(1)建物の被害状況


図   震災前の「藤和芦屋ハイタウン」)

資料:販売パンフレットより

@建物の傾斜
A棟(西側)      525mm(約 1°;中破)
B棟(真中)      774mm(約1.5°;大破に近い中破)
C棟(東側)      25mm(約1/20°;軽微に近い小破)

A建物の水平移動
C棟を基準として、A棟、B棟が西に約150mm移動

B基礎の被害(調査した杭の被害)
杭の場所 杭頭部の傾斜 杭孔内TVカメラ観察結果 
(フーチング下端からの距離)
北方向 西方向
B棟 山側
1/54 1/21 2.5〜5m間に多数の全周又は部分的なひび割れ
7〜8m間に全周にわたる大きなひび割れ
中央
1/117
〜1/39
1/50
〜1/7
2.9〜3.7m間で杭体破断
6〜10m間に多数の部分的なひび割れ
海側
1/5 1/5 2〜2.5m間で杭体破断
7〜8m間に全周にわたる大きなひび割れ
C棟 山側
1/100 1/100 3〜6m間に多数の部分的なひび割れ
8〜8.5m間に全周にわたるひび割れ
中央
1/79
〜1/21
1/460
〜1/44
2.8〜3.6m間に全周にわたるひび割れ
6〜10m間に多数の部分的なひび割れ
海側
1/67 1/7 2.5m付近で杭体破断
7.5〜9m間に全周にわたる大きなひび割れ





Cその他の被害
 ・戸境壁(耐震壁)の亀裂
 ・雑壁(非耐震壁)の亀裂
 ・設備配管の破損(高架水槽・建物周辺)
 ・外構部分の亀裂、沈下
 ・専有部分の被害(ガスボイラー、システムキッチン、バスユニット、内壁など)










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