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ミルメーカーとCERTIFICATE その3
 日本規格協会と工業規格,米国のASTM,ASME SEC.-2の材料区の鉄鋼・非鉄金属・溶接材料・許容応力と物性値の部分,欧州規格,ISO規格それぞれが適用製品区分で指標が出ている。

 詳述する力量はないが,設計部門が顧客と契約し適用宣言することで順守する規格毎に数値は異なり,製鋼メーカーの材料特性と製造者の要求をCERTIFICATEに保証数値(抗張力等),熱処理,成分量【追加要求含む】を明記し保証するのは製鉄企業である。
 
 ユーラシア大陸規格に米国規格がキャッチアップしたのは2007年頃とされているが,実際適用した製品は企業ごとで異なり,先進国の規格値を準用する新興国の規格が改訂されるまでの時効が存在するからである。

 各国の規格がISOに登録されることで共通規格とされるが,全ての適用区分において見積もりからリプレースの品質保証的なシステムの構築と設計プロセスと内容は千差万別である。

 認証組織がシステムの承認をしてもその成文化した内容を材料特性と数値を捏造改竄することは,認証済システムで製造出荷した全ての対象製品は成立し得ないことになる。

 これは、材料メーカー以外の企業は受け入れ検査時には把握できなない(一部除く)ので全ての対象製品のトレーサビリティー検証と捏造改竄された文書の整合性による評価検証と捏造改竄による顧客への製品保証文書の再提出と承認までの道程累積時間を製造メーカーが負担する。

推測
 10年程度以上前からと報道されるが2007年のキャッチアップと偶然整合するようであるが契約仕様書記載の適用年度と適用規格が異なる場合は顧客承認が得れずISO-9001に適合していないことになる。

EX.
 SEC.-2のPart-Dの変遷と摘要,規格年度ごとのDdeviation listによる比較検証による上位から下位文書までの保証書(QA文書&QC文書)の整合と設計部門の照合評価は製鉄企業が責務を負う。
 
 品質保証文書の改訂Rev.Upと顧客承認までのプロセスは遠い。