2004年を終わるに当たって 自分史の回顧と展望
2005年新年は我が家で迎えることになる
2004年は長崎で新年を迎え、鳥取と札幌に一人旅で出かけた。2005年の新年にかけては、年末31日までの仕事に追われ恒例の正月一人旅は出来なかった。
連れ合いとは春には玉造温泉、秋には日光に旅行した。あとはもっぱら京都を歩くで終わった。
一人旅が減ったのは仕事が忙しくて計画的に休めない事情があった。旅行を十分な時間をかけて計画できない結果、旅費を節約できないという決定的問題を生んでしまう。数カ月前から目的地を決め、安く挙げる方法を見つけちょっと意味のある旅を準備するといったことが精神的にも現実的にも出来ない一年であった。
2005年こそ青森八戸への旅を実現したい。また北海道にも再度のチャレンジしたいと考えている。近場では北陸から新潟方面を実現させたい。小生のモットー「歩いて町を知る」をもっと充実させたい。
秋には昨年結婚した肇佳子一家に遼が産まれた。健康な男児である。当然にも小生にとっては初孫となる。子供より孫の方が可愛いというが、まだ孫はよちよちもしないのでその様な実感はない。とはいえ我が家では孫の写真にと500万画素のデジカメを購入し、最新の8色プリンターを新調した。すでに立派な爺婆ぶりを発揮している。
昨年秋からの五十肩はこの夏にはようやく気にならない程度に回復した。但しやはり右手より左手の方が良く動く。今秋は右手が治った分左腕の関節が痛み出した。来年この左が患わないことを祈っている。
休日のウォーキングであるが、酷暑の7−8月はあまり歩けなかった。ちょっときつめに歩くと股関節が痛み出す。とっとと歩くからぶらぶら歩くに変わりつつある。来年こそは京都ばかりでなく歴史の勉強なども兼ね、近場では近江路も歩こうと考えている。近江路は山川出版の近江路散歩24コースに挑戦する。なお今年の課題であった六地蔵巡りは春までに完了した。
体調管理というかダイエットに関しては特に変化はない。強いて言えば、夕食時のお酒が若干増えた気がする。仕事がきつい分ついつい晩酌を取ることになる。夕食に酒を飲みうたた寝をして床にはいるという生活になっている。一層の体調管理が必要である。体重は65キロをキープしているが、最良は63.5キロぐらいと思う。この1.5キロはなかなかのものである。わずかであるがこの一年減らすことが出来なかった。来年の課題としてしっかり確認しておく。
2004年の釣行はついに0回になる。
仕事が忙しいこともあり、一度も釣りに行くことがなかった。
師匠が忙しいのが最大の原因ではあるが、一人で行く気力がないのも事実である。体調不良の一年と言ってもいい年であったように思える。
財産形成
来春一月にローンの繰り上げ返済をする。この結果元金ベースで900万の返済を実現した。ちょうど半分を返済することになる。今年は株式投資で昨年以上の結果を挙げ、くわえてバブル期の定額が満期を迎え、さらには財形を取り崩しなんとか繰り上げ返済にこぎつけた。
それと6月と12月のユニセフへの寄付も一万ずつであるがなんとか出来た。出来ればもう少し増やしたいのであるが……
残り定年までの4年と半年でなんとか住宅ローンの完済をしたいと考えている。この借金返済計画の成否は実のところ株式投資の結果に大いに左右される。来年以降最低でも年100万単位の投資利益が実現しないとこの計画の実現は難しい。06年までの企業業績見通しは明るいとのこと。まずは05年の株式売買で一気に貯め込むことを目標にしたい。
05年は鉄鋼(新日鐵、住金、日新鋼)と宇部興産を売り抜けて利益確保を実現させたい。
06年が業績のピークと想定すると、来年秋頃株価のピークを迎えることになる。5月連休前後の売買で一度目の利益確定実現し、さらに秋のピークでの利益確定、売り抜けを実現し一気に05年の目標を達成させたい。
さらに額面割れに挑戦した松村組は、今年秋に入って低迷してきたが、新年を前に若干動気づいてきている。05年本格再建のめどを立てることに賭けてじっと持ち続け、06年以降での売り抜けを実現させたい。
日立造船も06、07年には業績拡大が見込まれており、05年は無理としても06年には利益確保を考えている。
一方老後資金として開始したさわかみ投信はこの一年順調に推移してきた。大和の武蔵と野村の日本戦略ファンドの含み損は、さわかみ投信によって解消することが出来た。設定らいで複利にして年率4.62%で運用できた。今年に限れば15.2%を実現した。
さわかみ投信の運用目標は毎年15%の運用である。ようやく始まったばかりであるが、この15%ペースがつづき今の積立を続けると、65才を迎えるときには一千万を越える財産となる。夢であるが実現不可能な計画ではないことだけは確認しておきたい。今後十年の経済成長に期待したい。
さてこのさわかみ投信積立の支えは毎年の勤労収入である。今年の税込み給与所得は昨年を若干上まわることになった。実感としては差以上に相当ハードに働いたのであるが、やはりベースダウンが大きく響いて若干越えるに過ぎなっかた。しかしこの低収入時代に若干でも上まわったことを喜びたい。
2005年はよい年であるよう願う
今年はイラク戦争も終わりを迎えることがなかった。平和どころかより一層世界的戦争危機の中に入ってしまった。日本ーアジア、日本ーアラブの関係もより緊張した関係に入っている。自衛隊が海外で戦争することも絵空事でなくなるような情勢である。
さらに大地震の惨禍は、南北問題の深刻さを改めて示した。
この現状を少しでも変えていくことが必要である。少しのことでも行動することが必要である。
一方この現状を変えるには、一歩の行動のためには、自己の生活基盤の確立なくして何もできないのが現実である。現状は寄付一つ増やせないのが現実である。
このような時代になんとか押し流されずに生きていくよう、一層気を引き締めて、とにもかくにも生きる基盤を作り上げていきたい。
定年後を展望できる、人生最終章の充実した生活へ、出発点形成の基礎づくりの年としたい。
記 2004年12月吉日