自然の力量と人災を子孫に伝授 |
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たまたま天災に合わなかったが,客観的に日本各地に自然の驚異がもたらした内容を羅列してみる。 インフラが通常とおり活用できることは,常態化し当然のことと認識しているが,他都道府県の自治体の被災地区をメディアの報道で再認識する。 非難の声を承知の上で指摘も含め具現化する。 半世紀以前において実況中継されなかった具体的情報をリアルタイムで世界が共有できる今世紀18年間を観ると災害の実体を検証して自治体(官公庁)がフォローアップしていない。 フグ毒を毒とせず美味として食し猛毒のテトロドトキシンが死亡原因と特定した事例と同様で無関係である事件には他人ごととして積極的に関与しない。 廃藩置県後の地方へのインフラ投資と設備の等級もかなり異なることは,流動化,地盤沈下,隆起,河川決壊,土砂崩れ,土石流,海溝地震,内陸地震,津波,高潮,アルキメデスの原理による通過道の拡大と浸透浸食,モホロビッチ不連続面と地殻のバランス,建築物の縦積算と気圧の変化,太陽と月と地軸の関係,偏西風,海流,海底火山,陸地の浸食による河口への堆積デルタ,森林の伐採と開拓,都市部への人口移動による集中,建設用杭の打ち込みによる高層建築の林立,自然の驚異(地震・風・積雪・雨・雷・氷・気温・海流の経路・南極・北極の凍土の融解・干潮・満潮・隕石の飛来・氷河期・マグマの流出による地球被膜の形成),地下資源の抽出,石炭発掘による地下道の放置,メタンハイトレード等の抽出と開発,太陽のコロナ以上の爆発的燃焼による伝播,惑星&恒星と地球及び太陽系の位置関係を鑑み地殻のモホロビッチ不連続面は地殻のコア側の土質と密度バランスに比例し地球全体が微小に歪む概念は理解できる。 台風・地震・豪雨・温度と太陽系・惑星・恒星の軌道による遠近バランスによって自然の脅威が現れると仮定すると地平線と水平線が一定していない概念は理解できる。 ニュートン力学とブラックホールのような引力を持つ星の存在を構築すると浮遊する概念も理解できる。 脅威と驚異の用途は別にして,テーマはインフラ投資とその質である。 自然の姿は目に見えないが,被災すると人災が表面に出てくる。 人災は,人々が構築並びに建設(造成・土木)したものが破壊した結果がそれである。 電気設備・上水道配管・下水道配管・電線・ガス配管・電話配線・電波塔・各種インフラへの動線・官公庁にかかる建築物の耐性・一般住宅の耐性・建築年度の規制と規制改定のフォローアップの有無・基礎土木の埋め立て規制による整地・土砂砂防堤の是非評価と設置・居住している国民の地域環境の把握・固定電話の設置量と携帯(スマホ)電話のバッテリー量の是非等が一般的なインフラ投資に該当する。 物流に係る陸・海・空・コンテナ・トラック・電車・バス・ハイヤー・自動車・飛行機・オスプレー等垂直離着陸と運搬ツール・船舶等が設備されて健全であることで機能する。 電気・水道・ガスも動線の健全と発電設備並びに施設の強固な健全性が必須である。 自然の脅威では,建築基準法施工令の短期荷重では検証できない,山崩れ・土砂崩れと土石流である。 山崩れ・土砂崩れ・土石流以外は,人災として区分することが可能である。 新興国をEX.として言及すると道路以外に存在しない。 10世紀以上前であると,家屋・道路・田畑に誘導する水であり,インフラ設備構築プログレスの適切さと堅牢さを確保するインフラ項目を抽出することがライフラインを確実に担保できる。 自然災害では,断面による地質学と成分分析による対策と住居の移転は行政指導が適切である。 傾斜・堆積土質・地下水・腹水・林・山林・森林等の区別と植林の妥当性による植林の成長に合致させた風荷重と豪雨による植林の檜・杉・松等の根の深さと土質との関係を把握すると,成長によって木材に対して風荷重が増加する。 46M/Sec.を超える範囲において示していないので,46M/Sec.の風に対する強度評価と豪雨による地盤の軟弱化による劣化の状況と地震震度による,縦振動・横振動の加算をすると,従来保持していた地盤が崩れることもありえる。 このように,森林も成長すると木が風にあおられると根元に大きな力が発生するので,「てこの原理」で地面とともに崩れる可能性がある。 電柱に1本の電線がある場合と複数の電線やトランス等の設備があると,風の力を線から面に受けることで風の力を大きく受けて地盤から設備の高さに比例して電柱のへし折れる度合いが大きくなるのと同様である。 今回の,山崩れは警鐘であり植林された木々の成長によって大きく高くなるほど倒木と崩れの可能性は大きくなり,地盤の軟弱と他の付加応力によっては大きく崩れる可能性を含んでいる。 |