マウンテンバイク等のT字ハンドルは、短時間の走行や悪路には良いが、サイクリングには向きません。
T字ハンドルは、グリップ回転式の変速機が付いてて安全ですが、ロードも負けてません
もう、かなり前からブレーキバーを、横に押す方式になっているので
ハンドルから手を離すことなく、すばやく安全に変速することが可能です。
次にタイヤの太さです。
ツーリングはさほど変わりませんが、ロードは太さがぜんぜん違います
タイヤは、細いほど、また硬いほど、地面との摩擦が少なくなり、快適に走行できます。
これは、ママチャリでも空気の量を変えると実感できるので、試してみれば分かります。
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●健康効果は?
自転車は”有酸素運動”を、無理なく続けられるので
脂肪の燃焼や新陳代謝が良くなり、健康な体をつくれます。
サイクリング車の走行に慣れてくれば、ただ走るだけで
無意識の内に、全身の筋肉を使うようになるので
足やお尻は言うまでも無く、二の腕やウエストも引き締まります。
その上、心肺機能が高まり、疲れにくく太りにくい身体になり
血行も良くなる事で、冷え性や肌トラブル、体臭なんかも改善!
女性の方で、筋肉質になりたくない人でも、負荷の少ない走行をすれば
スリムでバランスの取れた身体をづくりも可能です。
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●その上、エコロジー!
走るための自転車だからと言って、最初から頑張って長距離&長時間、走る必要はありません
はじめは、家の近くをチョロチョロ回る程度で、自転車になれる事から始めましょう
「疲れない程度で帰ってくる」を繰り返す内に、半径10km程度なら自転車で行こう、と思うようになります。
世界規模で環境問題を考える時代ですから、自転車で健康+エコロジー貢献は、とても良い事ですね。
■ 自転車の選び方。
自転車は、体に合ったサイズの物を選び、微調整が必要なものです
自転車のサイズや調整については、ちゃんとした知識を持った店員さんがいるお店で
聞いてください。知ったかぶりの、いい加減んな店員もいるので注意してくださいね。
ここでは初心者が勘違いしやすい事について書いておきます。
まず、車輪について
走る自転車だから、とにかく大きいもの
と言うのは間違いです。
次に、ギアです(⇒画像の歯車部分)
ペダル側2枚、後輪側8枚なら
2x8なので16変速
もしくは、16スピードなどと言います。
これも同じく、多ければ良い訳では無い
快適に走行できる、最小限の枚数が
望ましいです。
自転車のシステムによって違うので、何枚が良いとは言えませんが
無駄にいっぱい変速できても使いません、重くなるので避けたほうが良いと思います。
次は、車体重量について
ママチャリでは、気にしなかったと思いますが、とても重要です
これについては軽ければ軽いほど良い、快適に走行できます。
実際に乗られたら分かりますが、ライトの有る無しでも違いが体感できます
…ライトは必ず必要な物なので、脱着できる電池式がお勧めです。
ちなみに一般的なロードの車重は、10kg〜8kgぐらい。
ツーリングとロードレーサーの違いは?
ツーリングとは、荷物を持って旅をするための自転車です。
だから、泥除けが付いてたり、荷台を付けれたりします、それとタイヤがやや太めなので
多少の悪路でも走りやすく、車体強度の高めなのが特徴です。
それに対してロードレーサーは、一見似ていてもだいぶ違います
きれいに舗装された、道路を走行することを重点に、一切の不要物を排除した形態の自転車です。
タイヤは、摩擦抵抗を減らす為に細く硬い、接地面積の少ない物を使っているので
慣れるまで乗りにくく、小さな凹凸でもハンドルを取られたりします
軽量化を重視しするので、その分、車体強度が犠牲になる場合もあります
最近は技術や素材の進歩で問題は無いと思いますが、その分価格に乗って来るのが困りものですね…
この二つ、ツーリングorロードのどっちにしたら良いの?と聞かれれば・・・
個人的にはロードがお勧めですが、ご自身が走る路面や乗り方から選ばれると良いと思います
双方のポイント↓
ロード ⇒ 爽快走行、車体強度が弱い、悪路は無理、 格好良いが高価
ツーリング ⇒ 快適走行、車体強度が強い、多少の悪路は可、ロードよりは安価
高価でマイナーなスポーツ車ですが、景色を楽しみながらのサイクリングは
ストレス発散&健康維持にもってこいの優れものです、機会があれば試してみてはいかがですか。
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