もうちょっと言わせろ!
グランディアX激バレレビュー


そろそろネット上で見ることのできる個人のゲームレビューや感想が多くなってきました。
(First-Endまでしかやってない人のレビューについてはどーでもイイです)
ストーリーについては酷評が多いですね。

「グラ1・2と比較云々」は…ですねぇ。
エクストリームのストーリーテーマが「簡単すぎて、身近すぎて」よく解らなかったんだな、と思い至りました。
いや、皆が気付いてるのですが、それがそんなに重要で大切だとは思わなかった。
私の中では「エクストリームもきっちりグランディア」です。
…そう思い至るまですごい時間がかかりました。
私も、エクストリームのテーマがそんなに重要で大切なものだと気付くのに時間がかかったというコトです。

いろんなレビューサイトで見ましたが、ストーリーに対しての酷評が多いのは、非常に残念ですね。
キャラも魅力無いとか感情移入できないとか、多いですねぇ。

じゃあ、私もストーリー・キャラの構成などに対して批判してみよかと思ったり。
これでいいかなーとも思ったのですが、やっぱり私も酷評なんです。欲望は果てしないのです。(笑)


ゲームを始める前に教えておいてほしかったこと。
二部構成だぞ。っと。
「ストーリーを追わなきゃいけない(精霊暴走に始まるクァン・リーの災厄)」という一部と、
「のんびりゲームを楽しめ(エヴァンの個人的な冒険+仲間との交流)」という二部。
一部が終わった時点(グランディアのテーマを聞き終わって)で、やめてしまった人も多いのではなかろうか?
ゲーム雑誌なんかに「二部構成らしいコト」を書いててくれればよかったのに。
あ、いやいや、それよりも、何故一部でやめるヒトがいるのか?
一部そのものに問題があるからではないだろうか?


ウラ設定にする必要があったのか?
攻略本、買った人〜?
えにくす小説版、買った人〜?
設定資料集、買った人〜??
上の質問で「はい」が無かった人には、あんまり…どころかサッパリわかんない人が大多数のがグラXのストーリーでは?
(私は攻略本は持ってません・汗) 無くても考えればわかる…こともあったけど、それ以上に謎な部分が多すぎ。
ゲーム中で、キャラ・世界観などの設定が置き去りになりすぎです。

ティトがアルカダとノーチスのハーフだとか、
クロイツが昔、エヴァンと一緒に地導師修行しただとか、
ノーチスの急成長した理由とアルカダとの国境紛争・休戦に至る過程とか、
50年前に始まった精霊暴走の詳細、被害状況、それ以前の遺跡のこととか、

一応、ヤバげなのは反転で隠したよ。意味無いけど。→GA&えにくす
隠す必要がどこにあった!?と問いたいぞ!!

ティトとクロイツについては、PS2の説明書に一行書き加えればそれでよかったのでは!?
民族紛争・歴史については、OP映像で短く軽く触れられているけども。音楽と絵がキレイなのに話が食われててよくわからんのだ。せめてOP映像に説明文を入れるだとか、やっぱりPS2の説明書に書き加えててもよかったのでは?
50年前の話については、タル酒屋のじーちゃんとか、ひなたぼっこのじーちゃんばーちゃんに詳しく語ってもらってもよかった。あやふやにしないで欲しかった。
遺跡の歴史なんかは、スペクトや科学士官たちに語って欲しかった。RPGらしく、ね。
精霊暴走の被害なんかもね。一応3人のキャラが話してくれたけどね。
「精霊暴走を止めたい!」とプレイヤーに思わせるような説得力があるのは…ミャムの話くらいかな。ブランドルとジェイドの話は、個人的感情が入りすぎてて(いや、それはそれでいいんだけども)いまいち説得力に欠ける気がするのな。
クァン・リーについて説明不足というご意見もアリですが、元々未知の存在だったので、私はその点は気にしてないです。

「いちいち説明するとプレイヤーの想像力が阻害される」「重くなる」かもしらんけどさぁ。
やっぱりな。RPGらしく会話の中に盛り込んで、知るも知らぬもプレイヤー次第という選択権とか、…とか、…とか………。
もーちょっとなんとかならんかったんかい!?→GA&えにくす!!!(泣)


キャラの魅力が無い!?
な、な、な、無いですか?(汗)
「キャラ萌えしなくちゃ良さがわからん」
ひょえぁ〜!返す言葉がわかりません!(「そうだ」とも「違う」とも言えない)
だってー萌えちゃったんだもーん!(開き直りだ)

確かにね。カーマインはチチがでかくてお色気で押す。ミャムはパンツが見えそうだ。ルティナもねぇ、いかにも狙ってます!という雰囲気だ。
男キャラは、ブランドルとウルクがパワー系でカブっちゃった。ジェイドはカタブツ=わからず屋だ。ティトは…CVにびびる。(好きやで〜保志くん!・笑)
主人公、エヴァンは、ストーリーを負わせるにはキャラが軽すぎる。

実際は少し違うでしょう。
最後までプレイすれば、もうちょっと解る。
設定資料集や既刊の本などを読めばもっと解るんだけども。
設定資料集2300円にはものすごい価値がある。
じゃあ、ゲーム価格の7800円に価値は?…ねえ?どうよ??
ゲームをする人の全て、とは言わない。せめて1/3くらいの人に設定が理解されてなくては(結論を理解しろというのではなく、設定を…ですヨ)RPGとしては意味がないのでは?
「ストーリーの結論がわからない」とか、それ以前の問題でつまづいているような気がします。

プレイヤーがエヴァンと彼をとりまく人物・環境、それからストーリー展開についてゆけーん!
そういうレビューが多い。全く持ってそのとおりだと私も思う。
そしてそれはとても残念なレビューだと思う。

じゃあ、なんで??
…私、こんなにハマっちゃったんでしょーか?(笑)
戦闘が楽しい。そらもう楽しい。
キャラ萌えしちゃった。
それ以外に…。
「隠されてると気になる!ごっつー気になる!…勝手に考えていい?」
という同人根性だ。ああもう勝手にさせてくれ。
無ければ無いで考える。これが楽しくって何が悪い!?(また開き直りかぃ?)
謝ろう。ごめんなさい、GA&えにくす+純粋なファンの皆様。
「サクラ大戦じゃなくって、グラXだった」
私の場合それだけだ。大神隊長よりもエヴァンに萌えたのだ。


レビューまとめ
「グランディアエクストリーム、他の人にオススメする?」
と問われれば、
「是非オススメする。いろいろ説明付きで」
となります。
解らない部分は自分で考えろ!と言いたいけど、言えないかもしれない。
戦闘は楽しい!文句なしに楽しい!
ハマれば戦闘だけで100時間はイケるサルゲーなハズ。


ええと。
ここまで書いておいてナンなのですが、
私はグラXが好きすぎてオカシイ人です。
そこんトコ、よろしくご理解ください。



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