津波伝播と概念を鑑みることで対応可能か??? | |||
ベルヌーイの定理とパスカルの原理から水力発電の落差エネルギーの概念を適用。 | |||
パスカルの原理とベルヌーイの定理を理解し,大気圧が一定であることを条件に口径を異にするパイプを大気圏側に向けたとき,口径面積が異なっても連続する容器のいずれの場所においても内圧は等しい。(パスカルの原理) ベルヌーイの定理は定常流の場合口径の異なる管(容器)を通過する場合口径の大きいエリアは圧力は大きく小口径部分を通過するエリアの内圧は小さく大口径エリアの流速より小口径エリアの流速が早いことをベルヌーイの定理として水平の定常流の流管で成立する。 この定常流と密封された水平の流管である場合に成立するので,津波のように気圧一定, 地殻の不連続による減衰効果,地形の不連続面による粘性による減衰,密封されていない大気接触,圧力(1013hpa)変化の自由等の条件は定常流でない。 地震等でエネルギーを内包した海流は,水面上を減衰させながら陸に遡上して高さと幅の自由変化でエネルギーが自由な変形を繰り返し盛り上がった体積が減衰バランスしない限り陸地を這い上ることと自由な形に変貌し加速度をもった水流圧が影響を及ぼす。 自由な変化が高低差を意図も容易に遡上し,速度は港湾形状によって加減速する。 沖から陸までの減衰は地殻表面の粘性係数によって減衰,内陸入り口部の開口エリアがエネルギーの根拠となり,入り江の変化(断面積の増減)によって流速が変化する。 摩擦と粘性がゼロとすれば等速度運動は崩れず,津波初期エネルギーは減衰せず陸地近傍の入り江から上流に向かって遡上し,通過面積に準拠し流速は増減し津波高さも通過面積に準拠し高低を繰り返す場合ニュートン力学を考慮否定はできない。 消波ブロック・家屋・ビル群・防潮堤を超えるごとに減衰するが,初期エネルギーが大きい場合遡上しエネルギーを自由に開放させる津波は厄介である。 水の粘性(蒸留水)を考慮したとき,20℃~0℃では1.0~1.8,20℃を超えると0.5になる温度は60℃で密度変化は顕著にならないとされる。(JIS Z 8809) 参考比較で20℃でアセトン:0.32,トルエン;0.59,ベンゼン:0.65の粘土でそれ以外では蒸留水を超えない。 身近な海水は,蒸留水に近似し20℃近辺ではエネルギー伝播速度と減衰効果は優位で衰えず,粘性が1.8以上である固相域において遅行効果がでる。 海水温度・比重・海流ベクトル・地形(浸食・堆積・隆起)変化のリアルタイム把握から予報値精度が向上する。 波源ベクトル,波長・周期・振動・ホイヘンスの原理・反射・屈折・回析・干渉・重ね合わせの原理・定常派等の複合的環境下では反射角の乱れで実験モデル値と予想以上の乖離がでる懸念払拭は担当エリアの気象予報士と自治体の具現化以外にない。 津波対応施策関連リンク |
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