然別湖連泊4日間の旅2019/10/23〜26

北海道4日間格安の旅を発見

 北海道は然別湖畔温泉に3泊4日朝夕食付き43,580円の旅行広告を見て、直ちに行くことを決め申し込んだ。それはクラブツーリズムの小さな広告である。 10月に入っての北海道旅行であるが、それにしても安い。普通に行くと片道の飛行機代である。その代金で、然別湖温泉に3泊できて毎日2食付くというのである。 もっとも然別湖は帯広から内陸に入ったところにあるから千歳空港では移動時間が多すぎるので、帯広空港を利用する。伊丹から直接の便は少ないので羽田での乗換便になる。 4日の内2日は移動と言える行程ではある。飛行機会社も、ホテルも空気を運んだり泊めたりするよりましと云うことであろう。 毎日が日曜日の年期暮らしにはとってもお得な旅行に思えた。

1日目 羽田で乗り継ぎ帯広空港へ

 伊丹空港11時30発羽田便に乗り、羽田13時15分発帯広行に乗り換える。15時前に帯広に到着して、迎えのホテルバスで然別湖には17時前に到着した。 ゆっくりと温泉に浸り、翌日の予定を立てる。
 飛行機に一日に2回も乗るのは余り気持の弾むことではない。なんと云っても魔の3分間を4回味合うのであるから!?しかし羽田は広い、伊丹便を降りて 帯広便の出発ゲートまで優に20分ぐらい歩き続け無ければならない。昼ごはんは事前にとっておいて下さいと云われていたことを妙に納得した。同じJAL便 であるからゲートとしては近いはずであるが羽田空港の端から端まで歩いたような気になった。店も多くあり空港全体ではどれほどの大きさかと感心した。 羽田空港は確かに東京にある空の玄関のはず、が、外に出ることはないので東京に滞在或いは立ち寄ったいや通過したという気分すら全くない。ある種不思議な感覚を覚えた。

 

2日目 く白雲山(ちびる山)登山に挑戦

 安い旅に飛びついて、何をするのかもよく調べていなかった。ホテルの周りは然別湖休養林といって、ちょっとしたハイキングコースがあった。 比較的簡単そうなホテルのすぐ近くにある、1186mの白雲差を目指すことにした。標高差400mぐらいで、頂上まで1時間半ぐらいとあった。 久々の登山で結構きつかったが、時間通りで登頂に成功した。
 そのまま引き返すつもりであったが、頂上で出会った人が同じホテルの宿泊客で、別の下りを行くというのでついて降りた。 それでも未だ時間があったので、天望山1178.6m通称くちびる山にも挑戦することにした。お昼過ぎには頂上に着いたのでここまでも結構順調であった。
 さてここからどのようにホテルに向かうかであったが、少し湖畔沿いに長くなるコースは未だ通っていないが時間的には可能だったのでその遠回りのコースで降りることにした。  問題のこの下りのコースであるが、荒れたコースでコース時間を大幅に上回り疲れるコースであった。疲れ果ててホテルに着く羽目となった。     


 

3日目 筋肉痛で歩くことが出来ない!

 日頃比較的歩いているものの、山道はやはり使う筋肉が別のようで、朝起きて見ると筋肉痛で足が動かない。普通に歩くことができない。朝から温泉に入り、 あしを癒やすがそんなことで直るわけもない。名物のナキウサギを見に行くと考えていたが、どうにも普通に歩けないのでこれを中止した。仕方が無いので、歩くこととは無縁の ホテルそばの遊覧船での然別湖遊覧船に先ずは乗る。
 午前中は何とか時間は過ごせたが、午後は山登りも、ウォーキングもだめなので、仕方なく湖畔を這うように歩いて時間つぶしである。もう少し歩ければ 名物ナキウサギを……と思いながら過した。   


 

4日目 羽田乗り継ぎで一路京都へ

 4日目は帯広空港から羽田で乗り継ぎ伊丹へと帰った。乗り継ぎ便で羽田に降りるとき、富士山が綺麗に見えるのがなんと云っても良い景色である。 北日本から羽田に降りるのであるが、富士山を右手に見ながら着陸がコースのようである。以前にも乗り継ぎで羽田に降りたとき同じように富士山が見えた。 ちょうど夕方でもあり夕日に映える富士山をスマホの待ち受け画面にした。 
 羽田の中で夕食を取り、無事伊丹に到着しモノレール阪急を乗り継ぎ帰京した。なお羽田の食堂街の大きさには目を見張るものがあった。     


 

            
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