロ〜くんより撃沈命令がでていたKoUくんには全く歯が立たず、かなり凹む結果となってしまいました・・・

自分のテクは置いておいて、次回に向けての課題。
@フロントショックの縮み側ストロークがやっぱり足りなかった・・・
ケース詰めるか?
Aちょっとロールがでっかいんだけど、足の減衰はいじりたくないのでフロントのみTRDのスタビに換えようかな。
Bストレートエンドで並べるだけの馬が欲しい・・・
毎周突っ込みで並ぶのはしんどいのよね(^^ゞ
補記類の問題だと思うので、一応お安く効果がありそうなメニューを考えてます。
Cシートポジションを下げたい(外から見てても上半身出ててかっこ悪いようだ)
Dまたもやファイナルが逝った・・・ありとあらゆる対策を施してもうオイルしか原因は考えられないので替えてみます・・・(T_T)

表彰台には良く知っている顔が並んで盛り上がり、片付けした後も真っ暗な中話が尽きず、帰りの晩飯でもみんなでワイワイと盛り上がり、家に着いてもTaka8師匠と酒を飲みながら(つうても酒の苦手な私は缶チューハイですけどね)深夜まで盛り上がったのでありました。


お疲れ様♪

今回たくさんの方に参加いただいて、めちゃめちゃ楽しい一日を過ごすことができました!ほんとうにありがとうございました!
また企画していただいたT.M.Sさん、TIAC SPORTSさん、撮影部隊として一日中がんばってくれたきゃぷてんに心から感謝いたします。

またこういうみんなで盛り上がれるイベントをやりましょう!!


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