年の初めに・・徳島+α
明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします
今年最初のきまま旅は、「徳島+α」です
しばしお付き合いのほどを・・
2005年01月01日
2005年のスタート。
さぁ、どんなスタートにするか・・と思案した結果の結論が「徳島」。
理由ですか?
何となく四国霊場の1番札所があるから・・という単純な理由。
幾度となく鳴門に訪れながら、1番札所の霊山寺には行ったことがなかったので
年の初めに訪れようという思いつきです。
あとは、気の向くままに行ってしまえ!と少々乱暴なプランでスタートです。
まず、霊山寺。1月1日に1番札所というのが幸先よくていいだろういうことで訪れてみました。
ここから四国八十八箇所巡りがスタートします
行基により開基され、後にここで修行した
弘法大師が八十八箇所の霊場を定めたときに
1番札所と定めました。
鳴門から10キロほど西に入った坂東というところに
静かにたたずんでいます。
1番札所なので、もう少し華やかなイメージをもっていましたが、
決して華美ではなく、質素にしかし毅然とした趣がありました。
左上:往時の繁栄を偲ぶ仁王門
右上:鐘楼・・願いを込めて今年最初の鐘をつく
左下:多宝塔
大阪を出たのが13時頃と遅く、また渋滞も激しかったので霊山寺に着いたのが16時30分。
今日はこれで終了。宿泊先の徳島市へ向かいます。
夜は、ホテルのレストランではなく、駅前の居酒屋で!と思っていたのですが
1月1日ってやはりお休みの店が多くて唯一開いていた店に飛び込みました。
「くいものや柚」というお店です。
これがまた大正解!徳島の名産をさりげなく使った創作料理と地酒をふんだんにいただけます。
阿波尾鶏の焼鳥やアオリイカの造、そぼろ奴に鳴門金時。揚げ物の横には当然すだち!
お酒も種類が豊富でした。私は徳島の地酒を3種類いただきました。
「芳水(井川)」「旭若松(鷲敷)」「御殿田(佐那河内)」の3銘柄ですが
芳水はさらっとした飲み口、旭若松はパンチ力のある味、御殿田は深みのある味といった感じがしました。
徳島の地酒を本格的にいただくのは初めてでしたが、なかなか結構なものでした。
やはり地元で地元の食材と一緒にいただくとおいしいものですね。
生ビール一杯に加えて日本酒三合ですから、とても気分良く眠りにつくことができました。
2005年01月02日
昨日の雪混じりの天気から一転。今日2日は、快晴!
ということは、景色を楽しむことを中心にプランを組むことにしました。
まず、徳島市内を一望できる眉山へ登ります。
「眉山」どこからみても眉のような形をしていることからこのような名前に
なっているそうです。
駐車場から
円形に広がる
階段を登ります
真ん中には
お正月らしく
ハボタンが
並んでました
展望台に到着。そこから広がる徳島市内の眺望です。
上:徳島駅方面を望む
中:新町川と遠くにフェリー発着場を望む
下:四国三郎こと吉野川と遠くに大鳴門橋が見えます。
この眺めに気を良くして、山頂からも見えた鳴門に再び向かいます。
山の次は海。鳴門といえば「うずしお」。
そうです、よく徳島県代表の強力打線に付けられる「うずしお打線」の由来です。
通常うずしおを見るときは、事前に干満の時間を調べていくのですが、
今回は、思いつきで訪れているので、今日の潮見表を確認していませんでした。
やっぱりだめですね (^^ゞ ほとんど渦はありませんでした。
1月2日は満潮10:20 干潮16:50 とても中途半端な時間の乗船となりました。
大型観潮船
11:40発に
乗り込みます
乗り込んだのは
「わんだーなると」
10年前に行った時は
観潮船は確か
1種類だけだったけど
今は海中からうずしおを
みることのできる
小型船
「アクアエディ」も
あります。
船内です
案外綺麗で驚きました
30分の小クルーズに
出発です
海上から見る
大鳴門橋
やっぱりでかいです
【その1】
海上から見る
大鳴門橋
やっぱりでかいです
【その2】
本当はもっと豪快なんですけどね・・ 今日はこれで許して下さい
もし、皆様が鳴門に訪れる際には、きちんと潮見表を確認されることをお奨めします。
このまま自宅に帰っても良かったんですが、なんだか時間も早くてもったいないし、
お昼時でもあったので、一足伸ばしてさぬきうどんを食べにわざわざ
高松道の津田の松原SAへ行きました。
ここは以前、紹介したことがあってなじみもあるところです。
(こちらのページです)
そこで空腹を満たしてさぁ、旅も終わり!と思ったんですがここでふと
「津田の松原」ってどんなところだ?と思ってしまったんですね・・
思わず行ってしまいました。
津田の松原SAの次、津田寒川ICを降りて、約3キロ。
道の駅 津田の松原 に到着。そこからすぐのところに目的地がありました。
あまりガイドブック
には紹介されて
いませんが
かつては、「活動写真」
のロケ地としても
使われたそうです
今は海水浴場として
夏は賑わいを
みせるそうです。
冬のやわらかい
日差しを浴びる松林
その数は
約4000本だそうです
「白砂青松」
ということばが
ぴったりします
おだやかな瀬戸内の海
のんびりとした
時間を過ごすことが
できます
この橋
「願い橋叶い橋」
といいます。
往路が「願い橋」
復路が「叶い橋」
心で願い事を
念じながら往復すると
願い事が叶うとか・・
思わぬ寄り道もまた趣があっていいものです。