洋画1 スクーリング.jpg  2000年
(65X50cm)
紙に水彩・パステル

   寝ポーズは楽。立たさないでいいぶん、他の細部が描く余裕ができる。
 これも前の作と同じくスクーリングでのクロッキー。
 但し、時間は20分1ポーズはあったはず、もしかすると2ポーズかも。
 何れにせよ、通常のデッサンの描き方では到底完成できない時間内であ
ったことは確か。
 前作がこれの四分の一ぐらいの大きさでしたからずいぶん色々な色を置
けるスペースがあってのびのびと書き込めたのでしょうか。

 深緑の水彩とそこに溶け出したパステルの青や白が美しいと思う。
 
 人物のオレンジが紙の地の淡いクリーム色にに映えて奇跡的な美しさ。
 自作を褒めるとは、とんまでナルシストみたいで嫌だけど、これは自作と
いうより、水彩とパステルのその組み合わせへの賛辞です。

 前作を大胆さで愛でたら、今作は色の配合の妙で褒めたい。
 お気に入りのシリーズです。これなら今も描いていいね。
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