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Individual

前十字靭帯

ゴルフ
恒例の練習前ウォーミングにトラックを2週のジョギングを済ませ、体育館でサーブとパスそしてコート内でアタック・レーシー部等の基本トレーニングをする。
毎回単純な基礎トレーニングで体をほぐして練習試合トレーニングに入る。
練習相手はフリークラスの現役から脱した若手チームと年季が入った全盛期のコンビチームと練習していた。

2試合程度は軽く流して3試合4試合とアタッカーのポジションで練習していくうちに、若手チームの熱気と闘争心が表面に出るプレーに感化され自己闘争心が目覚めてしまった。
過去に9人制バレーで培った本能が練習試合で出てしまった。
自分の癖は相手チームに合わせるような闘争チームでもあったことから、強豪又は弱小チームでは本能的に加減をしてしまうのである。

この時、本能が表面で戦い背筋力が200kgを超える全盛期の肉体であるかのように瞬発力を使ったかどうかは確かではないが現状の年齢が支える筋肉は退化していたのと不自然な着地姿勢並びに片足着地で靭帯損傷を負った。
着地した瞬間圧着(座屈)感と激痛が走った。
この程度はと思いつつ歩行すると激痛が取れず帰宅の途に付く。

あくる日出勤はしてみたが激痛と不安がよぎるのでスポーツ整形科を受診する。
ドクター曰く、前十字靭帯断裂予測診断が出た。
確実な診断のためMRIの予約をして撮影すると部分断裂の診断。
途方にくれドクターと治療の方法等を相談するが、手術か放置と周囲筋の補強トレーニングによるジョギング程度のスポーツ強度トレーニングを継続して様子を見るかの治療形態しかなかった。
手術は、トップアスリートを目指すアスリートは手術を推奨。
私は該当しないので様子を見て、芝生の上をゆっくりジョギングをして行き、軽ソフトボールを継続する道を選ぶ。

そのうち、簡易ギブスを外して上記のトレーニングをしても芳しくないのでドクターに相談をすると靭帯の復元はトレーニングで戻らないことを告知された。
緊張感が得られる試合環境を捨て練習のみに特化して基礎トレーニングで軽く発汗することを目的に継続し補助的貢献をすることにした。

ドクターは試合での緊張感を得るのと無理をしなくてもよいスポーツを指針として進めてくれたのは自己コントロールによりスコアを求めるアベレージ100クラスを目指すゴルフへの移行だ。

ある日、近くのスポーツショップを訪れ自己の境遇等をスタッフと語ると、タイミングよくその競技のツールがリーズナブル価格で入手できた。
スタッフは、ゴルフに強く知識を伝授してくれ今も継続してフォローとアドバイスの提供をしてくれている。
ロフト・バンス・ライ等の専門用語からスタンスと傾斜との関係まで豊富な知識が言葉になる。

9月12日に息子に基礎を教わり、数週間後に手打ちから軸打ちにとアドバイスされて休日に打ちっぱなしのトレーニングを取り入れ入門した。

相談したスタッフの当初のアドバイスは2年間の素振りからボールに触れることかな?と言っていたが、高度成長期キャディーの経験と4000円前後のアルバイトの報酬と茶店でのことを語り過去に弟と打ちっぱなしを経験してスライスがストレートにならなかったことを打ち明けた。

この時、手打ちでPで150弱の飛距離が出ていることと右手の薬指の傷位置からフォームと打撃の形が不合理で我流であるとの指摘を受けた。
息子にそれについてアドバイスを受けると上記の結果となった。

軸回転打ちをすると飛距離ががくんと落ちた。
捻転の動作と腰の回転不足でフィニッシュ位置に腰が前に向かないのだ。
やはり、素振りをすべきか?
9月12日に指導された基本動作を思い出し復元すると、飛距離は落ちるが前に飛球するし打角放物線も良好だ。

日を変えPから5番まで順次調整していくと飛距離はばらばらであるが飛球方向は前だ。
ユティーリティーとヘアウェーは前に飛ぶ。
ドライバーはどうだ。
過去の自分と同等である。

スタッフに私にはこのクラブは合わないから、異なるドライバーを求め試打したが変化は無かった。
数回、休日に打ちっぱなしをしてスライス・フック・フェード・ドロー打ちを生意気にしてみたがどうにもならない。

雑誌を読み漁り息子の基本をベースにして試打することで調整していくと、息子の基本は実直に飛球方向と思いが合致する。
ベースは崩さずトップの位置とボールヒットポイントまでの移動ルートを確実に同等になる形を見つけてスイングスピードを一定にすることで7番アイアンまでは段階的に飛距離が伸びていくがPをベースにしているが80程度だ。

この時ドライバー以外は5割り程度は目的位置の15m半径位置に飛球する。
グリップは方向を決める手と反対の手は添える程度だ。
手打ちのときはグリップはグローブが1回の練習で破れる程両手に負荷を掛けて握っていた。

雑誌でスライスボールを修正する方法の中でグリップ形態は変化させず隙間とグリップ力の変化をつける項目があった。
ある日の練習でドライバーの練習から入り上記を実践したがあまり効果はない。
グリップを変化させずPを試すと飛距離が伸びた。
気を良くして試すと他のアイアンも飛距離は伸びていた。

調子の回復をスタッフに報告すると年内にラウンドするよう進められた。