裏磐梯長期滞在7日間の旅2023/6/04〜10

トラピックス主催の裏磐梯長期滞在7日間の旅をしました

 6月4日〜10日までの裏磐梯長期滞在のたび       

       6月4日仙台空港を経て裏磐梯へ 

裏磐梯

 4日は移動日で伊丹から仙台空港へANAで向かう。その後たらピックスが手配した郡山交通のバスで裏磐梯を目指した。<裏磐梯での滞在はActive Risorts Risorts  裏磐梯である。判りやすく云えば旧の裏磐梯ロイヤルホテルである。部屋は比較的大きいツインの部屋である。もちろん温泉で、大きな露天風呂付きである。 サウナ風呂も併設され、快適な温泉である。但しお湯は大浴場は加水加温、露天風呂は加温循環である。またホテル内では浴衣での滞在が可能で、温泉旅館と同じである。 食事は2食付きで朝夕ともいわゆるバイキングである。
 ホテルには毎日多くのツアー客が出入りしている。トラピックスやクラブツーリズムは勿論、インバウンド関連では福島空港の台北直通便運行により、 台湾からのツアー客が大勢ホテルに来ていた。もっともほとんどのツアーは1泊であるようだ。あちこち行くのも良いが、夕方遅く着き、朝早く出発するこの手のツアーは 私にはもう全くついて行けない世界である。

       6月5日五色沼ハイキングと喜多方探訪 

  喜多方  2日目は朝9時30分郡山交通バスで出発、ホテルから歩いて5分にある五色沼の一つ毘沙門沼から赤沼、深泥沼、竜沼、弁天沼、るり沼へて柳沼に至約2時間の五色沼 探勝路を地元のガイドさんの案内で散策する。終点は裏磐梯高原駅のある桧原湖畔である。ここで昼食をとる。
 昼食後は喜多方市に向かう。この日予定されていた安達太良山ロープウェイが強風のため運行停止とのことで、急遽行き先変更である。喜多方では喜多方ラーメンセンターにバスを止め 約2時間の喜多方市内自由探訪である。倉の町であるというので酒蔵を中心に市内をぐるりと回った。時間の関係で町を半周、4Kを歩いた。 酒倉とラーメン屋とお土産屋の建ち並ぶいい町であった。町から飯豊山系の残雪を頂いた山が輝いて見え感動した。信州北アルプスの光景にも負けないものでした。

       6月6日 安達太良山ロープウェイと会津若松探訪 

  安達太良山 若松城  3日目も同じバスで9じ15分出発。先ずは昨日強風でロープウェイが停止していたあだたら高原リゾートへむかう。ロープウェイに乗って、高度差400m 7分間で1322mの薬師岳山頂に着く。ここから安達太良山1700山頂へは1時間半が標準タイムとのこと。勿論私たちは薬師岳で終わりである。機会あれば安達太良山山頂を極めたい。 今回挑戦の磐梯山より更にお手軽に思えた。
 午後は会津若松である。安達太良山からは結構遠い。午後1時前に会津若松城そばの会津会館の駐車場にと着く。2時間半の自由時間である。食事を済ませて、先ずは若松城を観て廻る。 以前天守閣には登ったことがあるので、城を一周して、すぐそばの福島県立博物館を訪ねる。ちょうど春の企画展「GoGo!5世紀」展、東北地方中・南部の古墳文化展をやっていた。 もともとこの博物館は縄文・弥生・古墳時代の展示が充実している。機会があれば訪ねたいと思っていたので、この機会を博物館の見学に費やした。
 会津から浜通のいわきかけて、古墳文化が栄えたのであるが、あの原発の事故のあった双葉町のC戸迫横穴墓は装飾古墳であり、九州王朝の影響が色濃く残っていると思われる。 福島県古墳群のこれからの研究に注目している。また機会あれば是非に訪ねてみたいところでもある。  

       6月7日 単独で磐梯山1816Mに登頂する 

  磐梯山頂上
 ホテルをタクシーで8時出発し八方台登山口を目指す。8時20分には八方台登山口に到着した。登山届けや、トイレを済まして8時30分に登山を開始した。9:00中ノ湯、10:10弘法清水、 11:00頂上到着。磐梯山1816mの登頂に成功する。11:30下山開始、11:55弘法清水、13:00お花畑を経由して展望所、13:50中ノ湯、14:30八方台登山口に帰着し頼んでいたタクシー にてホテル15:00着。
猪苗代湖
 磐梯山の登山口は6ヶ所ある。私が選んだのはその中でも一番の初心者コース、標高差600m強の八方台登山口である。小学生が集団登山することでも知られているとかで、 登り利いですよととのアドバイスをホテルの方に頂き選んだ。実のところホテルの近くには裏磐梯登山口がある。しかし夏季は残念ながらリフトは動いていないので、 スキー場の分標高差が加わり登頂にはおよそ1時間以上余計に掛る。下りも同じく1時間余計に掛るとのこと、アドバイスに従って裏磐梯登山口からの登頂はやめることにした。
  さて登りはほぼ標準時間で登り切ることが出来たのですが、下り始めると足に疲れが出始め、標準時間を大きく上回るペースでしか下ることが出来なかった。多くの人に 抜かれてしまった。 下山開始の頃はタクシーの予約時間までどのようにしたら良いかなどと思っていたが、中ノ湯に着いたとき「15時予約で良かった!」などと思いながらへたり込んで休憩していました。 階段のようになった岩がむき出しの道を下るのに、一歩一歩足場を確保する歩きは普段使わない筋肉を酷使するのだと感じた。然別湖での経験を教訓にして、 登山用のストックを持っていていたのでなんとか無事下山できたと実感している。心配した明くる日も何とか歩けました。

       6月8日 五色沼周辺を散策  

五色沼   磐梯山登頂を成功させたので、この日はのんびり周辺を散策した。ホテルでは昼食が捕れないのでどこかへ出かけなければならない。近くの裏磐梯ビジターセンターを訪ねたが、 路線バスはなく、どこかへ移動はタクシーのみといわれ、仕方なく桧原湖から五色沼を一周することにする。初日のハイキングの逆コースを歩き毘沙門天沼の食堂で 昼食をとることにして歩いた。ウォーキングは3時間程度であったが、前日の疲れもあって結構しんどかった。

       6月9日 塔のへつりと大内宿  

大内宿  いよいよ最後の日である。この日は塔のへつりと大内宿を観光する。先ずは塔のへつりであるが「新観光名所福島三十景」に選ばれ、河食地形の奇形を呈する好例として 国の天然記念物に指定されていると云う。「へつり」とは会津の地元言葉で厳しい断崖をいうとあった。一度行けば十分であるが、この近くに大内宿があり、観光バスの立ち寄る ところとなっているようであった。
 次にいったのが、テレビでもよく出てくる大内宿である。江戸時代そのままの村が残っているとのことで沢山の人が訪れるようになった。藁葺き屋根の家が数十軒残っていて、 今でも住んでいるそうである。どの家も食堂か土産物屋かをやっており、多くの観光客で賑わっていた。もっともそれほど古く珍しいものではないので、 白川郷の合掌造りなどの方が見応えはあるように思えた。
ネギそば名物のネギそばを頂いたらお土産を観て廻る以外にすることがなく時間をもてあました。一度は行ってみたいと思っていたので これでここも十分という気持です。なお一人旅で列車とバスで訪れるには大変なところと再認識した。
 最後に猪苗代湖のお土産屋によってこの日の観光を終えた。  

       6月10日  仙台から一路京都へ   

     ホテルを9時15分に出て、一路188Kを走り、仙台空港を目指す。帰路はJAL便である。往路はANA便で最新の設備で快適かつ飽きない空旅であった。モニターがそれぞれの席に備えられていて、 今どこを飛んでいるのかとか、前方の景色とか、下方の景色が切り替えで見られ、窓際ではなくても十分楽しめる飛行機であった。
 一転JAL便は古い狭い飛行機で、2人掛けの通路側にいるのに、全く外が見えないという代物でした。これではANAに負けると感じた復路でした。

  


 

            
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