グランディアU 日記、その7


20040222

さあ、神の剣に向かって出発だー!
フィフティフィフティ号に乗船する前に、エレナちゃんがちょっと落ち込み。
バカラ船長に「恋の悩みか?」なんて茶化されて、ちょっとだけ浮上。
みんなが船に乗り込んで、剣士の島よ、さよーならー!

夜の甲板で、眠れないエレナちゃん。
剣士の島で、リュードを救う為にミレーニアに頼ったことを後悔してる。
ミレーニアの心がわからなくて悩んでる。
そこに、リュードが来ましたー。エレナと話がしたくて。
「ありがとう。オレがにいさんのようにならなくてすんだのは、きみがいてくれたおかげだよ」
うわー素直に言えたねー!リュード、本当に変わったねぇ。
エレナは少しだけ素直じゃなくて、ミレーニアのことがわからないと言ってみたり。
「アイツにも礼を言ってやらなきゃな」
屈託なく笑うリュードに怒っちゃうエレナ。ミレ子はヴァルマーなのに!って。
エレナにはもう何がなんだかわかんない。
リュードにも、なんでこーなっちゃうのかわかんない。
…若いってイイよね。(年寄り…)

グラナクリフに沿って東、初めて大陸へやってきましたー!
と思ったら、マレッグがよく知ってる場所でした。ラッキー♪
バカラ船長とはここでお別れです。お世話になりました!
「出会いも別れもフィフティフィフティだからな!また会おうぜ!」
気持ちのいい海の男でした。また会おうぜっ!

森に突っ込む前に、マレッグが自分の故郷が近いから寄ってくれと言う。
そうだね〜。
マレッグの旅の目的ってメルフィスを倒すことだったから、もう帰っちゃうのかも?
けど、まあ、全ては一度帰ってから。

ゴーズの森、グラ1飛竜の森を彷彿とさせるなぁ。(笑)
敵のバリエーションが増えて、戦闘パターン楽しいです。もちろん基本は圧勝で。

森を進むと真っ黒に爛れたままの場所に着きました。
メルフィスが壊していった森、ヴァルマーの爪の封印があった場所です。
そこで、マレッグが「考え方の違い」をお話してくれました。
闇が何故悪なのか?全てがそうとは言えない。
エレナはグラナスの教えに基づいて懸命に反論するけど、いろいろと説得力が欠けてくる。
メルフィスはヴァルマーに支配されたが、リュードは支配されなかったこと。
ティオが闇の者とは思えないこと。ロアンも闇の民だけど、悪人じゃなかったこと。
マレッグたちナナンの民にはグラナスとヴァルマーという考え方は無くて、もっといろんなことが自然にあると考えられてる。
エレナ、カルチャーショーック!
とにかくナナンに行ってみようね。

思うがまま、感じるまま

ナナンの村に着いたー!
もちろんみんな獣人さんなんだけど、気のいい人ばっかり。
マレッグの友だから、みんなの友だって。強い信頼だね。
ここの人達は人の内面を嗅ぎ取ってくれる。
それぞれ説教臭いが(笑)みんないい人ばっかりだ。大好きだ。
ティオも人形扱いする人は誰もいなくて、みんな心を嗅ぎ取ってくれる。
面白いのは風車小屋と機織小屋。
風車は一本の木をくりぬいて作ってるそうです。おおー!スゴイ手間!
機織小屋のてっぺんには大きなミヤムシちゃんが乗っかってます。
中は子供ミヤムシちゃんが色とりどりの糸を出してくれてます。きれいです。ミヤムシちゃんの糸は気分によって色が変わるんだそうです。ミヤムシちゃんの気分も大切だけど、見る人の気分によっても変わるんだそうです。不思議。

マレッグおじさん、村の長老に帰還報告。
言葉は少なめだけど、大切なことはしっかり喋って、マレッグはこの先もリュードたちと、この世界で起こっていることを確かめる旅を続けてくれるそうです。
ありがたいなー。
「ところで、宴を催したいのですが。そこのお2人、手伝ってくださらんか?」
突然、村長さんがリュードとエレナにお願い事。
いいけどー♪何するの??

2人が連れてこられたのは試練の小屋。
そりゃー恐ろしいものが入ってる…らしい。
マレッグも入ったら絶対出てこられないし、小さな子供が入ろうとしたときには「死ぬ気か!?」と怒られたとか…。
そこに行け、と?まあいいけど…。
小屋に入ってみると、落っことされました。(笑)
中にはでっかいキャロ。指示通りにすると、ミニゲーム発生!
「光の木の実」を拾ってキャロに捧げるとその先にある「大地の恵」を頂けるそうです。
なんだかミニゲームが簡単すぎて…何が試練なんだかサッパリわかんない。(笑)
先の部屋でまた落っこちて、すごい匂いのコケの池でドロドロベタベタ。
帰る方法も、吹っ飛ばされる…なんなんだー!試練てー!?
リュードとエレナが戻ってくると、村人たちの目の色が変わる。な、なんか怖い。
「それが欲しかったんですわー!マタタビゴケのエキスがー!」
ああ、ドロドロベタベタの!?
村人がみんなほわわーになっちゃって宴がスタートでーす。

村長に「なんか余興やってー」と頼まれて、リュードはエレナに歌ってくれと頼んだ。
「神様の歌は今も嫌いだけど、エレナの歌は好き」
嬉しいこと言うよねぇ、この男は!(笑)

エレナが歌ってる間、リュードはトリに茶化されました。(笑)

ティオは村人が散々言った感情の話を考えてます。
ほんの少しだけ、感情がわかったようです。エレナの歌がいいという意味がなんとなく解かります。
自由に生きる、という意味を考えて、ティオのマスターは自分自身、ということになりました。
今までマスターだったマレッグのことを「マレッグ」と呼んだ瞬間、また別の感情らしきものが芽生えたみたいです。
それが心、なのかもしれないねー。

エレナの歌が終わると、ナナン村の人達がみんなで歌い始めます。
サイラムのお祭りでマウ族の子が歌って踊ってたのと同じ歌です。
エレナの神様を讃える歌ではなく、人と大地の恵の歌です。
その歌を聴きながら、愛の泉へ行ってみよー♪

泉の前でエレナとおしゃべり。
歌姫エレナちゃんは今まで神様のために歌ってたのに、初めて人に聞かせるために歌を歌ってとても新鮮だったみたいです。
その後続いたナナンの人達の歌を聞いてると、気持ちが通じ合ったような気がします。
よかったねー…
ちょっと沈黙。
「エレナ。この間、角にやられたときは本当にありがとう」
リュード、改めてお礼。前言った時に、ホントに感謝が伝わってなかった気がしたから、もう一度。
エレナはリュードにとって大切な…と続けようとして、エレナが茶化して終わっちゃう。
…なんでだ?テレもしないなんてー!?
それでもちょっと焦ってひとりで泉へ行っちゃうエレナ。

エレナにはリュードの気持ちに応えられない理由がありました。
ゼラ様から密かに言いつけられてた使命とかいうのがありまして。
神の剣を探す…だけではないらしい。
「そうよ、アンタはリュードを愛してなんかいやしない!」
水面が揺らいでミレーニア登場!で、で、で、でたー!
ミレーニアはエレナの想いなんてお見通し。使命とリュードを天秤にかけてるなんて、ミレ子には許せない。
「リュードはあたしのもの…ウブなアンタにも解かるようにしてあげる!」
な、何するのー!?
エレナとミレ子、入れ替わっちゃいました。

水飲みに行っただけなのに帰ってこないエレナを心配してるリュードにラブラブ状態で声かけるミレーニア。
なのに、リュードはつれないなぁ〜(笑)
「いつだってミレーニアは突然現れて、突然消えるんだ。話したいことがあっても」
うわ、ちょっと怒ってる感じがたまんないね!(笑)
ミレーニアのイキオイも止まらない〜。リュードスキスキ!
あんまりベタベタくっつくんで、リュードは戸惑っちゃう。なんで?って、あのなぁ…
「リュードのことだけだよ!あたしが考えてるのは!
 どうやったらあたしのこと好きになってくれるのかって、そればっかりよ!」
な、なーんて可愛いんだ!ミレ子ー!!
真直ぐすぎるミレーニアの気持ちを、今度はリュードが受け止められない。
そっぽ向いたミレ子の髪を撫でて、ぽつりとリュードも告る。
「きっとオレはミレーニアのことが好きなんだと思う。
 けど、オレにはエレナも大切な人なんだ」
「どうして?あたしが…人じゃないから?」
「違う!そうじゃないんだ」
とにかく2人とも好きなんだから仕方ないじゃん、と言うリュードにミレーニアは強引に迫る。だってミレ子には時間が無い…ってどういう意味なんだろう?

  あ!! チューしたー!

離れた瞬間、ミレ子はエレナに交替!
ぎゃー!エレナちゃんにバレたー!
てか、これはミレ子が強引にー…と説明したくても、エレナは誤解しまくって逃げちゃった。
あーあ。

エレナちゃん、リュードへの想いを断ち切るぞー!
いざ、ゼラ様のお言いつけを守って…何するんだろう??

次の朝、旅立ちの朝。
エレナちゃんはカラ元気!ミヤムシちゃんの糸が暗く沈んで見えるのが証拠。
あーあ、モテる男は大変だね、リュード。

さあさあ!神の剣まであと少しだー!



20040306

紫雲の塔

熱帯雨林風、ゴーズの森・東をズンドコ抜けて(本当に長い)突如開ける視界。

  すっごい風!

「神の剣はヴァルマーを貫き、ついには落ち、地はそこより爆ぜ、砕け、裂ける」
と、グラナスの経典にあるとおりなら、あの雲の中心に神の剣がある!
…一本の剣がそんなスゴい力持ってるのー?ドキドキ!
さあ、いくぞー!

またまたズンドコすすむ大地の狭間。バトルばっかりだなーこの辺。
荒地がだんだん砂地になってきました。
ってことは。
…とうとう神の剣の目前まで来たんだけど、すっごい風の壁!
どーやってこの先に進めばいいのー?リュードが体当たりしても通れません。
ふと、周囲を見渡すと、なんか散らばってる。

  壊れたティオがいっぱい。

ひとつの壊れた頭とティオがアンテナ使って情報交換。
無駄と判っていながら、この風の壁に突撃したらしい。そんで全滅。命令だったから。
「この風の壁は消すことができます」
ティオが指差したのはすぐ横の建物、デモンズロウ。
よっしゃー!行くでー!

デモンズロウの中は、なんだかサイラムの闇工場と似てるねー。
いろいろヘンテコなシカケがあるけど。
ムニョムニョー音がするロボは何ナンだろう…。
中ボス連戦!デュラム戦!ナーガクイーン戦!
抜けて、中枢へやってきました。
またティオ人形がいる。コレが命令を出してる人形らしい。
ティオにも命令する。
無理矢理ティオの頭の中に入って、神の剣を破壊しろ、邪魔するヤツは排除しろ、って。
一瞬、命令に従いかけたティオだったけど、マレッグを前にして戦うことはできませんでした。
もうお人形じゃないよ、ティオ!
命令に従わないティオは廃棄処分、中枢のティオとバトりまっせー!
おおー!すげぇ!同じ技を出しよるー!
ティオの技って綺麗だよねぇ♪
結局勝ってバトル終了。
ちょっと前まで同じ人形だったティオは、人形のティオと戦いたくなかった。
だんだん心を持つようになってきたティオ。
さあ!中枢の機械を破壊しちゃえば、グラナサーベルを壊そうとする者はいなくなる。
=グラナサーベルが自己防衛の為に出してる風の壁が消える。
ぶっ壊せー!
どかーん!

デモンズロウの外に出てみると、風が止まってる。
その、風の中心だったアタリを見てみると…

  グラナサーベル、でかすぎ!

見つけたー!はいいけどさぁ、塔が逆さに突き刺さったみたいになってるよー。
どうすんのよー、こんなの…。

「エレナ、よくやりました!」
突然後ろから、シレーネ様!?
なんでこんなとこにいるのー?
「わたくしはあなたを手伝う為にここに来ました。さあ、目覚めよ!ヴァルマーの体!」
なぬー!?
シレーネ様、自分の手を傷つけて流れ出た血と、騎士ひとりを生贄にしてヴァルマーの体を…
ああーそうだったのかー。神の剣はヴァルマーの体を突き刺したまま地面に突っ込んだのねー!
んで、その突き刺さったままの体を、シレーネ様が復活させちゃったー。
なぬー!?なんでそんなことすんのー!?
「エレナ、あなたは自分の役目をしっかり果たしなさい」
がびーん。役目って何さ?
エレナちゃん、一人で納得して、ミレーニアと入れ替わっちゃいました。てか、入れ替われるの!?
ミレ子、ごっつぅ不機嫌。
「ちぇっ。あっちの計画通り、か。ま、乗ってやるか!」
計画!?聞こうとする前に翼全開で連れてかれちゃう一同…。

着いたのは、ヴァルマーの体の中。中に入ってその中枢をやっつけちゃえば終わりらしい。
なんだかもー、グロいグロい!
血管も静脈だの動脈だの、グローい!
きもちわるーい道をいっぱい通って、中枢にたどり着いて、やっつけたー!
グラングラン揺れるけど、ミレ子は大丈夫だーって。でもミレ子とティオ以外はヘロヘロ。(笑)
ミレ子がヴァルマーの体を吸収しちゃいました。いっぱい吸収しちゃったね。
しかし、グラナサーベルも見つかったし、エレナとミレ子はこれからどうなっちゃうの?
「…そんなの、もうわかるもんかッ!」
ミレーニア、怒ってる。どうなっちゃうんだろうね。
「あたしは自分の体が欲しいだけなのに。ねえ、リュード。それって悪いことなの?」
うわ、切な。
そんだけ話して、ミレ子はエレナと入れ替わっちゃいました。

さあ、とうとう本当に手に入ってしまいました!グラナサーベル!

  改めて、デカすぎだってのー!

改めて、どうやってこんなのゼラのいるセントハイム法国まで運ぶっつーのよー。
「心配ありません。私が操縦します」
え?ティオ!?そんなことできんの?
ばびゅーん!とグラナサーベルの赤い部分、中央制御室に運ばれちゃう一同。
「グラナサーベル、起動します」
おおお、をををををを!

  と、飛んだー!!

なんだかもースゴイっす!
古代文明ブラボー!カミサマハラショー!
高いトコ飛んでます。ティオはセントハイムに着くように自動操縦にしちゃいました。
ほへー。すごいすごい。
とにかくコレでゼラ様からの依頼は完了だねー!
…と言うと、エレナちゃんは落ち込んじゃう。
ちょっとひとりで休みたい、とな。ティオに案内してもらって個室でオヤスミ。

エレナちゃん、一人でお悩み。
リュードも一緒にゼラ様の前に行っちゃダメみたいなこと考えてる。何で?
悩んでたら、ミレ子が鏡の中に出現。
「あたしはゼラってダイキライさ!いつも自由を奪おうとする」
「そんなことない!ゼラ様は私を救ってくださろうとしているのよ!」
うわ、喧嘩しちょる。
「自分が助かる為なら、世界を救うためならリュードがどうなってもいいっての?
 本当に安らかで幸せになれると思ってんの?
 安らぎは光がもたらすもんじゃない!闇が与えるもんだよ!」
「違う!あなたは邪悪なヴァルマーよ!消えて!もうあたしのジャマしないで!」
エレナちゃん、心を閉ざしてミレーニアを消そうとするけど。
消そうとしても消えないよー!と捨て台詞で消えちゃうミレ子。

お茶飲み休憩中のリュード、マレッグ、給仕さんティオ。(笑)
リュードはブツブツ文句ばっかり。
折角神の剣を見つけたのにさー!エレナってば態度悪いのー!
「リュードはエレナに誉めてほしかったのさ」
スカイがからかって茶化される。(笑)
………んー?

暗くなった。
あれ?
闇の日!?



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