先ほどの建前教育・・知識だけを詰め込んだ教育は覚えた接客用語を
顧客に機械的に投げかけるだけである。
待合椅子に座らせたら、雑誌を渡して放って置くのである。
ユーザー様で企業60年の美容室があるが、そのお店では
待合椅子に座らせた顧客に近くに居るスタッフが「もう少しですからね」と
何度も声掛けをする。
待たしていることを分かっていますよのメッセージが顧客に伝わる。
ノンバーバル教育で理解した大切なことは・・目隠し状態の時に
誰を頼ったか、それは両親では無く、隣の案内役の人である。
人間は不安なときに声を掛けられると「信頼を覚える」という原則を
踏まえているのである。
先ほどの待たされた顧客は「私のこと忘れてないかしら」の
不安の気持ちの中でスタッフの声掛けに
ホット安心をし信頼を覚えるのである。
相手の立場に立ち相手を思いやる行動が常に存在する。
小学校の時から60代になるまで、この店に通う理由が此処にある。
もし貴方のサロンが顧客を一生の顧客にしようと思うのであるならば
大事な一つの原則「正しい心構えの接客システム」を学ぶことである。
それでは次の重要な法則に触れていきましょう。