自作のエア-フロ-ト、糸ドライブの
レコ-ドプレヤ-です。

「自作品」 ですが私自身では製作出来ませんので
クボタに勤めている友人に図面を描いてもらい
鉄工所の方に製作して頂いた物です。
材質は全てSUS316を使用し
駆動用のモ-タ-を含めた総重量は約100Kgです。

タ-ンテ-ブルはメ-カ-製の物とは異なりセンタ-シャフトを含め
一枚物の材料から削り出しをして貰いました。

タ-ンテ-ブルベ-スも一枚物の材料からの削り出しですが
軸受けだけは砲金製を使用しています。

カ−トリッジ DENON DL-103(改造品)

この写真だけでは何処のカ-トリッジなのか分かりませんが
DENON DL-103を使用しています。
プラスチック製のカバ-を取り外し
オ−ディオテクニカのヘッドシェル LT-13 にエポキシ接着材を使い
本体だけを直接取り付けています。

ト−ンア-ム内のリ-ド線はモガミ電線のケ−ブルに交換後
DL-103の出力ピン端子に直接半田付けし
EQアンプ初段のFETに接続しています。

ここまでの処理を行うと標準的な方法で
カ-トリッジやト-ンア-ムを使用している場合に比べ
LPレコ-ドから驚く様な情報量を取り出す事が可能です。

ただカ−トリッツジを交換して 「音の違い」 を
楽しむ事は出来ませんし針先を折ってしまった場合は
シェルも道連れです。

4312MKU 右横の黒いケ-スはモ-タ-用サ-ボアンプです。
ソニ-のオ-プンリ-ルテ-プデッキ 
TC-R7のキャプスタンモ-タ-を使用しています。

モ-タ-プ-リ-は私が旋盤で削り出し製作した物です。

製作してから約25年、故障知らずです。

****************************
このレコ−ドプレヤ−に付いて これまでに数人の方から
製作出来ないか と言う問い合わせを頂いております。

製作当時タ−ンテ−ブル本体の材料費だけで
150000円を支払いました。(足、モ−タ−部等は別途)
図面を描いて貰った費用等も含みません。

現状同じ物を製作行うと いくら掛かるのか全く分かりません。

2009年3月

************** *************



ト-ンア-ムはサエク WE506/30ですがラテラルバランス等
本体以外の部品は全て取り去っています。

アナログレコ-ドを試聴する際はオ−ディオテクニカのバキュ-ムシ-トAT666
及びマイクロのスタビライザ-を使用しています。
このタ-ンテ-ブルを使用する前はテクニクスのレコ−ドプレヤ−
を使用していたのですが重力方向に対する軸受けの無い音、
具体的には聴感上SN比が極端に良くなる為
元のプレヤ-には戻れませんでした。
アナログプレヤ-全体の写真です。

AT666の吸着用ポンプは壊れてしまったので
別のメ-カ-の商品を加工して使用しています。



☆ マイクロ SX-777-FV の修理を行わせて頂いた際
   エア-ポンプボックス を新しく製作致しました。


TOP