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夏油温泉 |
東北線北上駅から夏油川に沿って山奥に進んで行くと渓流沿いに露天風呂の点在する夏油温泉に着く。天然洞窟の湯や泡の出るお湯など7ヶ所あり、おじいちゃんおばあちゃんが和気あいあいと湯につかっている。旅館街から15分ほど行くと巨大な天然記念物の石灰ドームがあり、昔はそこのお湯にも入れたらしいが残念なことに土で埋められていた。湯治場の雰囲気を濃く残している建物もあるが、その時は国民宿舎に泊まった。今から思えば、だんだん各地の温泉から消えてゆく湯治場に泊まっておけばよかったと思う。 |
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泥湯 川原毛湯滝 |
川原毛湯滝は秋田県にある泥湯温泉の奥にある。旅館のある所から川原毛地獄を通って地蔵尊に出る。そこから川沿いの小道を10分程度進むと滝が現れるが、これが湯滝だ。これは川原毛地獄から湧き出たお湯が滝となっているものだが、残念ながら残雪期は冷たくてとても入れない。 |
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後生掛温泉 |
八幡平の湯治場を最も強く感じさせたのがこの後生掛温泉だ。宿は金額の関係から泊まらず近くのYHより歩いて行った。ここの名物は木箱の中に体を入れて首だけ出した蒸し風呂。しかし、この後この木箱が新調され、建物の増築や新築のホテルができてしまった。どのように変わってしまったか心配である。 |
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青荷温泉 |
青森県の国道102号沿いにある虹の湖の中間に大きな案内看板があり、そこを折れて進むと一軒宿の青荷温泉がある。玄関前には「よぐきたねし」の立て札があり、旅人を迎えてくれる。内湯は男女別、外は屋根付き半露天と茅葺の混浴。夜はランプの明かりで入浴する。しかし、ここも良くなりすぎてしまった温泉の一つである。 |
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久吉温泉 |
秋田県境の柴森山に近い青森県にある秘湯で、無人の小屋が立っている。最初はまさか温泉とは思わず通り過ぎてしまった。中の湯船は茶色になって湯が溢れている。ただ小さい子供のおもちゃが転がっていたのが異様だった。 |
小屋の内部 |
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黒湯 |
乳頭温泉郷の中で最も秘湯色の濃い温泉ではあるが、そのすぐ近くに大駐車場があり、興味本位の観光だけで来る人々がぞろぞろと歩くこともあり、温泉気分が吹き飛んでしまうことがある。 |
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澄川温泉 |
1997年5月11日に秋田県鹿角市八幡平澄川温泉で地滑りが発生し,残念ながら澄川温泉は土砂に埋まり全壊しました。
澄川を眼下に立つ一件宿で、湯治が中心で大きな露天風呂が二段に分かれてある。寒い時期の露天風呂はぬるい所が多い中、ここは充分に温まることができる。内部は第一浴場と第二浴場に分かれいろいろな泉質に入浴することができる。 |
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玉川温泉 |
八幡平の西側にすざましい噴煙とぼこぼこ爆発しているように沸いている湯の川。ものすごい温泉だ。酸性度も異常に高く、中和して溢れた湯を川に流している。多くの人は内湯や写真の奥のほうに写っている小屋に行き、むしろを敷いて寝ている。写真の木枠の露天風呂にはなかなか入らない。横をぞろぞろとむしろを抱えた人が通り過ぎるので、傘をさして入浴してきた。 |
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姥湯 |
吾妻連峰大日岳のもとに立つ一軒宿の湯である。以前はランプの湯で、登山者が多く泊まる場所でもあったが、現在は自家発電となり、紅葉などの観光名所ともなっている。内湯は薄暗く秘湯の雰囲気を醸し出している。なお、露天風呂は30m位はなれた所にあり、岩山を眺めながらの入浴は壮観である。 |
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滝ノ上温泉 鳥越の滝 |
雫石から玄武洞を越えて奥へ行くと滝ノ上温泉に着く。玄武洞から歩いて行くと川沿いに小さな露天風呂がしつらえてあったので入ろうかと思ったが、使われていないのか、掃除に時間がかかりそうだったので、あきらめて滝ノ上へ向かう。すると、車が近づいてきて、秋のこの時期、子連れの熊に出会うと危ないから乗れというので、それは大変と乗せてもらうことにした。宿の周辺はいたるところから湯気が上がり、川底からはふつふつと泡が出ている。そこから流れ落ちる鳥越の滝は以前滝壺の温泉に入れたが、土砂崩れのため閉鎖されていた。 |
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有久寺温泉 |

ありくじ」と読む三重県の温泉で長島駅から4kmの山奥にあります。ひなびたとても雰囲気のある温泉で、管理のおじいさんも話し好きな良い人です。薬師堂の下から湧いている湯は10℃のラジウム泉で浴用加熱され、上の写真の浴場があります。外見はコンクリート造りですが、内部は岩を組んだり貼ってあります。湯は薬師霊湯といわれて皮膚病や胃腸病に特効があります。なお、霊湯のためタオルを湯につけるのは厳禁です。 |