絵画基礎演習.jpg    2001年
(37.5X51.0cm)
紙にパステル
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    親ページにも書いたようにこの作品は、一応ライティングにも自分で工夫して比較的短時間で仕上げました。一日で仕上げましたので、モデルのリンゴもおいしくいただきました。
 パステルは紙の色を何色でいくか、それを中間色として生かすか否かで絵の雰囲気や仕上がり、またはそこに掛ける労力すらも変わってきますので、まずそこで腐心しました。
 構成上、大きな面積を占める白い布と、リンゴの影をどう生かすかで比較的暗色を選びました。リンゴの影はしっかり描けたと思いますが、布の影は光が透き通ってしまって当初、意図したよりは弱く、その分、描きづらく上手くできませんでした。
 リンゴはまあまあ上手く描けて、それなりにおいしく見えるでしょうか。
 描き方はデッサンぽく、「消す」よりは「描く」ことを意識して描きました。
 きっと、今描いてもこれ以上は描けないでしょう。