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薔薇の樹
最初は小さなミニ薔薇の鉢を露地におろしたのです。
枇杷の木の下のアップルミントの横に。
植えたこともすっかり忘れてたある日、アップルミントを摘みに行くと、旺盛な(悪魔みたいな)成長を続けるアップルミントの中にかわいい見覚えのある花を見つけたのです。
黄色とピンクの混じった八重の花です。よく見るとアップルミントの中に隠れて小さな蕾をたくさんつけているではありませんか。
鉢物を買っては枯らし買っては枯らしだった私はとてもうれしくなりミニ薔薇の周りのアップルミント退治をしたのです。(アップルミントには悪いけどあなたの繁殖力には負けました)図書館の薔薇図鑑で名前も調べました。
多分、ベビーマスケラード。名前がわかるとより一層好きになりました。その後、アトリエ周りに次から次と自分の新しい服を買うより薔薇の苗木を注文しては増やしていったのです。
ある薔薇栽培農家の方の「薔薇は生きる力を与えてくれる花です。」という言葉は今薔薇の木の世話をする私にとって自分のかいた汗とともに実感できる言葉となりました。
星の王子様が語る一輪の薔薇のように、どれだけそのもののために時間つぶしをしたか。たくさんある花の中で自分が時間つぶしをした特別な花たちです。



枇杷の樹
六月の雨の合間に、早春に袋がけした中を覗いてみるとぷっくりと杏色したまだ少し青い産毛を生やした枇杷の実が。
私が嫁いで来るより前、主人が生まれるより前、義父が子供の頃から在るという枇杷の樹です。じっと、この家の移り変わりを見てきたことでしょう。
最近は周りにいっぱい棘棘の樹が植わってるなあと思っていることでしょうね。あなたの場所があればもう30本の薔薇が、、想像するけど切れないので、あなたで楽しませていただきます。枇杷狩りの後は一年中青々とした大きな葉で枇杷の葉茶。草木染めにも。



葡萄の樹
ワインを飲む度に高い、おいしくない、二日酔いがすると不満いっぱいだった時一冊の本に出会いました。
「原始、日本列島はブドウが生い茂っていた。古事記、日本書紀は我々の祖先が生命の糧としてワインを醸したことを語っている。中略〜日本の風土に根ざし、世界に誇れる香り高い風格あるワインの創造は、我々の多年の夢であった。」〜山葡萄源流考〜ブドウ育種研究家の澤登晴雄さんの著書でした。郷里山梨の山葡萄のワインの味に魅せられ続け日本の風土に合った山葡萄の血を生かした種の研究と栽培に生涯をかけた方でした。そして、その夢の実現が日本ブドウ愛好会であり日本ワインバンクであったのです。
最初はワインを飲むだけだったのですがせっかくだからと澤登晴雄さんの品種改良した山葡萄系のブラックぺガールを30本植えました。
1kgの葡萄から750mlのワインができる計算なのですがまだ、私の葡萄園からはワインに出来るほどの収穫がありません。
薔薇の咲き乱れるお庭で自家製のワインと焼きたてパンと菜園の恵みで作る一皿を夢みて今日も畑に向かいます。
全ては、自分の近しい大切な人たちのために。





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