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「段ボールの紳士」.jpg 2002年
F10号(53.0X45.5cm) キャンバスに油彩
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別ページの「立体作品」を油彩化したもの。
実はすごくお気に入りの作品。
どうやら自分にとって好きになるすべての要素を持っていることに気づきます。
@人物である。
Aメタモルフォーゼしてどこかファンタジー感がある。
B段ボールとはいえ、実体をもつものを写実的に描いた。
C立体で独特のテクスチャーがある。(日比野克彦とまでは言いませんが)
Dデザイン的要素がある。
そう思って見てみると、卒業制作も結局、意識した訳ではないが、上記の
五要素をすべて合わせ持っていることに、今初めて気づきました。
この前の作品が、50号の大作「白い日差し」と「人と街と」ですから、そういう
意味では、無意識にでも自分のモチーフが決まってきているのですね。描い
てた当時は描くのに必死でそこまで考えたことなかったけど、テーマ性ってに
じみ出てくるものなんですね。
PS そうして見ると、今の映像作品「終わりなき戦い」のキャラクターも上記の
五要素を持ってますね。
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