宍道湖のワカサギとウナギの激減 『1993年に「ネオニコチノイド系農薬」の登録後1/10,1/4の収穫量』 |
令和元年11月24日読売朝刊に,『餌の昆虫死滅 農薬の影響か』の見出しで掲載された。 研究Grの特定フェローは1993年に当該農薬が認可使用開始されていることと,昆虫に効果があり湖底のオオユスリカの幼虫の生息数が82年と83年では大きく変化し,動物性プランクトンも1/5以下の結果。 「ネオニコチノイド系農薬」の影響を受けない植物性プランクトンを餌とするシラウオでは生息数の変化はなかったことから,気候変動の要因と推測されているが「ネオニコチノイド系」農薬等の影響も考慮すべきと警鐘されている。 人体への影響は直接報道されていないが,無害と断定できず「子ども食堂」提供を鑑みると有機栽培が適切である。 米科学誌サイエンスに掲載の論文著者等;研究Grの山室真澄・産総研特定フェロー & 国立環境研究所の山本リスク健康研究センター長(生態毒性学) |