アジア雑貨を買おう!
雑貨の値切り方を伝授します!
さてさて常夏の国バリ島。
いーっぱいあなたの
購買意欲を満たすものがありますよ。
この島には
天然の素材がたくさんあって、そこに昔から伝わる雑貨もあるし
島に魅せられた西洋人や日本人たちが、自慢のデザインで素材を活かして作った小洒落た雑貨もあります。
あなたはどちらがおすきですか?

僕が扱っているものは、
天然なものに日本のテイストを加味したものです。
チープでキッチュでコケティッシュなものですねw

まぁ、なんにせよ
安いですw
東南アジアの国々には、デザイン料って概念が薄いです。
例えば
シルバーも量り売りなんですよね。違うデザインでも同じ重さなら同じ金額
同じモノを隣の店同士で売っている
ほほえましい光景が見られます。
違いは
店主の人柄と値段ですね。
なんで、僕はまず店に入り片っ端から
値段を聞きます。ノートに取ります
日付、場所、店名と商品名、価格です。
聞きまくったら「
テリマカシー(おおきに!)」って言って隣の店へ
買え買えと言われたり、今日はサンプルでどないだ?って言われますので
その時は
「ハリ イニ タンニャ サジャ ヤ、アカン ダタン ラギ ね」(今日は聞くだけやさかい、また来るわ)
と言って去ります。大概は
隣やすぐ近所の店のほうが安い場合あります。
もし、この店のほうが安かったら
また来たらいいだけのことですしね。
急いては事を仕損じるですな。
南の島なんでゆっくり行きましょう。

え?
時間がないときはどうするの? それは高い値段で買うしかないですよー。
時間と価格は反比例の関係にあります。時間をお金で買うわけです。
情報をたくさん得て、足で周った人が安く買えるんです。
ラクをしようと思ったらだめですよー。
このお店でのやり取りで
言葉を覚えるんです。知ってる単語を言いまくってねw
買い物で使う言葉は決まってきます。10軒ほど店で
同じ事を繰り返したら
パターンがわかってくるでしょう。ほんと
繰り返しです。

このHPの読者さんは
バックパッカーや仕入れに興味をある方を対象と決め付けていますのでw、
一般的なお買い物についてはあまり触れることができません。
と言うか、僕自体が知りませんw
なけなしの知識を絞って言うと、ほとんどのツアーの方はバリ島南部の半島・
ヌサドゥア地区の
ゴージャスのホテルに泊まられると思います。
彼の地には
DFSギャレリアのヌサドゥア店があります。そこで買うのもいいでしょう。
クーラーが聞いてて日本語で買えます。その分割高なのは仕方ないですね。
底値の
3倍から4倍はします。値引きはほとんどないです。

さて、そんなん嫌やーと駄々をこねないでください。
あなたを
魅了するすばらしい場所がありますw

おそらくヌサドゥアに泊まる方は、バリ島の癒しに興味あり、セレクトショップに通い、エステで綺麗になり、
有機野菜が大好きで、お部屋のインテリアには少なくとも同行している方よりはセンスあると自負している方だと定義します。
まぁ、かってな想像ですがw

さぁ、そんなあなたに
スミニャック。
ヌサドゥアからタクシーで30分ほど。クタを過ぎ、レギャンを過ぎ、そこはスミニャック。
地図で言えば、まず南北に
ジャラン・レギャン(レギャン通り)がありますね。見つかりましたか?
海岸に目を向けてください、でかーーーい
インド洋がありますね。サーファーには涙モノのいい波です。
泳ぐには波ちょっと高すぎますよー。ローカルが教えてくれますので、サーフィン習ってください。
ボディーボードももちろんあります。おっと、話しが脱線しました。雑貨でした。

そこにまた南北に
ジャラン・パンタイ・クタ(クタ海岸通り)がありますね。
突き当たると東西に
ジャラン・ムラスティがあります。
そこから
北側が卸小売ゾーンですw

パサール・スニ(お土産市場)があります。
ここは歩くだけで超人気者すぐに100人くらいから声をかけられるでしょう。
初値は高いです。Tシャツを5万ルピアとか言って来るでしょう。
ここでガイドブックによく書いてある
「半額から交渉をスタートしましょうw」を鵜呑みにしてはいけません。
5万ルピアのものは1万ちょっとで買えるはずです。

さぁ、ここで仕入れとは関係なく僕が
中国でつちかったお土産市場での買い物方法を伝授しましょう。
これは
どこの国でもパターン化されています。おそらく日本でもそうでしょう。

「ハロー!ハバ ルック サー(こんにちは!ちょっと見ていってよー おにいさん(はぁと))」
最初は
英語で話し掛けてきますが、まずは無視です。買う気なし。無言で品物を手にとって
いろいろ吟味してみます。売り子はおもむろに
電卓を持ってきて、Tシャツなら50000と表示します。
ちらっと見て、また品物に目をやります。まだ無言。

「ハロー ミスター ディスカゥント オーケー(ちょっとおにいさん 安くするわよー(はぁと))」
そこでおもむろに
「ブラパ イニ?(これなんぼ?)」インドネシア語で答えます。
ちょっと目じりをピクっとさせながら、40000と入力し始めるところを制止して
「イトゥ ティダ ウサー、クナパ マハール ヤ ブー.カロウ ヤンイニ、、、、スプル ヤ」
(そんなんいらんで、なんでそんなに高いねん、おばちゃん。コレやったらやな。。。10000ルピアやな」
注)正確には10000はスプル(=10) リブ(=1000)なんですが、リブを省略する方が多いです。

ココまで言ったら向こうも
オールインドネシア語になるので、わからなくてもいいので
なんせ
数字と簡単な言葉だけは覚えていきましょう。
僕の経験では
現地の言葉を話したほうが、値切りが早いです。その土地に精通していると思われるので。
もちろん精通してなくてもかまいませんw
下記にあげる
「指さし会話帳」でまず簡単な挨拶や数字、こそあど、疑問詞を覚えて
忘れる前にお店で練習しましょう。大丈夫、うまくいかなくても隣の店で同じ事をやればいいんです。
同じモノはいっぱい売っています。
練習練習

極論、英語も話せずに
日本語のみの方もいると思います。
ここから話す部分は言葉はあまり重要ではありません。
態度です。姿勢です。
是非応用してください。

さて、
値段交渉ですが
10000と言って10000にはなりません。あなたはまず
これが10000であると言う確信を持ってください。
スーパーに行って同じようなものが20000ルピアで売っていたら、これは10000ルピアで買えます。
衣料品やお土産は半額で買えます。食料品はだめですよー。食料品はスーパーのほうが安いです。

ひとつだけ買うの場合、10000は難しいですね。
2枚か3枚は買ってあげましょう。
なのでできるだけ
まとめて買うほうがいいですね。
さて、やり取りの続きです。

「ティダ ビサー、イトゥ ティガプル(できないよ。それは30000ルピアだわ)」

「カロウ サヤ ブリ ドゥア ルンバル、ブラパ ヤ?(ほな2枚買ったら、なんぼ?)」

「リマリマー(55000ルピア)」
注)正確にはリマプルリマ(=55) リブ(=1000)ですが、リブは上記のように省略。
リマプルリマ といったり リマリマといったりそれはどっちもあります。

「マハール ヤ ブー、いらないわ」
ちょっと日本語もかましつつw立ち去ろうとします。
「オウ トゥングー、リマプルー(およよ、ちょっとまって、50000でいいわよ)」
そこで立ち去って少し遠くから
「ドゥアプルー(20000ルピアー)」
そう言うと、お店の軒先から
「ティガプルー(30000ルピアー)」
決して追いかけてはきません
。店先で止まっています。そしてこのやり取りは
向こう三軒両隣の同じようなものを売ってるおばちゃんたちがほほえましく見ていますw
「ドゥアプルー」
ここで
25000と言えば確実に買えます。時間がないときやどうしても欲しいときはこの時点で買ったらいいと思います。
ただ僕は概して時間がありこのやり取りがすきなのと底値を知りたいので
20000にならないのなら、また10mほどいった店に入って同じ事を聞きます。
ただこのやり取りで25000で買えることがわかりますので、提示金額をもっと下げてみようと決心するわけです。

そして次の店での提示は
3枚買おうと思うのと、最初からインドネシア語で話していきます。
そしてこちらから
積極的に声をかけます。
「スラマシアン ブー、ヤン イニ ブラパ?(ちは!おばちゃん、これなんぼ?)」
「ンパットプル」

遠目でやり取りを見ていたのか、2軒目は安く始まることが多いです。
「カロウ ブリ バニャッ、ビサ タワール ヤ?(多く買ったら安くなる?)」
「ビサー(いいよ)」
「ヤン イトゥ ダン イトゥ ダン イトゥ、スムワニャ ブラバ?(あれとあれとあれ、ぜんぶでなんぼ)」
「ドゥラパン プル(80000ルピア)」
それを聞いて、
「ドゥア プル(20000ルピア)」
ここで相手の反応を見ます。
この金額はあまりに安すぎです僕は3万5000ルピアで買おうと思っています。
自分の最終金額を決めて、それよりも2,3段階下の金額を提示します。
「ティダ ビサー(だめだよ)」
「ドゥア リマ(25000ルピア)」
「サヤ バンクルー(倒産しちゃうよー)」
「じゃぁ、ティダァー(じゃぁ いいよぉー)」
と、また帰りかけます。
「オウ トゥングー、リマプルー(ちょっとまって、50000ルピア)」
「ティダー、ティガプルー(だめ、30000ルピアやね)
「ミンタ スディキッ、オンコスニャ マハール(もうちょっとあげてよ 送料もかかってるからさ)」
「ラストプライス ブラパ ヤ?(最後の値段はなんぼ?)」
「ンパット プル(40000ルピア)」

ココまで来たら
クロージングは見えました。
「ティダァー ティガ リマー(だめー 35000ルピアやね)」
ここまで言って、
去り始めましょう。
2歩ほど歩いたら、
「・・・・OK」
とぼそっと言います。

袋にTシャツを詰め込んで、ぼそっと
「テリマカシ(ありがと)」
と言う位なら、
相場で買えた事でしょう。
「テリマカシー!!(はぁと)」では、ちょっと高めです。おそらく。

まぁ ここまでやるのは
半分趣味なので、みなさんにお勧めはしないですが
一度やったら病み付きになるかもw
向こうとしても、赤字では出しませんので利益は出ています。
罪悪感にかられなくていいですよ。
ただカモな日本人からあまり儲けられなかったので、
ちょっと残念って感じでしょう。
でも、多分
5分後には忘れて隣のおばちゃんと話をしていると思うので
あんまり気にせずに。
おぼちゃんも儲かってるんですからねw

あ、けっして怒ってはいけませんよ。
東南アジアの人たちは、
怒りを嫌います。
腰に手を当てたり、腕を胸元で組む
のはよくありません。
何事も笑いながらやってくださいw

■おすすめの本

指さし会話帳 インドネシア語

インドネシア バリ島 でのお買い物にw
本番ではこの本を見せてはいけません。
この本を見せるのは友達つくりのときです。
交渉前に見ておきましょう。
ビニール系の表裏表紙なので
少々の雨に濡れても大丈夫。いつもかばんに入れておきましょう。


指さし会話帳 中国語

中国や各国チャイナタウンでのお買い物に。
東南アジアの経済は華人資本が握っていますので
チャイナタウンはどこにもあります。
そこでは中国語も使えます。


指さし会話帳 ベトナム語

ベトナムは
ぼりぼりふっかけが多いです。
交渉はきっちりしておきましょう。
紙に書いて値段を明示するのが
トラブルを避ける元です。
口約束は極力止めましょう。


指さし会話帳 タイ語

タイは東南アジアのものが全部集まります。
しかし
輸入品は若干高くなるので、本格的に仕入れる方は直接行った方が
半額以下で買えるでしょう。
特にウィークエンドマーケットは一度に各地のものが買えるので便利ですねw


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