自由落下で棚田の下から上に引水する方法(圃場整備事業で平面度が適切である場合)
最近は,コンクリートによる水路を活用した擁壁や引水が可能になるが水路の監理が必須となる。
簡易なレベル計を用いると50センチ程度の高低差であれば,市販のU字溝のような水流を受ける溝と接続部に桝を設置することで引水できる。
溝は竹を半割にした素麺流しの様態で良く,桝も形は関係なく上面部が解放されていることである。
圃場整備事業は,平面度が適切でない場合区画ごとにレベルが異なることでエリアを小さくすることで平面度を仕上げる速度を合理的且つ適切に仕上げる。
区画ごとの側溝は必須で,水流は自然落下が普通でポンプアップはされないが,高効率農業と年間をとおして監視する構作物でIOT監理する狭隘なカテゴリーは除く。
側溝をレベルで設置することと,桝の深さを1M程度に設計すれば下の田畑から上位レベルの田畑に引水できる。
自然落下を活用した,高位の桝にポンプアップしディストリビュートするパイプ注水法はパスカルの原理の原点が活用でき配管サイズで流量を変えるかバルブ開閉で調節する。
動力ポンプを使用すれば,高低差は無関係でベルヌーイの定理が活用できバルブ開閉で注水量を調節しディストリビュートできる。
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