てんたま軍ウイルス対策本部

ウイルスとは

寄生プログラムで、ユーザーの許可なく、またユーザーが気付かないうちにコンピュータに侵入するように意図的に作成されています。寄生という言葉を使ったのは、ウイルスがファイルかブートセクターに付着し、増殖して広がるためです。増殖以外はほとんど何もしないウイルスもありますが、プログラムとシステムの処理速度に重大なダメージや影響を与えるものもあります。害がないと仮定してウイルスをシステムに放置すべきではありません。


ウイルスの種類

コンピュータシステムに感染する方法から、次のように分類できます。


ウイルスの影響

感染したプログラムを実行するか、ブートレコードを読み込むまで、ウイルスは活動しません。ウイルスは、起動されるとコンピュータメモリーにロードされ、トリガーイベントを実行したり拡散したりします。感染したシステムで使用したディスクは、ウイルスを別のマシンに運ぶことがあります。掲示板からダウンロードしたプログラムも、ウイルスを拡散します。データファイルはウイルスを転送しませんが、ダメージを受けることがあります。


ウイルスの特徴

ウイルスには、次のような特徴がありますが、通常は複数の特徴を合わせ持ちます。

注意
ウイルスには、ウイルス検出プログラムごとに別の名前が付いていることがあります。


トラブルシューティングとウイルス感染

ウイルス検出プログラムは、ウイルス感染を防ぐもっとも良い方法ですが、全員がウイルス検出プログラムを持っているわけではなく、また新しいウイルスが開発され続けています。トラブルシューティングプログラムやシステムプログラムは、ウイルスの存在を示す徴候を探します。プログラムがウイルスをメモリーから除去しても、ファイルが感染していないということではありません。

次のようなことがよく報告されています。


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